どうも、あひるです。
この間、VoCEを読んでいたら、
「ザ パブリック オーガニックのシャンプー&トリートメント」の特集記事がありました。
さらに、1回分のサンプルも付いてたので、使用してみました。
その使用感と成分分析をしてみたいと思います。
特集が組まれるくらいです。よほど良いんでしょうね(笑)
ザ パブリック オーガニックとは?
名前に「オーガニック」なんて付いてますから、オーガニックにこだわりのある商品をいくつか展開しています。
その中でも今回、取り上げさせてもらうのは、
シャンプー&トリートメント
種類は3種類ずつありますが、今回は雑誌の付録である、
「スーパーリフレッシュ」
になります。
ベストコスメに選ばれてるのは、「スーパーポジティブ」なのに、
なんで付録は、「スーパーリフレッシュ」なんだろう・・・
と疑問に思うあひる(^_^;)
ご一読いただければ幸いです。
シャントリ(シャンプー&トリートメントの略)には、こだわりがあり、
となっています。
独自のオーガニック処方とは、下記のことです。
公式HPに載っていました。
- 最終製品の95%以上は自然由来原料(水を含む)であること
- 最終製品の10%以上はオーガニック原料であること
- 製品の香りづけは100%精油であること
- 各製品においてオーガニック原料を具体的に開示すること
- 洗浄成分の中でも、ラウレス硫酸Na、パレス硫酸Naは使用しないこと
- 石油由来成分の中でも、鉱物油、タルク、フェノール、パラフィン、カルボマー、PEG、PG、は使用しないこと
- シリコンは使用しないこと
- 合成着色料は使用しないこと
- 微生物由来原料及び、ハチミツ、ミツロウを除く、動物原料を使用しないこと
- ナノ粒子原料は使用しないこと
- 可能な限り防腐効果のある植物由来原料を使用し、石油由来の防腐剤は最低限の配合に留めること
- 原材料はできるだけ、自然に還る生分解性のあるものを選ぶこと
- 容器や間接包材はリサイクル可能なものを使用すること
- 動物実験を実施しないこと
- 全ての製品で第三者機関によるパッチテストを実施すること
- 原料から製造過程に至るまで、厳格な品質検査、管理をすること
まぁ、オーガニック系の基準では、当たり前のことばかりですね。
普通の基準でしょうか。
これはすごい!!
なんて基準はありません。
と言うより、これ以上厳しくできないのが現状です。
これ以上厳しくすると、中身を作れない状況にまでなってしまいます。
厳しくできて、オーガニック成分の配合量を上げるくらいかなと思います。
では、中身、使用感を見ていきましょう。
ザ パブリックオーガニック スーパーリフレッシュ 使用感と成分分析
スーパーリフレッシュ シャンプーの使用感
ごく僅かに黄色味がかった液体で、シャンプーにしては、シャバシャバな感じ。
オーガニック系処方なので、シャバシャバなのは、致し方ないのかもしれません。
粘度を上げるには、合成系を配合しないとってところがありますからね。
必ずしもってわけではありませんが。
シャバい欠点としては、髪につける前に、流れていってしまうことでしょうか。
泡立ちは良好、洗い上がりの泡切れも良く、特に問題となる点はないように思います。
キシキシすることもありませんでした。
今どき、キシキシするようなシャンプーはさすがにないような気がしますが・・・。
そんな商品、さすがに売れないですしね。
スーパーリフレッシュ シャンプーの全成分
スーパーリフレッシュ シャンプーの全成分
水、アロエベラ液汁※、コカミドプロピルベタイン、ココイルグルタミン酸2Na、コカミドDEA、ラウラミドプロピルベタイン、塩化Na、オレンジ油、ユーカリ油、ラバンデュラハイブリダ油、アトラスシーダー樹皮油、ティーツリー油、レモン果皮油、スペアミント油、ニオイテンジクアオイ油、ココイルグルタミン酸Na、オリーブ果実油※、ポリクオタニウム-10、ホホバ種子油※、ポリクオタニウム-7アルガニアスピノサ核油※、エチドロン酸4Na、シア脂※、クエン酸、ヨモギ葉エキス、プロパンジオール、ドクダミエキス、デヒドロ酢酸Na、ウンシュウミカン果皮エキス、ベンジルアルコール、ユズ果実エキス、エタノール、ラベンダー水※、ヒポファエラムノイデス果実油※
※オーガニック成分
水の次にアロエベラ液汁がきており、おそらくこれが10%程度配合されているのでしょう。
これで、オーガニック成分10%配合クリアです。
ベタイン系活性剤
(コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン)
アミノ酸系活性剤
(ココイルグルタミン酸2Na)
この3成分が主な活性剤です。
ベタイン系、アミノ酸系は、洗浄力がマイルドで、泡立ちもそこそこ良好。
最近よく見られる処方パターンです。
洗浄力が強すぎず、地肌に優しい洗浄剤です。
読んでもらえれば、界面活性剤について、理解が深まるかと思います。
シリコーンを配合していませんが、ギシギシすることはありません。
ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-7の影響です。
これらはカチオン性ポリマーで、プラス電荷を持っています。
洗浄系活性剤は、マイナス電荷を持っており、これにより、髪がマイナスに帯電し、ギシギシ、ゴワゴワしてしまうのです。
そのマイナス電荷を中和するのが、カチオン性ポリマーの役割です。
その他、変な成分はなく、良いシャンプーと言えるでしょう。
ザ パブリックオーガニック スーパーリフレッシュ トリートメント 使用感と成分分析
スーパーリフレッシュ トリートメントの使用感
淡い茶色のトリートメント。
少しねっとりとした使用感で、髪にきちんとまとわりつく感じです。
洗い流すのは容易で、簡単に流れ落ちます。
いつまでも髪に残る感じはありません。
洗い流しても、ギシギシなんてもちろんしなかったです。
乾燥後は、サラサラ。
自分が思っている以上に、良かったです!
スーパーリフレッシュ トリートメントの全成分
スーパーリフレッシュ トリートメントの全成分
水、アロエベラ液汁※、べヘニルアルコール、べヘニルPGとリモニウムクロリド、オレンジ油、ユーカリ油、ラバンデュラハイブリダ油、ティーツリー油、アトラスシーダー樹皮油、レモン果皮油、スペアミント油、ニオイテンジクアオイ油、グリセリル、ホホバ種子油※、プロパンジオール、シア脂※、イソステアリン酸化添ヒマシ油、オリーブ果実油※、ヒドロキシエチルセルロース、カカオ脂※、ステアリン酸グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、アルガニアスピノサ核油※、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル、ポリクオタニウム-10、プルーン種子油※、水酸化K、ポリクオタニウム-7、コメヌカエキス、ラウリン酸メチルヘプチル、ラベンダー水※、ベンジルアルコール、デヒドロ酢酸Na、キュウリ果実エキス、エタノール、ヒポファエラムノイデス果実油※
※オーガニック原料
シャンプー同様、アロエベラ液汁が水の次にきています。
べヘニルアルコールは、高級アルコールといい、トリートメントの粘度を出すのに、よく使用される成分です。
べヘニルPGトリモニウムクロリドは、第4級カチオン活性剤。
コンディショニング成分です。
ここまでが1%以上です。
その他、特に取り上げるような成分はありません。
どんな人にオススメ?
- 香料が苦手な方
- 刺激の強い活性剤が苦手な方
- 髪をサラサラにしたい方
香料は一切不使用。精油のみで賦香しているので、香料が苦手な人にはオススメです。
また、刺激の強い洗浄剤を使用していない点もオススメですね。
髪がサラサラになりますので(あくまで私の意見です)、それを求める方にも良いでしょう。
ただし、毛髪補修成分はほぼありませんので、本当に髪が傷んでいて、補修、リペアしたい方は、あまり向いている商品ではないかもしれません。
最後に
美容業界の評価も高い、「ザ パブリック オーガニック」を分析してみました。
評判通り、良い商品だと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。