どうも、あひるです。
日差しがますます強くなっていってますね。紫外線対策、バッチリでしょうか。
紫外線対策を怠ると、後々シミ、シワの発現に関与しますので、十二分にご注意くださいね。
今回は、ランコムから出されている、化粧下地、日焼け止めについてです。下地などにお悩みの方は、是非見ていってください。
- ランコムとは?
- ランコム UV エクスペール BBn 使用感と成分分析
- ランコム UV エクスペール トーンアップn 使用感と成分分析
- BBとトーンアップ、どちらが良いの?
- どんな人にオススメ?
- 最後に
- カバー力のあるBB、肌トーンが上がるトーンアップ
- 両製品とも、SPF50+、PA++++であり、紫外線防御はバッチリ
- 耐水性が弱いので、汗をかくシーンには、不向き
ランコムとは?
フランスで誕生した、世界的に有名なコスメブランドです。歴史は結構古く、1935年〜です。
愛用者も結構多いんじゃないかなと思っています。フレグランス、スキンケア、メイクアップと、様々な分野で、世界で愛される化粧品を作り続け、世界中の女性たちから、高い支持を受けています。
ちなみに、ランコムを作っているのは、ロレアルという化粧品メーカーです。こちらも有名中の有名ですね。
そんなランコム、ロレアルが作り出す下地、日焼け止めの使用感、機能性は、どのようなものなのでしょうか。
ランコム UV エクスペール BBn 使用感と成分分析
引用元:https://www.lancome.jp/noname/uv-expert-bb-n/
ランコム UV エクスペール BBnの使用感
乳液状の化粧下地になります。ねずみ色に驚きますが、肌がねずみ色になることはありません(笑)
塗り伸ばし画像を見てもらえればわかるかと思いますが、カバー力はある方です。若干のシミやくすみは上手に隠してくれます。
乳液状ですので、塗り伸ばしにくいとかもなく、塗り終わっても、ペタペタ感は特にないです。
匂いは香料で賦香されており、トーンアップと同じく、ザ化粧品って匂いでしょうか。
また、汗、水には弱いですね。水を流してみたところ、結構流れ落ちましたので、耐水性はあまりないです。言い方を変えれば、落としやすいとも言えますね。
ランコム UV エクスペール BBnの成分分析
水、酸化チタン、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、グリセリン、ジメチコン、ドロメトリゾールトリシロキサン、テレフタリリデンジカンフルスルホン酸、PG、ステアリン酸イソセチル、変性アルコール、TEA、ステアリン酸、セチル酸K、赤202、トコフェロール、ココイルサルコシンNa、塩化Na、安息香酸Na、フェノキシエタノール、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ステアリン酸PEG-100、ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシル、パルミチン酸、ポリソルベート80、キサンタンガム、ペンチレングリコール、セイヨウハッカエキス、トロメタミン、イソヘキサデカン、エーデルワイス花/葉エキス、カプリリルグリコール、カルボマー(アクリルアミド/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、ミリスチン酸、オレイン酸ソルビタン、ソルビトール、ワサビノキ種子エキス、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、EDTA-2Na、ガリカバラ花エキス、リン酸2Na、セタノール、BHT、クエン酸、メチコン、ソルビン酸K、水酸化Al、ステアリン酸グリセリル、香料
酸化チタンは、紫外線散乱剤。
メトキシケイヒ酸エチルヘキシルは、紫外線吸収剤。UVB吸収剤で、最も使用される、使用されている吸収剤の一つですね。
グリセリンは、多価アルコールの保湿成分。
ジメチコンは、シリコーン成分。
ドロメトリゾールトリシロキサンは、紫外線吸収剤。UVA、UVBの両方を吸収できる成分です。
テレフタリリデンジカンフルスルホン酸も、紫外線吸収剤で、UVA吸収剤です。スルホン酸と名前がつくだけあって、酸性成分です。中和が必要な成分であり、TEAが配合されている理由は中和のためです。
PGは、多価アルコールで保湿成分。
ステアリン酸イソセチルは、エステル油です。軽く、滑らかな感触のあるオイル成分です。
変性アルコールは、エタノールに苦味、匂い成分を追加したエタノールです。
TEAは、アルカリ性成分。
ステアリン酸は、脂肪酸の一種ですね。ここでは、粘度調整剤として働きます。
ここまでが、1%を超える成分かと思います。
ランコム UV エクスペール BBnのフリー項目
- 鉱物油
- パラベン
- フェノキシエタノール
メジャーな防腐剤が配合されていないのは、代わりの成分が配合されているからです。
安息香酸Na、ソルビン酸Kがそれにあたります。海外では、特にEUでは、パラベン、フェノキシエタノールは、嫌われまくっていますので。
ランコム UV エクスペール BBnの評価
- 公式HP:4.4/5.0 66件
- アットコスメ:5.1/7.0 320件
- LIPS:4.6/5.0 60件
※上記評価は、2020年7月のものです。
- ツヤツヤできれいに肌見せしてくれるBBクリーム
- グレーのクリームなのに、不思議と馴染んで、明るく整えてくれるBBクリーム
- 突っ張り感や違和感とかは特になく、乾燥知らずのBB
- 伸びが悪く、厚塗り感がある
ランコム UV エクスペール トーンアップn 使用感と成分分析
引用元:https://www.lancome.jp/skincare/by-range/uv-expert/
ランコム UV エクスペール トーンアップnの使用感
乳液状の化粧下地、日焼け止めになります。乳液状ですが、粘度は少しあり、ツノも立ちます。肌に乗せて、勝手に、重力で広がっていくほど、粘度は低くないです。
化粧下地というよりは、日焼け止めに近い感触です。酸化チタンによる肌のトーンアップが期待できる感じですね。若干ですけどね。化粧を薄めでされている方とかには、良い商品かなと思います。本当に薄ーく、トーンが上がり、肌が綺麗に見えます。
塗ったあとにペタペタするといった不快感は特にありません。かと言って、乾燥する感じもないですね。
匂いは、香料による、ザ化粧品って感じの匂いです。
ちなみに、汗や水には、強くはないです。簡単に流れますので、洗浄系で落としやすい反面、汗をよくかく場合には、不向きかと思います。
ランコム UV エクスペール トーンアップnの成分分析
水、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、酸化チタン、スクワラン、グリセリン、ドロメトリゾールトリシロキサン、テレフタリリデンジカンフルスルホン酸、PG、変性アルコール、TEA、DPG、マイカ、ステアリン酸、セチルリン酸K、ナイロン-12、硫酸Ba、トコフェロール、ココヤシ果実エキス、ココイルサルコシンNa、塩化Na、安息香酸Na、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、アデノシン、ステアリン酸PEG-100、エチルヘキシルトリアゾン、パルミチン酸、ポリソルベート80、マルトデキストリン、キサンタンガム、ペンチレングリコール、セイヨウハッカエキス、トロメタミン、イソヘキサデカン、エーデルワイス花/葉エキス、カプリリルグリコール、カルボマー(アクリルアミド/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、ミリスチン酸、オレイン酸ソルビタン、ワサビノキ種子エキス、ソルビトール、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、EDTA-2Na、ガリカバラ花エキス、セタノール、BG、BHT、シアバター油粕エキス、クエン酸、ソルビン酸K、水酸化Al、ステアリン酸グリセリル、香料
メトキシケイヒ酸エチルヘキシルは、UVB紫外線吸収剤。
酸化チタンは、紫外線散乱剤。
スクワランは、疑似皮脂成分。炭化水素油です。
グリセリン、PG、DPGは、多価アルコールで保湿成分。
ドロメトリゾールトリシロキサンは、紫外線吸収剤。UVA、UVB、その両方ともを吸収することができます。
テレフタリリデンジカンフルスルホン酸は、UVAの紫外線吸収剤。
変性アルコールは、エタノールです。エタノールに、苦味、匂い成分を追加した成分ですね。
TEAは、アルカリ成分。テレフタリリデンジカンフルスルホン酸を中和するために配合されています。
マイカは、粘度鉱物の一種です。
ステアリン酸は、脂肪酸であり、この場合、粘度調整剤として機能します。
この辺りまでが1%を超える成分かと思います。
硫酸Baは、硫酸バリウムのこと。健康診断とか、人間ドックとかで、飲むバリウムは、この硫酸Baになります。これは、乳化安定成分として配合されています。
ランコム UV エクスペール トーンアップnのフリー項目
- 鉱物油
- パラベン
- フェノキシエタノール
メジャーな防腐剤が配合されていないのは、UV エクスペールBBで書いた理由と同じになります。
ランコム UV エクスペール トーンアップnの評価
- 公式HP:4.6/5.0 27件
- アットコスメ:5.0/7.0 188件
- LIPS:4.6/5.0 117件
※上記評価は、2020年7月のものです。
- 化粧下地としても、日焼け止めとしても使用できる
- 自然なかたちで、透明感、トーンアップ感が出せる
- しっとり感とツヤ感が好き
- カバー力はあまりない
BBとトーンアップ、どちらが良いの?
全成分を見比べると、エクスペールのBBも、トーンアップも似たりよったり。
どちらが良いのかわからないな〜
と思う人も多いかもしれませんね。
どちらにも良い点がありますので、その辺り、きちんと理解して購入を検討してみてください。
SPFやPAは、同じ表記なので、日焼け止め、紫外線防御の面では、どちらも問題ないですね。
ただ、カバー力が結構異なる感じです。
同じ量を塗り拡げてみると、違いがわかります。
BBの方が、カバー力があります。写真ではわかりにくいかも・・・ですが。
左:BB 右:トーンアップ
一方で、トーンアップはその名の通り、肌トーンが上がります。マイカの影響が結構あるんだと思います。
崩れにくさ、潤い感も同程度です。すべり性も大した差はないですね。
肌トーンを上げたいか?、カバー力を重視したいか?、どちらがご自身の肌悩みにあっているかで、選択したので良いかと思います。
成分的には、あまり変わらないので、どちらか一方だけが肌に合わないなんてことはないでしょう。その日のシチュエーションに合わせて、BBなのか、トーンアップなのか。選択するのも十分ありですね。匂いも同じですしね。
また、トーンアップには、ローズVer.がありますが、トーンアップの全成分とほぼ同じです。酸化鉄が配合されているか、されていないかです。酸化鉄によって、ピンクっぽい色を出しています。つまり、効果的な部分は、通常のトーンアップと代わりありません。が、透明感が出るのは、通常のトーンアップの方です。ローズは、肌の血色がよく見える、見せれるようなものになります。
どんな人にオススメ?
- 肌トーンを明るく見せたい方(トーンアップ)
- カバー力のある日焼け止め、下地をお探しの方(BB)
- 肌の血色をよく見せたい方(ローズVer.)
最後に
ランコム UVエクスペール BB、エクスペール トーンアップについて、解説してみました。
どちらも使用感がよく、紫外線に対する防御能も高いです。ご自身の状況に合わせて、使用する下地を変えてみても良いかと思います。
ランコムの商品について、他にも色々書いています。良ければ参考にしてみてください。
下地、日焼け止めについても、いろいろ書かせてもらています。参考になれば幸いです。
【ラ ロッシュ ポゼ】UVイデア XL プロテクショントーンアップ 使用感と成分分析
【アクセーヌ】スーパーサンシールド ブライトフィット 使用感と成分分析
【マキアレイベル】薬用クリアエステヴェール 使用感と成分分析
また、個人的なランキングページも作成しています。コチラも参考になれば、幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。