あひるの化粧品と戯れる日記

化粧品開発者が化粧品やそれに関する知識、情報などを発信していくブログです。たまに無関係なことも書きます。

【THREE】バランシング クリームR 使用感と成分分析

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どうも、あひるです。
今回は、THREE第5弾です。
とりあえず、THREEのお話はここまでです。
また、別商品を紹介するかもですが。
 
最後はクリームです。
スキンケアの最後に使用するパターンがほとんどかと思います。
別に、クリームを塗らないといけないわけじゃないですよ?
塗らなくても全然OKです。
それに、ラインで揃えないとって思われてる方いるかもですが、その必要もありません。
メーカー推奨の使用方法が必ずしも、あなたに合っているかは別ですから。
洗顔後、クリームだけ!
それでもOKです。
使い方は人それぞれ。
食べるとか、変な使い方をしなければ、基本OKです(笑)
 
 
THREE バランシングクリームRのポイント!
  • COSMOS認証取得のクリーム
  • 天然由来99%、オーガニック成分24%配合
  • しっかり保湿できるクリームですので、よく乾燥する方は、乳液よりクリーム
 
 
 

THREEとは?バランシングとは?

これは前回お話しましたので、「【THREE】バランシング クレンジングオイルR 使用感と成分分析」という記事をご参照ください。
 
 
 

THREE バランシング クリーム R 使用感と成分分析

THREEバランシングクリームR

公式HPより引用
THREE バランシングクリームRの使用感
THREEバランシング エマルジョンRより、こってりと粘度がある使用感です。
粘度は出ていますが、伸びが悪いとかはありません。
そこまでガチガチのクリームじゃないです(笑)
こってりはしますが、ベッタベタとかになることはないです。
当たり前ですけどね。

THREEバランシングクリームRの使用感

 
THREEバランシングクリームRの成分分析 
バランシングクリームRの全成分

水、スクワラン、スミノミザクラ果実水*、グリセリン、BG、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ミツロウ*、ステアリン酸ポリグリセリル-2、ステアリン酸グリセリル、オリーブ油脂肪酸セテアリル、ユキノシタエキス、チャ花エキス、チャボトケイソウエキス、クリスマムマリチマムエキス、ホホバ種子油*、オリーブ果実油*、オリーブ油脂肪酸ソルビタン、ベルガモット果実油*、ニオイテンジクアオイ花油*、ニュウコウジュ油*、ヨーロッパブナ芽エキス*、マヨラナ花油*、リンゴ果実水、ペンタクレスラマクロロバ種子油、チャ種子油、チシマザサ水、オオアザミ種子油*、ウコンカルス溶解質、プロパンジオール、加水分解アルギン、クエン酸、安息香酸、ペンチレングリコール、ステアリルアルコール、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、ベンジルアルコール、キサンタンガム、デヒドロ酢酸、カプリン酸グリセリル

*:オーガニック成分
スクワランは、疑似皮脂成分の炭化水素油です。洗顔、化粧水以外には、必ず配合されていましたね。それだけ使用感が良いですし、乳化系において、悪さをするなんてこともないですからね。私も頻繁に使用します。
スミノミザクラ果実水は、オーガニック水で、浸透促進作用もありです。
グリセリンBGは、保湿剤で多価アルコール。
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルは、エステルのオイル成分。グリセリンに、カプリル酸、カプリン酸を付加させて作られた成分で、酸化安定性が良好です。
ミツロウは、半ペースト状のワックスエステルです。ホホバ種子油と大きなくくりで似ています。
 
ステアリン酸ポリグリセリル-2、ステアリン酸グリセリル、オリーブ油脂肪酸セテアリルは、界面活性剤です。全てノニオン界面活性剤ですね。
ここまでが1%を超える成分でしょう。
防腐剤である安息香酸や、抗菌性の高いカプリン酸グリセリル、ベンジルアルコールも配合されています。
ベンジルアルコールは、意図的に配合ではなく、エキス原料から入ってきたものだと思います。
もしかしたら、安息香酸もそのパターンかもです。
その場合、若干菌に対する抵抗性が気になるところですが、実際のところは、全成分見ただけではわからないです(笑)

 

リニューアル前後で何が変わった?
  • 認証取得
COSMOS認証を取得されていますね。
以前の記事でも書きましたので、そちらを参照してもらえればと思います。
 
  • 全成分の変更
リニューアル前

水、リンゴ果実水、ペンチレングリコール、スクワラン、グリセリン、オリーブ果実油、BG、チャ種子油、メドウフォーム油、ジステアリン酸ポリグリセリル-3メチルグルコース、チシマザサ水、水添ナタネ種子油、カニナバラ果実油、ベヘニルアルコール、ベルガモット果実油、ニュウコウジュ油、マヨラナ葉油、ビャクダン油、月見草油、ゴマ種子油、ホホバ種子油、アルガニアスピノサ核油、ローズマリー葉油、シア脂、ミツロウ、テオブロマグランジフロルム種子脂、メマツヨイグサ種子エキス、ルイボスエキス、ニオイテンジクアオイ水、ヘチマエキス、キュウリ果実エキス、ツルレイシ果実エキス、水酸化レシチン、ステアリン酸、ステアリン酸ソルビタン、ステアリルアルコール、水酸化K、カルナウバロウ、キサンタンガム、キャンデリラロウ、トコフェロール、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))クロスポリマー、フェノキシエタノール

天然由来91%で、防腐剤であるフェノキシエタノールや抗菌性のあるペンチレングリコールやBGが入っていますので、菌への抵抗性は問題なさそうです。
リニューアル後と比較すると、結構な中身の変更です。
 
リニューアル後

水、スクワラン、スミノミザクラ果実水*、グリセリン、BG、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ミツロウ*、ステアリン酸ポリグリセリル-2、ステアリン酸グリセリル、オリーブ油脂肪酸セテアリル、ユキノシタエキス、チャ花エキス、チャボトケイソウエキス、クリスマムマリチマムエキス、ホホバ種子油*、オリーブ果実油*、オリーブ油脂肪酸ソルビタン、ベルガモット果実油*、ニオイテンジクアオイ花油*、ニュウコウジュ油*、ヨーロッパブナ芽エキス*、マヨラナ花油*、リンゴ果実水、ペンタクレスラマクロロバ種子油、チャ種子油、チシマザサ水、オオアザミ種子油*、ウコンカルス溶解質、プロパンジオール、加水分解アルギン、クエン酸、安息香酸、ペンチレングリコール、ステアリルアルコール、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、ベンジルアルコール、キサンタンガム、デヒドロ酢酸、カプリン酸グリセリル

ちなみに、リニューアル前は、今年いっぱい、2019年12月31日を持って、販売終了予定となっていますので、もし、リニューアル前が良かった!って方は、お早めに。
 
THREEの5品を見て、触ってしてきましたが、どれもリニューアルというよりは、イチから作ったという感じが全成分からわかります。結構、リニューアルって言うと、訴求成分を変更して、謳い文句を変更するってパターンが見られますが、THREEはそんなことしてないですよね。使用感、中身のベースから見直されています。
これはこれですごいのですが、もしかしたら、裏目に出る可能性もあるわけで・・・。
前の使用感が良かったのに!
なんてのは、よく聞くお話。
ファンからしてみれば、リニューアル=全部歓迎
ではないですからね。
ファン離れの可能性さえ秘めているのが、リニューアルなんですよ。
この攻めの姿勢、あひるはかなり評価しています。
(どの目線で言ってんだか・・・)
中身を変えつつ、より天然、よりオーガニックへ、世界を見据えたリニューアル。
ひいきなしに素晴らしいことではないでしょうか。
ファンが付いてくるかは別ですが・・・。
 
 
 
 

どんな人にオススメ?

  • 天然、オーガニック系コスメをお探しの方
  • こってりしたクリームをお探しの方
お肌が弱めの方は、サンプルなどで、一度お試しいただくことを推奨します。
オーガニックエキスなどが配合されてますからね。
 
 
 

最後に

攻めに出たTHREE、これからどんな成長を遂げていくか、楽しみで仕方ありません。
攻め続ける姿勢は本当に大事です。
現状維持って、衰退と同じですからね。
だって、他社は上を目指して、努力してるんだから、周りから見れば、衰退でしょ?
ただ、その攻めが、吉と出るか、凶と出るかは別問題。
それがわかれば、誰も苦労しないですからね。
THREEバランシングの他の製品についても書いています。
 
また、クリーム系商品についても書いています。化粧品選びの参考になれば、幸いです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
 
 
 
 
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