化粧品の専門用語辞典【は行】です。
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白斑
皮膚の色が白く抜けてしまうこと。
美白化粧品を用いることで、この症状が現れる人がいる。
大問題となったのは、カネボウのロドデノール。
今なお、苦しんでおられる方もいる。
パッチテスト
化粧品を皮膚に塗布し、皮膚が赤くならないかどうか確認する手法。
メーカーによって、試験時間は異なるが、必ずしも行わないといけない試験でもない。
24時間、48時間、72時間などで確認する。(塗布するのは、24時間)
赤くなる場合、その人に、その化粧品は合わない可能性が高い。
ヒアルロン酸
表皮に存在する美容成分。
多量の水を抱え込める多糖類。
肌のハリ、弾力に深く関与する成分。
皮脂
皮脂腺から分泌される成分。
脂肪酸トリグリセリド、脂肪酸エステル、脂肪酸などが含まれている。
ビタミン
5大栄養素の一つ(タンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラル)。
体内での生理活動を潤滑に制御させるための成分。
水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンがある。
水溶性ビタミン(B、ニコチン酸、パントテン酸、C、H、葉酸、など)
脂溶性ビタミン(A、D、E、F、K、U、など)
美白表現
謳える表現は決まっている。
部外品の認められる表現
メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐなどの、それに類する表現
メーキャップ効果により肌を白く見せる効果に基づく表現
部外品の認められない表現
肌本来の色そのものが変化する旨の表現
できてしまったしみ、そばかすをなくす表現
化粧品の認められる表現
化粧品の場合、メーキャップ効果により、肌を白く見せる旨の表現のみが認められている。
お肌がほんのり白く見える美白ファンデ
しみ、そばかすをきれいに隠し、お肌を白く見せてくれます
化粧品の認められない表現
メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ
美白パウダーでしみ、そばかすが消えてなくなる
表示名称
化粧品を構成する成分の呼び名、名称。
一般的な化学名称とは異なるので、注意。
表皮
厚さ0.2mmの存在。
皮膚は、内側から、表皮、真皮、皮下組織からなり、表皮は、一番外側にある。
さらに表皮は、内側から、基底層、有棘層、顆粒層、角層(角質層)となっている。
防腐剤
化粧品を菌汚染から守るための成分。
菌をやっつける成分。
ex)〇〇パラベン、フェノキシエタノール
ポジティブリスト
化粧品に配合規制のある成分をまとめたリストのこと。