あひるの化粧品と戯れる日記

化粧品開発者が化粧品やそれに関する知識、情報などを発信していくブログです。たまに無関係なことも書きます。

【ETVOS】バイタライジングリンクルクリーム 使用感と成分分析

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どうも、あひるです。

今回もリンクルケア商品について、解説していこうかと思います。

 

 

 

 

バイタライジングリンクルクリームのポイント!
  • セラミドが配合された、ナチュラルリンクルコスメ
  • 抗シワ試験実施ずみ
  • 濃厚クリームで、ハリ感アップ

 

 

ETVOSとは?

ETVOSは、 国産ミネラルファンデーション・セラミドスキンケア製品を展開する化粧品ブランドですね。

ナチュラルサイエンスなスキンケアコスメをいくつも展開し、今ではすっかり有名ブランドの一つです。

バイタライジングラインは、「エイジングケアライン」です。

植物幹細胞のチカラに着目し、ハリのあるお肌へと導くラインとなっており、アルガン、リンゴの幹細胞をラインに採用しています。

コンセプト的には、ナチュラルでありながら、機能性を追求って感じで、N オーガニックにとてもよく似ています。ETVOSの方が、会社設立は先ですが・・・。

ETVOSも、ナチュラル系の中身にしてはいますが、必要であれば、合成成分も使用している、使用感にもこだわっているコスメブランドになります。

 

 

 

ETVOS バイタライジングリンクルクリーム 使用感と成分分析

ETVOS バイタライジングリンクルクリーム

出典:https://etvos.com/shop/g/gCQ10169-000/

 

ETVOS バイタライジングリンクルクリームの使用感

結構硬め?な白色クリームです。一般的なクリームよりは、硬めで間違いないかと思います。

塗り伸ばしていくと、かなりの濃厚さが伝わるこってりとしたクリームです。

目尻に塗ると、ピタッと密着した感じとともに、伸びてる感じもしなくもない。

引っ張られるような不快感は特にないですね。

匂いは何となくします。が、精油が配合されているわけではないので、植物オイルなどによる匂いかなと推測しています。

結構ペッタリ、こってりするので、そういったタイプ(リンクルケア系に多い使用感ですが)が好みの方には、良い使用感ではないでしょうか。

ETVOS バイタライジングリンクルクリーム 使用感
ETVOS バイタライジングリンクルクリーム 塗り伸ばし

 

ETVOS バイタライジングリンクルクリームの成分分析
リンクルクリームの全成分

水、グリセリン、テオブロマグランジフロルム種子脂、シア脂、ジステアリン酸ポリグリセリル-3メチルグルコース、メドウフォーム油、セテアリルアルコール、ホホバ種子油、ステアリン酸グリセリル、水添ナタネ油アルコール、セラミドEOP、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAG、セラミドAP、フィトスフィンゴシン、コレステロール、フィトステロールズ、水添レチノール、トリスヘキシルデカン酸ピリドキシン、3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸、トコフェロール、グルコシルヘスペリジン、ヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、アルガニアスピノサ芽細胞エキス、リンゴ果実培養細胞エキス、ネムノキ樹皮エキス、アルテロモナス発酵エキス、アボカド油、アンズ核油、カニナバラ果実油、ヒマワリ種子油、ダルトシド、ナットウガム、グルコマンナン、イソマルト、PCA-Na、ジグリセリン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ベヘニルアルコール、パルミチン酸エチルヘキシル、トリヒドロキシステアリン、BG、キサンタンガム、カルボマー、ラウロイルラクチレートNa、ステアロイルラクチレートNa、レシチン、水添レシチン、カプリル酸グリセリル、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、エチルヘキシルグリセリン、フェノキシエタノール

グリセリンは、多価アルコールで保湿成分。

テオブロマグランジフロルム種子脂は、クプアスの種子から得られる植物油脂、オイルです。クプアスバターの方が、馴染みのある名前かも知れませんね。保湿、皮膚の柔軟性を付与する作用があります。

シア脂は、シアバターという名の方が有名ですかね。室温で柔らかめの固形のオイル成分です。

ジステアリン酸ポリグリセリル-3メチルグルコースは、乳化剤です。ノニオン性界面活性剤の一種ですね。

メドウフォーム油は、植物オイルです。

セテアリルアルコールは、高級アルコール。乳化安定向上と粘度調整に必要な成分です。

ホホバ種子油は、植物油脂です。植物オイルと混同されがちですが、植物オイルではないです。

ステアリン酸グリセリルは、界面活性剤で、乳化剤です。

水添ナタネ油アルコールは、高級アルコールで、クリームの乳化安定性向上、粘度調整に関係している成分です。

ここまでが1%を超える成分かと思います。

次いで、セラミド類が並んでいますね。セラミドについて、下記で表にまとめています。

新名 セラミドEOP セラミドNG(NS) セラミドNP セラミドAG(AS) セラミドAP
旧名 セラミド1 セラミド2 セラミド3 セラミド5 セラミド6Ⅱ
作用 アトピー性皮膚に関連が示唆されている 最も多く含まれており、高い水分保持能がある 保湿やバリア機能回復効果に優れる 角質のバリア機能を高める作用がある ターンオーバー正常化作用

さすがETVOS。セラミドが複数種配合されていますね。配合量は、そんなに多くはないでしょうが・・・。お高いですからね、セラミドは。

あと、ビタミン類も配合されていますね。

表示名称 主な作用
水添レチノール ビタミンA誘導体、ヒアルロン酸産生を促進させ、シワへとアプローチ
トリスヘキシルデカン酸ピリドキシン ビタミンB6の誘導体、フィラグリン産生を促進させ、保湿能をアップ
3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸 ビタミンC誘導体、セラミド合成促進作用
トコフェロール ビタミンE、油性成分、酸化防止成分
グルコシルヘスペリジン ビタミンP誘導体、血流促進作用、クマやくすみに
アルガニアスピノサ芽細胞エキス 肌のハリ、弾力アップ作用
リンゴ果実培養細胞エキス 抗老化作用
ネムノキ樹皮エキス コラーゲンの老化回復作用
アルテロモナス発酵エキス アンチポルーション成分

ビタミン類がここまで、複数種配合されているのも珍しい気がします。セラミドといい、ビタミンといい、たくさんの種類を配合するのが、お好きなんですかね。 

セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなど、加齢とともに減少してくる成分を中心に増やしていこうとする訴求成分が多いですね。部外品のように、「シワ改善コスメ」とは、謳えないですが、シワなどに意味のある成分が配合されているかなと思います。

 

ETVOS バイタライジングリンクルクリームのフリー項目
  • エタノール
  • シリコーン
  • パラベン
  • 鉱物油
  • 香料、着色料

 

ETVOS バイタライジングリンクルクリームの評価
  • 公式HP:4.3/5.0 49件
  • アットコスメ:4.2/7.0 31件
  • LIPS:3.9/5.0 7件

※上記評価は、2020年8月のものです。

良い口コミ
  • しっかりと保湿される
  • 塗り込むと、密着する感じがある
  • 敏感肌だけど、荒れることはなかった
悪い口コミ
  • 軽くペタペタする
  • 独特の匂いが苦手

 

◆ 個人的な評価 ◆ ★ ETVOS バイタライジングリンクルクリーム ★
☆ 総合評価:A+ ☆
● 伸ばしやすさ:A
● 保湿力:S-
● 肌なじみ:A+
● コスパ:B+
● 匂い:A+
● 肌への優しさ:A
● 口コミ:A+
● オリジナリティー:S+
※S+が一番良く、C-が一番悪い評価となります。

 

 

 

どんな人にオススメ?

  • こってり系のリンクルクリームをお探しの方
  • セラミド配合リンクルクリームをお探しの方
  • 抗シワ試験をクリアした商品をお探しの方

 

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最後に

ETVOS バイタライジングリンクルクリームについて、解説してみました。

セラミド類、ビタミン類を複数種配合した、リンクルケアクリームです。こってり感による密着、シワがピンと張る感じは良かったですね。あとは、若干のペトつきが、好みの分かれるポイントかと思います。密着感に優れたコスメをお探しの方は、使用してみると良いかも知れませんね。

 

ETVOSの他の製品については、いくつか記事にしています。参考になれば、幸いです。

 

リンクルケアコスメについても、いくつか記事にしています。化粧品選びの一助になれば幸いです。

 

また、個人的なランキングページも作成しています。ご興味あれば、どうぞ。

個人的ランキングページ

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

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