あひるの化粧品と戯れる日記

化粧品開発者が化粧品やそれに関する知識、情報などを発信していくブログです。たまに無関係なことも書きます。

【どっちが良いの?】コンディショナーとトリートメントの違い

スポンサーリンク

 
スポンサーリンク
 
どうも、あひるです。
 
今回は、知っているようで、知らないコンディショナーとトリートメントの違いを説明しようと思います。
 
 

結論

  • コンディショナーは、髪の外側を改善
  • トリートメントは、髪の内側を改善
  • 実際は、あまり区別はされていない
  • どちらが良い、悪いはあまりなく、成分的に問題なければ、どちらでも構わない
 
 
 

コンディショナーとは?

コンディショナーとトリートメントの違い

コンディショナーは、髪の表面をなめらかに整える商材のことを言います。
髪の表面とは、つまり一番外側は、キューティクルです。
髪表面のすべりを良くし、キューティクルの痛みを防ぎ、パサツキを防止する役割を担います。
または、キューティクルの代わりとなって、髪を守る役割もあります。
 
キューティクルは、髪の内部を守る役割をしています。
魚の鱗のような感じで、濡れると柔らかくなり、pHによって、開いたり、閉じたりする性質もあります。
アルカリ側で開き、酸性側で閉じます。
キューティクルは意外と脆く、こすれなどで剥がれ落ちますし、ヘアカラーなんかだと、かなりのキューティクルが損傷、剥離します。
ヘアカラーで髪が痛むのは、このためです。
なくなったキューティクルは、元には戻りません。
毛髪は死んだ細胞ですからね。
下記の図は、簡単な髪の模式図です。

毛髪の断面図

髪の模式図
 
 
 

トリートメントとは?

コンディショナーとトリートメントは、どちらが良いの?

トリートメントとは、髪の内部に成分を浸透させて、髪の内側から髪の状態を整える商材のことです。
髪の内側とは、コルテックス、メデュラの部分です。
※メデュラはあまり関係ないかもです。
髪の痛みや損傷を補修し、髪の質感などもコントロールするものもあります。
 
コルテックスとは、髪の約8割から9割を占める繊維状の成分です。
コルテックスの組成(タンパク質、脂質、水分量)に応じて、髪の柔軟性、太さに影響します。
また、髪を黒くしているメラニン色素はここに多く含まれており、メラニン色素の種類や量によって、髪の色が変わっていきます。
 
メデュラとは、髪の中心にあり、髪の毛の芯として存在しています。
芯と言っても、スポンジ状であり、ずっと繋がっているわけでもなく、ところどころ切れていたりします。
さらに、細い毛髪にはなかったりと、メデュラの役割は、今ひとつはっきりしていません。
 
 
 

リンスはどうなの?

リンスは、コンディショナーと同じで、髪の表面に作用する商材です。
最近では、あまり「リンス」という言葉は使用しなくなった感じです。
完全に絶滅しているわけではないですが、今となっては、安っぽいようなイメージが先行してしまい、どのメーカーもあまり使用されていないのが現状です。
 
 
 

結局、どっちが良いの?

どっちが良いとかは、ありません。
使用する人が、髪のどこに悩みを持っているかで、使用する商材は異なります。
  • 髪の表面なら、コンディショナー
  • 髪の内側なら、トリートメント
私は両方使いたい!って方は、両方使用してもらってもOKです。
その場合は、トリートメントをした後、コンディショナーを行ってください。
髪の内部をいたわってから、外側をいたわる形です。
 
 
 

最後にこんなこと言うのもあれですが・・・

ここまで、コンディショナー、トリートメント、リンスについて、色々と説明してきました。
ですが、これらはあくまで概念的なお話で・・・。
実際のところ、きちんと定義されているわけではないんですよ。
商品名をトリートメントにするか、コンディショナーにするか、それは各メーカー次第なのです。
こういうの、化粧品業界では本当に多いと思います。
ごめんなさい。
 
正直、大した違いはないと思います。
トリートメントでも、髪の外側、キューティクルの痛みを補修する成分が入っているものもありますからね。
逆もしかりです。
同じヘアケアラインに、シャンプー、コンディショナー、トリートメントまである商品って、そうそうないのでは?と思います。
つまり、そういうことなのです。
もちろん、きちんとされているメーカーもありますので、全てというわけでありません。
 
 
 

最後に

いかがでしょうか。
一応、役割分けはされている、コンディショナーとトリートメント。
ですが、実際に販売されている商品がそういう風に分類、役割分けされているかというと、全くそうではないんです。
ややこしや・・・。
あまり気にする人もいないですかね?(笑)
ご自身が選ぶヘアケアが、髪にとって、良いもの、良い成分で構成されていれば、何ら問題ありません。
ヘアケア難民という方は、こちらを使ってみてはどうでしょうか?
あひるもそうですが、同じ会社の方からも、高評価でした。
 
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
 
スポンサーリンク