あひるの化粧品と戯れる日記

化粧品開発者が化粧品やそれに関する知識、情報などを発信していくブログです。たまに無関係なことも書きます。

【THREE】エミング クレンジングバーム 使用感と成分分析

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どうも、あひるです。

クレンジングバーム、なんだかんだ人気ですよね。特に人気なのは「【DUO】ザ クレンジングバーム」でしょうか。売れてますからね。

実は、THREEからもクレンジングバームが出されているんですよね。私も最近知ったんですが・・・。

ということで、THREEのクレンジングバームについて、書いていこうと思います。

 

 

 

クレンジングバームのポイント!
  • 数少ない天然由来のバーム
  • メイク落ちは非常に良い
  • 洗い上がりもしっとり感がある

 

 

THREE エミングとは?

エミング、THREEのエイジングケアブランドになります。

年齢に応じたケアで、女性美を宿した肌へと導くスキンケアラインです。

THREEには、バランシングというブランドもありましたね。バランシングについては、「【THREE】バランシング クレンジングオイルR 使用感と成分分析」という記事で書いています。

 

 

 

THREE エミング クレンジングバーム 使用感と成分分析

THREE エミング クレンジングバーム

引用:https://www.threecosmetics.com/onlineshop/products/detail/ski-0104001

 

THREE エミング クレンジングバームの使用感

天然のクレンジングバーム。スパチュラで取れるようになっており、ちょっと重い?感じもあります。ですが、手に乗せ、塗り拡げれば、重さとかは全く感じないですね。

クレンジング力に関しては、何ら問題ないですね。油性マジック、リップ、アイライナーを手に書いて、どのくらいクレンジング力があるか確かめてみました。きれいに落ちることが確認できました。なお、洗い流し後の油分残りや、べとつきなどはなく、かと言って、乾燥している感じはないです。しっとり洗い上げてくれる商品、使用感です。

匂いは、精油で賦香されています。ちょっときつめ?な印象です。人によっては苦手かもですね。精油については、「【化粧品の基礎知識】精油と香料の違い」という記事で書いています。

THREE エミング クレンジングバーム 使用感
THREE エミング クレンジングバーム 塗り伸ばし
THREE エミング クレンジングバーム 使用後

 

THREE エミング クレンジングバームの成分分析
クレンジングバームの全成分

トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、スクワラン、ホホバ種子油、コメヌカロウ、ジステアリン酸ポリグリセリル-3メチルグルコース、ジオレイン酸ポリグリセリル-10、ミツロウ、カルナウバロウ、セスキカプリル酸ポリグリセリル-2、シア脂、オリーブ果実油、クダモノトケイソウ種子油、サイペラスエスクレンタス根油、マンゴー種子脂、チャ種子油、ザクロ種子油、ケーパー果実エキス、オレンジ果皮油、ラベンダー油、ニオイテンジクアオイ油、ローズマリー葉油、ウイキョウ果実油、ダマスクバラ花油、ヒメコウジ葉油、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸デキストリン、トコフェロール

トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリルは、エステル油です。グリセリンに、脂肪酸を結合させたオイル成分で、酸化安定性に優れています。

スクワランは、疑似皮脂成分で炭化水素油。炭化水素油については、「【化粧品の基礎知識】炭化水素油、鉱物油の特徴と役割」という記事で書いています。

ホホバ種子油は、植物ワックス。よく植物オイル混同されますが、成分、構成的には、ワックスです。非常に熱安定性が高いのが特徴です。ホホバオイルについては、「【化粧品の基礎知識】ホホバオイルの特徴と役割」という記事で書いています。

コメヌカロウ、ミツロウ、カルナウバロウは、植物性固体のロウです。バーム状に固める目的で配合されています。

ジステアリン酸ポリグリセリル-3メチルグルコース、ジオレイン酸ポリグリセリル-10、セスキカプリル酸ポリグリセリル-2は、ノニオン性の界面活性剤です。メイク落とし、バームの安定性に寄与しているものと思われます。界面活性剤の基礎的なことは、「【化粧品の基礎知識】界面活性剤の特徴と役割」という記事で書いています。

シア脂、オリーブ果実油は、植物オイルですね。植物オイルについては、「【化粧品の基礎知識】植物性オイルと脂肪酸、特徴と役割」という記事で書いています。 

ここまでが1%を超える成分かと思います。

残りは、植物オイル、植物エキスと精油ですね。公式HPからだと、天然由来成分92%だそうです。

クレンジングの分類で言えば、エステル油系クレンジングオイルに分類されます。メイク落ちも良好で、肌への負担も少ないかと。クレンジングの種類については、「【クレンジングの選び方】肌を優しく洗い上げるには?〜クレンジングの種類と特徴〜」という記事で書いています。

 

THREE エミング クレンジングバームのフリー項目
  • エタノール
  • シリコーン
  • 香料
  • 防腐剤

100%オイル成分ですので、防腐剤フリーとなります。オイルに菌や微生物って繁殖しないんですよ。ですから、防腐剤を配合する必要性は、基本的にはありません。防腐剤フリーに関しては、「【化粧品のウソ、ホント】防腐剤フリーがいいの?」という記事で書いています。

 

THREE エミング クレンジングバームの評価
  • アットコスメ:4.8/7.0 86件
  • LIPS:3.9/5.0 24件

※上記評価は、ブログ執筆時のものです。

良い評価
  • 洗い流すとしっとり、べたつきなし
  • 香りがとても良い
  • 肌でとろける感覚がたまらない
  • お肌のザラつきが解消された
悪い評価
  • テクスチャーはちょっと固め、伸ばすとそれほどでもない
  • コスパが悪い

スクラブについて、言及されている方が、ちらほらいましたが、現在の商品にスクラブは配合されておりません。私個人もスクラブを良しとはしないので、大変良い改良だったと思います。

また、確かにコスパはそんなによろしくない・・・。ですので、特別ケアとして位置づけても良いかもしれませんね。

 

 

 

 

どんな人のオススメ?

  • ナチュラル系のクレンジングをお探しの方
  • 濃いめのメイクも落とせるクレンジングをお探しの方

クレンジングバーム、たくさん商品が出ていますが、天然、ナチュラル系のバームって少ないです。基本、石油系のバームが大半なんですよ。数少ない、珍しいタイプのバームになりますので、ご興味あれば、買ってみるのもありですね。

 

 

最後に

THREE エミング クレンジングバームについて、解説してみました。

バーム、人気ですし、あのとろけるテクスチャーは、やはり良いですし、使ってみないとわからないですよね。また、昨今人気のある天然バーム。そう多くはありません。特に天然好きにはたまらない一品かもしれませんね。

 

THREEの製品に関しては、いくつか記事にしています。

【THREE】バランシング クレンジングオイルR 使用感と成分分析

【THREE】バランシング ローションR 使用感と成分分析

【THREE】バランシング SQオイルR 使用感と成分分析

【THREE】バランシング エマルジョンR 使用感と成分分

【THREE】バランシング クリームR 使用感と成分分析

 

また、クレンジングについても、いくつか記事にしています。化粧品選びの参考になれば、幸いです。

【ファンケル】マイルドクレンジングオイル 使用感と成分分析

【デュアルフェイス】2way リムーバル ウォッシングジェル 使用感と成分分析

【意味あるの?】ホットクレンジングジェル(マナラ)

【スキンビル】ホットクレンジングジェル、ホットクレンジングオイル 成分分析

【Arouge(アルージェ)】モイスト クレンジングミルクジェル 使用感と成分分析

【DUO】ザ クレンジングバーム 使用感と成分分析

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

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