どうも、あひるです。
もうすぐ春がやってきますね。コロナはどうなるのか?五輪は一年延期が決まりましたが、問題山積。気になることはたくさんですね。感染しないよう、十分対策をしてくださいね。
さて、春になれば、紫外線量が徐々に増えてくる季節になりますよね。紫外線対策は必須です。今回は、そんな紫外線対策アイテムについて、書いていこうかと思います。
- ウォータープルーフ ✕ フリクションプルーフ
- SPF50+、PA++++の高スペック
- 白浮きなどはなく、使用感は良好
ALLIE(アリィー)とは?
ALLIE(アリィー)は、カネボウから出されているブランドになります。
花王と言っても良いかもしれませんね。
「わたしはこの夏、白肌派」、「美しさまで、守り抜け」をコンセプトにし、日焼けから女性の肌を守るために必要な
- ウォータープルーフ機能
- フリクションプルーフ機能
を搭載したものになります。
余談ですが、わざわざ女性と言わなくても良いのでは?と思ってしまいます。ジェンダーレス化が進む社会において、女性が、男性がは、不必要な言葉かと。
ウォータープルーフ機能
長時間、日に焼けることを想定した場合、もはや必須の機能かもしれません。水や汗に弱いと、当然日焼け止めは流れ落ちてしまいます。流れ落ちれば、紫外線をカットする能力もなくなりますので、重要な機能ではないでしょうか。汗かかない人はいないですしね。
SPFやPAが低い日焼け止めとかに、ウォータープルーフ機能は特に必要ないと思いますので、その辺りは、使用目的に合わせて、選ぶようにしてください。
SPFやPAが高い → 長時間、日に晒されることを想定して使用
SPFやPAが低い → 短時間、日に晒されることを想定して使用
短時間でも、ものすごく汗をかくなら、必要な機能かもしれませんが、そんなに汗をかかないよ!って方は、わざわざウォータープルーフは必要ではありません。この機能があると、日焼け止めを落としにくくなるので、必ずしも必要ではないのです。
フリクションプルーフ機能
汗や水以外にも、日焼け止めが取れてしまうことがあります。それは、「擦れ」です。擦れてしまうことで、日焼け止めが取れ、UVに晒されることに繋がります。
擦れに対して、耐性をつけたのが、フリクションプルーフ機能です。擦れに強く、日焼け止めが取れにくくなる機能です。かなりありがたい機能です。
日焼け止めはこまめに塗り直すものですが、結構忘れてしまいがち。忘れたまま放置すれば、擦れなどで、日焼け止めは取れ、知らず知らずのうちに焼けているなんてことも多いかと思います。それを少しでも軽減しようとするために生まれたような機能です。
塗り直すのを忘れがちなあなたに、大変嬉しい機能ではないでしょうか(笑)
図にすると、下記のようなイメージです。
引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000099.000016220.html
ALLIE エスクトラUV ジェルN 使用感と成分分析
引用:https://www.kanebo-cosmetics.jp/allie/product/
ALLIE エスクトラUV ジェルNの使用感
ごく僅かな、黄色の乳液です。粘度が低い、緩いので、伸ばしやすく、塗り終わっても、ベタベタ、ペッタリとはせず、サラサラな感じでつけ心地は良好です。
若干の肌トーンのアップ効果がありますが、塗りすぎると白くなる可能性は大いにありです。
ちょっと無理やり擦ってみたのですが、ゲルポロとかにはならなかったです。
また、水でさっと流しても、一緒に流れていく感じはなく、水が白く濁るとかもないので、汗、水にも適度な耐性があるなといった感じです。
スペックは、SPF50+、PA++++です。表記できる一番高いスペックです。SPFやPAについては、「紫外線のあれこれ 〜SPFとPA〜」という記事で書いています。
ALLIE エスクトラUV ジェルNの成分分析
水、酸化亜鉛、エタノール、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、トリエチルヘキサノイン、イソノナン酸イソノニル、BG、グリセリン、ジメチコン、エチルヘキシルトリアゾン、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、トリエトキシカプリリルシラン、イソヘキサデカン、ポリソルベート80、キサンタンガム、EDTA-2Na、BHT、ヒアルロン酸Na、加水分解コラーゲン
酸化亜鉛は、紫外線散乱剤。
メトキシケイヒ酸エチルヘキシルは、紫外線吸収剤。
トリエチルヘキサノイン、イソノナン酸イソノニルは、オイル成分、エステル油です。
BG、グリセリンは、多価アルコールの保湿剤。多価アルコールについては、「【化粧品の基礎知識】多価アルコールの特徴と役割」という記事で書いています。
ジメチコンは、シリコーン成分で、感触改良剤ですね。シリコーンについては、「【化粧品の基礎知識】シリコーンの特徴と役割」という記事で書いています。
エチルヘキシルトリアゾンは、紫外線吸収剤。UV-Bに対して効果があります。
ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジンも紫外線吸収剤です。UV-A、-Bの両方に対して効果がある成分です。
(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーは、粘度調整剤。流動するジェルで、粉体を安定的に配合する目的でも使用されます。
トリエトキシカプリリルシランは、シリコーン成分の一種です。粉体の表面処理剤として、使用されます。処理されると、撥水性などが向上することが知られていて、ウォータープルーフ機能に一役買うことになるのです。この商品では、おそらく酸化亜鉛をコーティングしているものだと思われます。
シンプルな中身、成分かと思います。植物エキスをたくさん配合したりするものが多い中、そういった訴求成分ははぼなし。使用感と機能性で勝負!!って感じの商品かと思います。
ALLIE エスクトラUV ジェルNのフリー項目
- パラベン
- 合成着色料、合成香料
ALLIE エスクトラUV ジェルNの評価
- アットコスメ:5.8/7.0 4件 なお、旧商品は、4.8/7.0 332件
- LIPS:ー/5.0 旧商品は、4.0/5.0 206件
※上記評価は、ブログ執筆時のものです。
- あまり焼けなかったと実感
- 白くならない
- 日焼け止め特有の匂いや乾燥も感じない
- 特に見当たらない
発売後間もないからかもしれませんね。これから口コミが増えていきそうな感じはしますね。
ALLIE エクストラUV ジェルNの旧商品との違い
この商品、末尾にNがついてますよね?このNは、ちょっと中身いじったよー!ってことなんですよ。改良品ってことです。大々的なリニューアルもありますが、軽微変更だった場合、大々的に行われることはあまりないです。旧商品よりも、良くなったと思ってもらったんで大丈夫かと思います。
旧商品との全成分違いは、ないんですよね。全く一緒。なので、配合量を調整したものと思われます。旧商品とは、2018年に発売されたものです。それより以前の商品もありますが、古すぎるので、当記事では扱わないことにします。
どんな人にオススメ?
- スポーツや屋外レジャーを楽しむ方
- 汗っかきな方にも
最後に
ALLIE エクストラUV ジェルNについて、解説してみました。日差しが強くなるこれからの時期には最適なアイテムかと思います。
カネボウコスメについて、色々記事にしています。良ければ、参考にどうぞ。
日焼け止め系商品については、他にも記事にしています。化粧品選びの参考になれば幸いです。
【オススメな日焼け止め】オレゾシリーズ(ロート製薬) 使用感と成分分析
【ラ ロッシュ ポゼ】UVイデア XL プロテクショントーンアップ 使用感と成分分析
【ASTALIFT】D-UVクリア アクアデイセラム 使用感と成分分析
【ランコム】UV エクスペール BB&トーンアップ 使用感と成分分析
また、個人的なオススメランキングも作成しています。参考にどうぞ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。