どうも、あひるです。
今回は、じわじわ人気を上げている、「ナチュラグラッセ」のUVプロテクションベースです。
何度も書いているかと思いますが、昨今、天然、ナチュラル、オーガニックコスメへの高まり、関心は非常にお高いものがあります。
ナチュラグラッセも、間違いなく、その部類に入るコスメブランドです。
天然、オーガニックなどがお好きな方は、是非読んでいってください。
- 天然成分100%のナチュラルベース
- 紫外線だけでなく、ブルーライト、近赤外線までをもカットする日焼け止め
- カバー力はほどほど、使い勝手、使用感の良い化粧下地
ナチュラグラッセとは?
ナチュラグラッセは、オーガニックメイクブランドとして、2008年に誕生しています。
天然由来原料にこだわり、肌にやさしい化粧品を追求しているそうです。まぁ、天然由来原料を使用している=肌にやさしい化粧品ってことには、ならないのですが。
ただ、天然由来原料だけで、化粧品を作るのは、結構大変なので、そこはすごいところなんですよね。
ナチュラグラッセのこだわり
- 石油系界面活性剤
- 鉱物油
- タール系色素
- 合成香料
- パラベン
- シリコーン
- 紫外線吸収剤
上記成分不使用になっています。昨今嫌われている成分が除外されている形となっています。
ナチュラルコスメ、ナチュラグラッセ。オーガニック成分も配合していますが、オーガニックコスメとは謳っておらず、認証なども一切取得していないコスメブラドになります。
認証を取得するのが良いかどうかは、判断が難しいところです。私が言えるのは、認証を取得しているから良い・・・というわけではないところです。逆に取得しているから悪いって言うわけでもないんですよね。
ナチュラグラッセ UVプロテクションベース 使用感と成分分析
出典:https://www.naturaglace.jp/products/detail/102
ナチュラグラッセ UVプロテクションベースの使用感
粘度の低い乳液状(ローションに近いかもです) の化粧下地、日焼け止めになります。粘度が低いので、伸ばしやすさは抜群です。
保湿力もほどほどで、塗りすぎると当然ベタつきますが、適量塗れば、ベタベタ、ペタペタすることもなく、程良いヴェールに包まれます。カバー力はほどほどにあるかと思います。薄いシミなどは容易に隠せるかと思います。
匂いは、柑橘系がほのかに香る良い香りです。
また、塗った箇所に水を流してみて、耐水性を確認してみましたが、耐水性はほとんどないです。汗をかくシーンで使用する場合は、こまめに塗り直すか、耐水性に優れた日焼け止めをチョイスしてみてください。
SPF、PAは、表記できる最高のSPF50+、PA++++となります。スペックが高いにも関わらず、洗い流しやすいのは、逆にありがたいですよね。基本的にスペックが高くなると、落としにくくなる傾向にありますので、珍しいタイプかもしれません。
また、ありがたいことに、ナチュラグラッセ UVプロテクトベースは、ブルーライトをカットする成分を含んでいます。外部機関に委託し、試験をされたみたいですが、97.2%と、高い数値、多くのブルーライトをカットするという結果が得られているそうです。
紫外線とブルーライトは、別物です。光の波長が異なるのですが、通常の日焼け止めでは、ブルーライトはカットできないんですよね。SPF50+、PA++++でも、ブルーライトは透過してしまいます。
ブルーライトカットに着目し、見事にブルーライトカットを実現した素晴らしい商品かと思います。
ナチュラグラッセ UVプロテクションベースの成分分析
水、プロパンジオール、酸化チタン、オリーブ果実油、スクワラン、イソステアリン酸エチル、ラウリン酸ポリグリセリル-10、アルミナ、ヤシ脂肪酸ソルビタン、セスキイソステアリン酸ソルビタン、ホホバ種子油*1、ヒポファエラムノイデス果実油*1、キサントフィル、ダイズ種子エキス*1、ビルベリー葉エキス*2、ダマスクバラ花油、センチフォリアバラ花油、ローマカミツレ花油、ラベンダー油、パルマローザ油、オニサルビア油、ニオイテンジクアオイ油、セイヨウネズ果実油、グレープフルーツ果皮油、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、コメ粉、グリセリン、スクロース、タピオカデンプン、シリカ、キサンタンガム、ベヘニルアルコール、パルミチン酸デキストリン、クエン酸Na、クエン酸、アルギニン、アニス酸、アニス酸Na、レブリン酸Na、ココイルグルタミン酸2Na、ココイルグルタミン酸Na、BG、ステアリン酸、酸化鉄、ラウロイルリシン、水酸化Al
*1 オーガニック成分、*2 ワイルドクラフト成分
プロパンジオールは、多価アルコールの保湿成分。
酸化チタンは、紫外線散乱剤です。酸化チタンは、白味が強いので、肌の透明感が出やすかったりします。また、金属アレルギー持ちでも使用できるといった特徴もあります。
オリーブ果実油は、植物オイルです。
スクワランは、炭化水素油で疑似皮脂成分。
イソステアリン酸エチルは、エステル油です。かなり軽い使用感のオイルになります。
ラウリン酸ポリグリセリル-10、ヤシ油脂肪酸ソルビタン、セスキイソステアリン酸ソルビタンは、ノニオン性の界面活性剤。乳化剤として働きます。
アルミナは、酸化チタンの表面処理剤です。酸化チタンや酸化亜鉛は、安定性の観点から、そのままでは化粧品に使用できないんです。安定性(正確には、触媒活性を不活化)を向上させるために、アルミナなどの成分で表面を処理しているのです。
ホホバ種子油は、植物ロウ。酸化安定性に優れるオイル成分です。
ここまでが1%を超える成分かと思います。
ナチュラルコスメらしく、防腐剤(パラベン、フェノキシエタノール)は使用されていませんね。アニス酸、アニス酸Na、レブリン酸Naといった、有機酸と、プロパンジオールで、菌抵抗性を上げているものだと思います。
ヨーロッパなどでは、こういった有機酸で防腐を担保する手法が多いです。パラベン、フェノキシ、嫌われていますからね。造り手としては、大変です。
また、ブルーライトカットに役立っているのが、キサントフィルです。ルテインと呼ぶ方が、馴染みがあるでしょうか。ルテインは、私たちの身体、目の水晶体に多く含まれ、ブルーライトなどの光をカット、目を守る役割があります。そのルテイン(キサントフィル)を化粧品に配合し、ブルーライトカット機能を持たせているのです。昨今、そういった化粧品、日焼け止めは増えてきていますね。ルテインが原料として登場して以降、年々増加傾向にあります。現代人は、紫外線もそうですが、ブルーライトにも結構さらされていますからね。ケアするのは、大事かなと思います。
ナチュラグラッセ UVプロテクションベースのフリー項目
- エタノール
- シリコーン
- 鉱物油
- 防腐剤
- 香料、着色料
ナチュラグラッセ UVプロテクションベースの評価
- アットコスメ:4.8/7.0 291件
- LIPS:3.9/5.0 163件
※上記評価は、2021年8月のものです。
- ブルーライト対策が出来るのは、とても良い
- ナチュラルコスメで、SPF50+、PA++++は大変ありがたい商品
- みずみずしい使い心地がGood
- べたつき知らずで、石鹸で落とせるのが良い
- ちょっと白浮きすることがある
- 塗りにくい、ムラになる
どんな人にオススメ?
- ナチュラル、オーガニック系コスメがお好きな方
- ブルーライト、近赤外線をもカットできる化粧品をお探しの方
- 石鹸で落とせる高スペック下地をお探しの方
- きしみ、肌への負担感がなく、潤いのある下地をお探しの方
最後に
ナチュラグラッセ UVプロテクションベースについて、解説してみました。ナチュラルコスメでありながら、使用感も良く、ブルーライトまでカットしてくれる嬉しいアイテムです。パソコン、スマホなどを長時間触るような方には、とても良い商品かもしれませんね。
下地や日焼け止めに関しては、他にも色々書いています。良ければ、化粧品選びの参考にしてみてください。
また、個人的なランキングページも作成していますので、コチラも参考になれば、幸いです。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。