どうも、あひるです。
今回は、オルビスから出されている「オルビス ユードット」について、書いていこうと思います。
- トラネキサム酸配合のエイジングケアコスメ
- モイスチャーは、ユーとは全く異なる使用感
- くすみ、うるおい、ハリ、多方向からアプローチ
オルビス ユードットとは?
オルビスから出されている最高峰エイジングケアラインです。同じくオルビスから出されているオルビス ユーの上位ブランドになります。
年齢による肌悩み一つ一つを対処するのではなく、肌で起きていることの根本原因に着目。年齢に抗うことなく、歳を重ねることを楽しみ、“いきいきとした印象”で過ごす人を応援する、そんなスキンケアシリーズだそうです。
オルビス ユードット ウォッシュ 使用感と成分分析
オルビス ユードット ウォッシュの使用感
白色のペースト状石鹸です。少量でも泡立ちますが、めっちゃ泡立つって感じほどではないですね。気泡力はそれほどですが、泡持ちは良かった方かと思います。洗顔中に、泡がヘタれることはありませんでした。
洗い上がりは、ちょっと乾燥する感じがありますね。ですので、洗顔後は早めの保湿を心がけてください。
オルビス ユードット ウォッシュの成分分析
【有効成分】グリチルリチン酸2K
【その他の成分】水、グリセリン、ミリスチン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、水酸化K、ステアリン酸、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液、ジグリセリン、アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミドコポリマー液、アルキルグリコシド、スイカズラエキス、メマツヨイグサ抽出液、イザヨイバラエキス、BG、カルボキシメチルセルロースNa
オルビスユードットは、医薬部外品です。有効成分は、抗炎症作用のあるグリチルリチン酸2K。今となっては、ありとあらゆる化粧品、部外品に配合されている成分でもありますね。医薬品にも用いられています。
グリセリンは、多価アルコールで保湿成分。
ミリスチン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、ステアリン酸は、脂肪酸です。アルカリ(本商品の場合、水酸化K)と反応させて、脂肪酸塩(ミリスチン酸K、パルミチン酸K、ラウリン酸K、ステアリン酸K)を生成させています。脂肪酸塩は、石鹸の成分で、アニオン性の界面活性剤となります。
ステアリン酸までが、1%を超える成分ですね。
塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液は、カチオン性ポリマーの一種です。洗い上がりの質感改善作用があります。
成分を見るからに、普通な洗顔かなと思います。
オルビス ユードット ウォッシュのフリー項目
- エタノール
- パラベン
- シリコーン
- 鉱物油
- 着色料、香料
オルビス ユードット ウォッシュの評価
- アットコスメ:4.8/7.0 101件
- LIPS:4.7/5.0 25件
※上記評価は、2021年2月のものです。
- 泡立ちもよく、洗い上がりもしっとりしている
- 濃密な弾力泡が作れて、毛穴汚れに効いてる感じがする
- もっちり洗いながら、スッキリ汚れを落とせる
- 良くも悪くも普通の洗顔料
- 乾燥肌は注意かも、結構肌がつっぱりました
オルビス ユードット ローション 使用感と成分分析
オルビス ユードット ローションの使用感
若干とろみのある、無色透明な化粧水です。
スルスルっと塗り拡げられて、素早く染み込んでいく、そんなのが感じられます。
肌馴染みが良好なので、上手に作っているなーと思います。
保湿感はそこまで強くなる、ほどよくしっとり潤う感じです。後からモイスチャーを塗るので、ローションでペタペタしてたらヤバいですからね(笑)
オルビス ユーのローションよりは、とろみなどはないです。
オルビス ユードット ローションの成分分析
【有効成分】トラネキサム酸
【その他の成分】水、濃グリセリン、BG、イソプレングリコール、ソルビット液、スイカズラエキス、メマツヨイグサ抽出液、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、ジグリセリン、ポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(3B.O.)(8E.O.)(5P.O.)、PEG(80)、クエン酸、クエン酸Na、アルギン酸Na、キサンタンガム、フェノキシエタノール、メチルパラベン
有効成分は、トラネキサム酸。メラニンの生成を抑制してくれる作用がある美白成分の一種ですね。
濃グリセリン、BG、イソプレングリコールは、多価アルコールで保湿成分。イソプレングリコールは、結構珍しいのではないでしょうか。近年使用されだした新しい多価アルコールです。一時、BGの需要と供給バランスが崩れた際に、出回った経緯があります。BGよりはちょっとしっとり系です。化粧品業界以外では様々な分野に使用されており、安全性などは特に問題ないと聞いています。また、糖類、ここではソルビット液と併用することで、保湿能が上がるといった報告もありますね。
ソルビット液までが1%を超える成分かと思います。
シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、ポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(3B.O.)(8E.O.)(5P.O.)は、両親媒性成分。油にも、水にも溶ける成分のことです。有効成分などの浸透性を向上させる成分として、多様な化粧品に配合されています。特に、導入液に分類されている化粧品には多く配合されていると思います。化粧水にそれらを配合しているので、オルビス ユードットでは、化粧水(導入液含む)って感じでしょうかね。
オルビス ユードット ローションのフリー項目
- エタノール
- シリコーン
- 鉱物油
- 香料、着色料
オルビス ユードット ローションの評価
- アットコスメ:4.8/7.0 73件
- LIPS:4.3/5.0 29件
※上記評価は、2021年2月のものです。
- ややとろみがあり、少量で潤う
- オルビス ユーに比べ、とろみはなくサラッとしていて使いやすい
- 風呂上がりに使用すると、スーッと染み込む、入り込む
- 肌表面がいつまでもベタつく感じがある
オルビス ユードット モイスチャー 使用感と成分分析
オルビス ユードット モイスチャーの使用感
きれいな白色、硬めのクリームです。 硬さがあるので、若干取りにくい感じはあります。
塗り伸ばしもややしにくい感じはありますが、保湿感はさすがです。しっとり潤ってくれます。塗りすぎると、ペタペタ感につながるので、あまり塗りすぎないよう、注意が必要ですね。
オルビス ユーのモイスチャーとは全く異なる質感になっています。
オルビス ユードット モイスチャーの成分分析
【有効成分】トラネキサム酸
【その他の成分】水、濃グリセリン、α-オレフィンオリゴマー、エチルヘキサン酸セチル、BG、ソルビット液、ジメチコン、ステアリン酸ソルビタン、セタノール、パルミチン酸セチル、ベヘニルアルコール、マイクロクリスタリンワックス、ステアリン酸PEG、ステアリン酸、スイカズラエキス、メマツヨイグサ抽出液、ワセリン、ジグリセリン、ビタミンE、ポリオキシブチレンポリグリセリンステアリルエーテル、クエン酸、クエン酸Na、水酸化K、ポリエチレングリコール・デシルテトラデセス-20・ヘキサメチレンジイソシアネート共重合体、カルボキシビニルポリマー、フェノキシエタノール、メチルパラベン、プロピルパラベン
有効成分は、化粧水と同じく、トラネキサム酸です。
濃グリセリン、BGは、多価アルコールで保湿成分。
α-オレフィンオリゴマーは、炭化水素油。スクワランに似た使用感が得られる成分でありながら、スクワランよりも低価格の成分です。品質が悪いとかではないです。原料コストを抑える目的で配合されたりもしますね。
エチルヘキサン酸セチル、パルミチン酸セチルは、さっぱり目のエステルオイル。
ソルビット液は、糖類の保湿成分。
ジメチコンは、シリコーンオイル。感触改良成分です。
ステアリン酸ソルビタンは、ノニオン界面活性剤。乳化剤ですね。
セタノール、べヘニルアルコールは、高級アルコール。クリームの粘度調整成分、乳化安定性向上成分として、配合されています。
マイクロクリスタリンワックスは、その名の通り、ワックス成分です。炭化水素油で、室温固形、クリームの硬さを調整する、感触改良剤として、配合されています。
ステアリン酸PEGは、界面活性剤。ノニオン活性剤で、乳化剤ですね。化粧品だと、ステアリン酸PEG-〇〇となりますが、部外品のため、ステアリン酸PEGという名称になっています。そのため、PEG(ポリエチレングリコール)が、どの程度くっついた成分なのかは不明ですね。
ステアリン酸は、脂肪酸です。クリームに配合される場合、粘度調整剤として、配合されます。
ここまでが1%を超える成分かなと思います。
使用感からも分かる通り、硬さが際立っています。オルビス ユーのモイスチャーとは、感触が全く異なる感じです。モイスチャーとの違いは、油分が配合されていること、硬さを際立たせていること、でしょうか。ザ クリームという感じですね。オルビス ユーのモイスチャーをイメージしていた方は、「全然一緒じゃない!」と思った方も多いのではないでしょか。どちらが良いとかは、好みの問題ですので、油分も取り入れたいって方は、ユードットを選択されても良いかと思います。
オルビス ユードット モイスチャーのフリー項目
- エタノール
- シリコーン
- 香料、着色料
オルビス ユードット モイスチャーの評価
- アットコスメ:4.2/7.0 55件
- LIPS:4.4/5.0 20件
※上記評価は、2021年2月のものです。
- ばっちり潤う
- テクスチャーは硬めだが、肌に付けると、スッと伸び、肌に馴染む
- バームみたいな感触ですごく心地よく、肌にツヤが生まれる
- 付けすぎると、メイクがヨレる
- クリームが硬すぎる・・・
どんな人にオススメ?
- 肌のくすみ、透明感が気になる方
- 肌のうるおい、みずみずしさが欲しい方
- 肌のハリ感が物足りない方
- トラネキサム酸配合コスメをお探しの方
最後に
オルビスの最高峰エイジングケアライン「オルビス ユードット」について、解説してみました。
個人的には化粧水が結構良い感じでした。肌馴染みも良く、しっとり感もまずまずです。クリームはちょっとこってりしすぎた感じがありました。もちろん、エイジングケアコスメという位置づけなので、肌のハリ感が衰えてきたなと感じている方には、良い商品かなと思います。
他にも、エイジングケアコスメについて書いています。化粧品選びの参考になれば幸いです。
また、個人的なランキングページも作成しています。参考程度にどうぞ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。