どうも、あひるです。
今回は、クレンジングについてのお話です。
クレンジングバームってご存知でしょうか?DUOが売れまくっているで、知っている人も多いかと思います。
2020年12月時点で、累計2,000万個、クレンジングバームシリーズが売れています。
普通にすごいと思います!
そんなすごい、DUO クレンジングバームの良い点、悪い点など、成分的に説明していこうと思います。
是非、最後までお付き合いください。
- 肌悩みに応じて、4種類のバームがある
- 独特の使用感は面白い
- メイク落ちは良好(種類によっては、オイル感が気になるところ)
- 配合されている美容成分とかはあまり意味ないかも
DUOってなに?
DUOと聞くと、どうしても「ジョジョの奇妙な冒険」がリンクされてします。ジョジョで出てくるキャラは、「ディオ」なんですけどね(笑)
なーんかリンクされてしまいます。
DUOは、化粧品ブランド
少し脱線しましたが、DUOとは、化粧品のブランド名です。
販売会社は、プレミアムアンチエイジングという会社になります。
作っているところは、別会社さんです。
つまり、プレミアムアンチエイジングさんが、別会社に委託して、製造してもらっている商品です。OEMってやつですね。OEMについては、「【化粧品開発展とは?】化粧品を作るための商談の場」という記事で書いていますので、参考にしてみてください。
プレミアムアンチエイジングさんは、企画会社ってことになります。
自社商品を企画立案して、販売する会社さんですね。
DUOはキンキキッズともコラボしてますし、資金力はかなりあるみたいですね。
※資金力がある会社=良い商品を提供できる会社という意味ではありません
DUOのコンセプト
DUOのコンセプトは、「落とすことから始め、土台力を養う」
どのようにして、肌に負担をかけず、落とすことができるのか?
DUOの根幹なのだそうです。
肌への負担の配慮、ものすごく大事です。メイク落としや洗顔で、お肌にダメージを与えていたのでは、お話になりませんからね。
発売から約10年、開発に3年程度要したクレンジングバーム。その中身はいかほどなのでしょうか。
DUO ザ クレンジングバーム 使用感と成分分析
引用元:https://www.duo.jp/item/clbm/
DUO ザ クレンジングバームの使用感
見た目はかなり硬そうなんですけど、スパチュラでは、サクサク取れます。手の平に乗せて、馴染ませていけば、ちょうど良い感じのとろみある液体に変化していきます。
クレンジングなので、実験です。いつものように、マジックで●書いて、どのくらい落ちるか試してみました。
ほとんどきれいに落ちていますね。洗い上がりは、若干のしっとり具合が感じられます。マッサージを楽しみながら落とせるので、大変良い商品ではないかなと思います。
DUO ザ クレンジングバームの成分分析
パルミチン酸エチルヘキシル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、炭酸ジカプリリル、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、ポリエチレン、トリイソステアリン酸PEG-5グリセリル、トコフェロール、カニナバラ果実油、アンマロク果実エキス、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、グルコシルセラミド、加水分解コラーゲン、加水分解ヒアルロン酸、α-グルカン、乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液、乳酸桿菌/ブドウ果汁発酵液、ノイバラ果実エキス、プルーン分解物、クリサンテルムインジクムエキス、ソメイヨシノ葉エキス、トルメンチラ根エキス、豆乳発酵液、メマツヨイグサ種子エキス、ウンシュウミカン果皮エキス、タチジャコウソウ花/葉/茎エキス、オウゴン根エキス、キハダ樹皮エキス、ビルベリー葉エキス、オウレン根エキス、カミツレ花エキス、クチナシ果実エキス、セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス、トウキンセンカ花エキス、ハマメリス葉エキス、ヤグルマギク花エキス、ローマカミツレ花エキス、水、BG、PEG-7(カプリル/カプリン酸)グリセリズ、フェノキシエタノール
パルミチン酸エチルヘキシルは、エステル油のオイル成分です。クレンジングではよく見かける成分です。メイクとの馴染みが良いオイルなんですよね。
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルも、エステル油です。こちらも昨今よく見かける成分です。特にクレンジングで使用されているのをよく見ます。鉱物油が嫌われているので、エステル油の使用頻度が増えているんですよね。
炭酸ジカプリリルもエステル油。エステル油3連発です。
なぜ、種類の違うエステル油を使用するかと言うと、種類によって、メイクとの馴染みやすさが異なるからです。メイクと言っても、様々な成分が配合されてますよね?その様々な成分に一つで全部馴染める!なんて都合の良いオイルはほぼないです。ですので、種類の異なるオイルを組み合わせ、できるだけ多くのメイク成分と馴染めるよう、馴染ませ、メイク落とししやすいようにしているんです。お手持ちのクレンジングを見ればわかるかとおもいますが、だいたい2〜3種類のオイルは配合されてるはずです。
トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、トリイソステアリンPEG-5グリセリルは、ノニオン活性剤。 オイル成分でメイクを浮かせ、活性剤で洗い流すってことです。
ポリエチレンは、バームの形状を保つ、作るのに必須の成分です。昨今売られている、クレンジングバームなるものは、ほぼポリエチレンで固めて作られたものが多いですね。
トリイソステアリンPEG-5グリセリルまでが1%を超える成分となります。後は、1%以下ですね。
植物エキスがてんこ盛りですね・・・。ちょっと多すぎる気がしますが。当ブログでも、何度か言っていますが、洗い流す系に、植物エキス入れても、ほとんど意味ないんですよね。洗い流されるから(笑)カチオン化とかしてたら、違うんですけどね。
公式HPには、31種の美容成分との記載があります。実は、先程説明したエステル油も美容成分に含まれているんですよね・・・。さすがに違うでしょ?って思いますね。植物オイルならともかく、エステル油を美容成分だなんて・・・。それは無理ありすぎですよ。
さらに、必要な潤い成分、美容成分は浸透し、不要なものは洗い流されるそうです。そんなわけ、ないですよね・・・。一緒に流されますよ、普通。洗い上がりがしっとりするのは、説明したエステル油が、若干残ってるんだろうなと推察しています。残っているからと言って、悪いわけではないので、ご安心を。
DUO ザ クレンジングバームのフリー項目
- パラベン
- エタノール
- 鉱物油
- 香料、着色料
公式HPでは、石油系活性剤フリーと書いていますが、そんなことはありません。トリイソステアリン酸PEG-20グリセリルは、半分くらい石油からできていますからね。おそらく、100%石油からできていなければ、石油系活性剤に該当しないというスタンスなのだと思います。まぁ、法律などで、明確に定義されていないので、やむ無しですね。
DUO ザ クレンジングバームの評価
- アットコスメ:5.0/7.0 6999件
- LIPS:4.1/5.0 1208件
※上記評価は、2021年3月のものです。
評価概ね高し!(笑)そして、コメント数多し!有名商品ですからね。
- 固めだが、CM通りとろけるクレンジング
- 濃いメイクも落ちるし乾燥しない
- 使い心地が最高
- 鼻の毛穴目立ちは特に改善しない
- コスパがかなり悪い(一ヶ月もたない)
- 洗い上がりがヌルっとするし、メイク落ちも微妙
- 風呂場に置いてたらカビた
お肌の温度で溶けるなんていう口コミも見られましたが、それは違いますよ(笑)温度でバームが崩壊してるわけではなく、馴染ませていく段階で崩壊しているんです。それがさも、肌の温度で溶けた!ってゆう感じに見える、感じるだけです。お間違いなく〜(笑)
あと、お風呂場で置いててカビたって、そりゃそうでしょうよ。元々DUOのクレンジングバームは、風呂場を想定してないですよね。乾いた手で使用って書いてますし。お風呂場なんて、カビの温床ですし、がっつり蓋を開けるクレンジングバームにカビない理由ないですよね。正しい使い方してて、カビたならまだしも、推奨方法以外でカビたんらな、文句は言わないでって感じです(笑)
もちろん、カビないようにすることはできますが、防腐剤増やさないといけないですし、それやると、肌への刺激が懸念されますし、するべきじゃないですよね。
DUO ザ クレンジングバームのシリーズ商品
クレンジングバームですが、全部で4種類あります。
- 本記事で紹介しているのが、クレンジングバーム(しっとり)
- 毛穴悩みに特化した、クレンジングバーム クリア(さっぱり)
- 肌のくすみ悩みに特化した、クレンジングバーム ホワイト
- 敏感肌でも使用できる、クレンジングバーム(部外品)
となります。
全成分の主成分、つまり、1%を超える成分は、ノーマルとホワイトは、同じです。
さっぱりタイプのクリアだけ、微妙に変えています。ですが、登場する成分は、ほぼ同じです。活性剤の配合量を調整し、さっぱり洗い上がるようにしている商品になります。
洗い上がりの若干のぬめりが気になる方は、クレンジングバーム クリアを試してみるのも良いかと思います。
どんな人にオススメ?
- 乾燥肌の方
- 濃いめのメイクをされている方(ものすごく濃いのは、ちょっと大変かも)
- 肌悩みに合わせて、クレンジングを選びたい方
しっとり潤いある洗い上がりをご希望の方は、クレンジングバームを。
さっぱり目の洗い上がりをお探し方は、クレンジングバーム クリアを。
美白ケアもまとめてやってみたい方は、クレンジングバーム ホワイトを。
ただし、そこまで美白効果はないと思います。だって、洗い流しますからね。
肌のバリア機能、刺激に対して過敏な方は、薬用クレンジングバーム バリアを。使用感は対して差はないです。訴求成分などを、敏感肌ケア向けに変更している感じですね。
一応、敏感肌の方でパッチテスト、スティンギングテストを実施しており、敏感肌の方でも、一歩踏み出しやすいようになっています。
最後に
DUO クレンジングバームについて、解説してみました。
色々書きましたが、成分的には何ら問題のない、良い商品かと思います。
美肌を目指すには、まずクレンジングの見直しは必須です。間違ったクレンジング、洗顔を選べば、肌へのダメージは避けられません。
当ブログを参考に、より良いクレンジングを探してもらえれば幸いです。
他にもクレンジングについて書いていますので、読んでもらえれば、幸いです。
また、個人的なランキングページも作成しています。良ければ、参考程度に御覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。