あひるの化粧品と戯れる日記

化粧品開発者が化粧品やそれに関する知識、情報などを発信していくブログです。たまに無関係なことも書きます。

【N organic】モイスチュア&バランシングローション 使用感と成分分析

スポンサーリンク

 

どうも、化粧品開発者のあひるです。

最近NオーガニックのCMを見かける回数が格段に上がりましたね。

使用された方も多いかもしれません。

今回は、Nオーガニックのローションについて、書いていこうと思います。

 

 

 

N organic モイスチュア&バランシングローションのポイント!
  • ブランド名にオーガニックとつくが、中身全てが天然系、オーガニック系ではない
  • 良い意味で、オーガニックエキス ✕ サイエンスベース
  • 保湿力はほどほど、単品では少し物足りないかも

 

 

 

N organic とは?

「毎日の暮らしを豊かに。」というコンセプトがあり、

  • Natural(天然)
  • Noble(高尚な)
  • Neutral(中立の)

の3つの”N”要素に基づき、製品企画、開発された自然派ブランドです。

植物由来成分にこだわりを持ちながらも、ケミカル成分、石油由来成分NGという偏った姿勢ではなく、「肌にとっての最善」を選択、商品化しているブランドです。

結構好感が持てますね。私も石油由来NGに偏った考えを良しと思っていないので(笑)。

当ブログを読んでくださっている方は、おわかりかと思いますが。

オーガニック系、石油系に関しては、「【化粧品のウソ、ホント】オーガニック(天然)化粧品が良いと言うけれど?」という記事で書かせてもらっています。

ただ一つ、解せない点が・・・。

なぜ名前に「オーガニック」を入れたんでしょうか。紛らわしいですよね。Nオーガニックなんだから、こてこてのオーガニック系商品かと思いきや、石油成分もOKですからね。そんな紛らわしい名前にしなくても良かったのでは?と思ってしまいます。

まぁ、ブランド名に決まりはないですからね。

何度も言っていますが、オーガニックコスメに関する明確な基準はないんですよ。ややこしいんですけどね。

最近できたISO16128も、基準という感じではないですからね。法的拘束力はないわけですし・・・。

ISO16128については、「【ISO16128とは?】化粧品の天然、オーガニックを示す指標」という記事で書いています。

 

 

 

 

N organic モイスチュア&バランシングローション 使用感と成分分析

N organic モイスチュア&バランシングローション

引用元:https://n-organic.com/products/QHJf1KejMc5DUppk

 

N organic モイスチュア&バランシングローションの使用感

無色透明な液体です。一般的な化粧水よりは、とろみのある化粧水です。

とろみはありますが、ベタベタするような感じではないですね。しっとり潤うアイテムですね。ただ、化粧水単体で保湿を持続させるのは、難しいところでしょうか。

匂いは、柑橘系の良いニオイ。

容器は珍しく、瓶タイプのポンプタイプです。

なぜ瓶なのか?これは私の推測なのですが、昨今の廃プラ事情を意識したものではないのかな?と思っています。

廃プラ問題については、「【環境問題】廃プラ問題と化粧品業界」という記事で書かせてもらっています。

環境に対しても意識された商品設計はかなり好感が持てますね。

 

N organic モイスチュア&バランシングローションの成分分析
モイスチュア&バランシングローションの全成分

水、BG、グリセリン、PEG-60水添ヒマシ油、カニナバラ果実エキス、セージ葉エキス、セイヨウサンザシ果実エキス、ラベンダー花エキス、トウキンセンカ花エキス、アルテア根エキス、カミツレ花エキス、ローズマリー葉エキス、グルコノバクター/ハチミツ発酵液、レモン果皮油、クスノキ樹皮油、マンダリンオレンジ果皮油、ショウズク種子油、ビターオレンジ花油、1,2-ヘキサンジオール、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、ラフィノース、キサンタンガム、フェノキシエタノール

BG、グリセリンは、多価アルコールで保湿剤ですね。

多価アルコールに関しては、「【化粧品の基礎知識】多価アルコールの特徴と役割」と、「【化粧品の基礎知識】多価アルコールと抗菌作用」という記事で書いています。

PEG-60水添ヒマシ油は、ノニオン界面活性剤です。N organicのローションの場合、可溶化剤として働く成分になります。

可溶化とは、水系にオイルを透明に溶かすことを言います。もちろん逆パターン(オイル系に水を透明に溶かすこと)も可溶化と言います。

可溶化などの界面活性剤の性質については、「【化粧品の基礎知識】界面活性剤の特徴と役割」という記事を読んでもらえるとわかりやすいかと思います。

ここまでが1%以上でしょうね。あとは、オーガニック(植物)エキス、精油となるシンプルな中身となっています。

こだわり通り、「肌にとって最適」ですので、オーガニック系処方ではなく、石油系成分も使用した中身です。

 

モイスチュア&バランシングローションのフリー項目
  • エタノール
  • パラベン
  • 合成香料、合成着色料
  • 鉱物油
  • シリコーン

でしょうか。

公式ホームページには、石油系界面活性剤不使用となっていますが・・・。

PEG-60水添ヒマシ油は、半分石油なんですけどね(笑)おそらく、成分の由来全てが石油でなければ、石油系界面活性剤としていないんでしょうね。

まぁ、何をもって、石油系界面活性剤とするかは、各社自由、決まりはないですからね。

 

 

 

どんな人にオススメ?

  • オーガニックコスメをお探しの方
  • サイエンス ✕ オーガニックの化粧品をお探しの方
  • ベタつきの少ない化粧水をお探しの方
  • 柑橘系のニオイの化粧水をお探しの方

 

 

 

 

最後に

最近CMが何度も放送されているN organicの化粧水について、解説してみました。

N organicという名前ですが、そこまでオーガニック系の商品ではないタイプになります。石油系も普通に配合されているブランド。ちょっと名前がややこしいですよね。名前は置いておいて、使用感や成分的なところはすごくシンプルで良い商品かと思います。まだ試したことがない方は、試されてみても良いかと思います。

N organicのセラムに関しては、「【N organic】モイスチュア&バランシングセラム 使用感と成分分析」という記事で書いています。

 

他にもオーガニック系に関するコスメについて、書いています。良ければ読んでみてください。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

ホームへ戻る