あひるの化粧品と戯れる日記

化粧品開発者が化粧品やそれに関する知識、情報などを発信していくブログです。たまに無関係なことも書きます。

【か行】専門用語

 

 

化粧品の専門用語辞典【か行】です。

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界面活性剤

親水性と親油性を持つ成分。

乳化に欠かせない成分。

【化粧品の基礎知識】界面活性剤の特徴と役割

【化粧品の基礎知識】界面活性剤の種類、特徴と役割」という記事でも書いています。

 

角層(角質層)

皮膚の一番外側にある。

外からの物理的化学的な様々な影響から身体を守っている。

角質細胞の中には天然保湿成分があり、角層の水分を保つのに大きな働きをしている。

 

 

カチオン界面活性剤

界面活性剤の一種。

水に溶けると、プラスに帯電する。

ヘアトリートメントや、柔軟剤に配合される。

【化粧品の基礎知識】界面活性剤の特徴と役割

【化粧品の基礎知識】界面活性剤の種類、特徴と役割

という記事で、詳しく書いています。

 

 

カチオン性ポリマー

コンディショニング成分。

カチオン界面活性剤と同様に、ヘアトリートメント、ヘアコンディショナーに配合され、毛髪のさらさら具合を演出する成分。

 

 

活性酸素

活性酸素、英語では、ROS(Reactive Oxygen Spicies)。

紫外線によって、生成され、肌老化の原因となる物質。

基本的に、美容業界では嫌われる物質ではある。

だが、生体防御やシグナル伝達などに関わっており、完全になくなると生きていけない物質でもある。

 

 

可溶化

水に油を透明に溶かすこと。

逆(油に水を透明に溶かす)も可溶化と呼ぶ。

【化粧品の基礎知識】界面活性剤の特徴と役割」という記事でも書いています。

 

 

顆粒層

 

 

機械練り

石鹸の製造方法の一つ。

 

製造方法 素材 メリット デメリット コスト
枠練り
(コールドプロセス)
素地量60〜70% 保湿、美容成分を多く含有可能 製品化までの時間が長い
溶けやすく泡立ちにくい
高くなる傾向
枠練り
(乾燥法)
素地量60〜70% 保湿、美容成分を多く含有
溶けにくく、泡立ちが良い
製品化までの時間が長い 高くなる傾向
機械練り 素地量98% 大量生産可能 保湿成分を配合しにくい 比較的安い

石鹸については、「【知って損なし!】石鹸の特徴と種類」という記事でも書いています。

 

 

 

キャリーオーバー成分

化粧品を構成する原料から持ち込まれるごく微量の成分。

化粧品中に、ごく微量しか存在せず、化粧品に影響を与えない成分のこと。

詳しくは、「【みんな知ってる?】化粧品の全成分表示」という記事で書いています。

 

高級アルコール

高いアルコールという意味ではない。炭素数が多いアルコールのことで、油溶性成分。

詳しくは、「【化粧品の基礎知識】高級アルコールの特徴と役割」という記事で書いています。読んでみてください。

 

香料

芳香、匂いの成分である。

詳しくは、「【化粧品の基礎知識】精油と香料の違い」という記事を参照してください。

 

 

コラーゲン

真皮に存在する美容成分。

繊維状のタンパク質であり、肌の弾力やハリに関与している。

 

 

 

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