どうも、あひるです。
コロナ禍でマスク必須の日常になり、肌荒れに悩んでいる方が増加しているんだとか。
そんなときには、やはり敏感肌コスメが効果的でしょうか。
今回は、敏感肌コスメブランド「dプログラム」を紹介していこうと思います。
- 抗炎症成分、トラネキサム酸とグリチルリチン酸ジカリウムのW有効成分
- 乾燥、敏感などの肌悩みに特化したコスメ
- 使用感もよく、保湿力も十分
dプログラムとは?
出典::https://www.shiseido.co.jp/dp/skincare/moist.html
dプログラムも随分有名になりました。ドラッグストアでは必ずと言っていいほど見かける、ドラッグストア定番商品かと思います。
女優の広瀬すずを広告塔に据えて、販売促進を行っていますね。最近では(2021年夏頃から?)、芸人のぺこぱも起用し、WEB広告を展開されています。
ちょっとした変化で肌が揺らぎがちな女性に対し、「それって敏感肌」と気づきを与える上で、否定しないツッコミという独特の芸風で、人それぞれの肌の悩みに対してポジティブに励ましてくれるようなイメージのぺこぱさんを起用したんだとか。
dプログラムは、肌別の敏感肌用コスメ。敏感肌、乾燥肌でかつ、別の肌悩みがある方向けのコスメブランドです。例えば、敏感肌だけど、エイジングケアしたいとか、美白ケアしたいとか。敏感対処+αがケアできるスキンケアですよね。
あと、デザイン、容器が美しい、良いですよね。肌別に色分けされていて、オシャレです。さすが大手です。色分けするだけでも大変、容器コストがかかりますし、そのコストを賄うために、大量の数の容器を発注しないとですからね。一度の発注で、容器を何万本頼んでいるのでしょか(笑)
dプログラムで謳われている、「美肌菌」について、少し説明しておきましょう。
美肌菌って何でしょうか?
そんな菌、菌種は存在しません。これは、資生堂が、あるいは、化粧品メーカー側が、説明しやすいように命名しただけです。
肌に良いとされる菌を美肌菌って呼んでいるだけです。
一般的に、肌に良いとされる菌は、表皮ブドウ球菌が挙げれます。表皮ブドウ球菌が少ないと、肌が荒れたり、敏感肌であったりとされています。肌が弱い人は、意外と表皮ブドウ球菌の数が少ない傾向にあることが多数報告されています。
一方、肌に悪いとされる菌は、黄色ブドウ球菌などです。アトピー性皮膚炎の方には、黄色ブドウ球菌が多いとする研究結果がありますね。
肌には、必ず菌がおり、それらのバランスが良い状態ですと、肌状態も総じて良いことになります。バランスが狂うと、だいたい良いことはないです。
dプログラムは、表皮ブドウ球菌などの良いとされる菌を総称して、美肌菌と呼び、それらを増やすよう処方設計、酵母エキスやグリセリンが配合されているみたいです。
ではでは、モイストケアシリーズについて紹介していきたいと思います。
dプログラム モイストケアローションMB 使用感と成分分析
出典:https://www.shiseido.co.jp/dp/skincare/moist.html
dプログラム モイストケアローションMBの使用感
完全に透明な液体です。特にとろみや粘り気なども特にないですね。
塗り終わると、しっとりうるおいがあります。ほっぺはもちもちになります(笑)
馴染みも割とよく、いつまでも肌の上をズルズル滑る感じはありません。
匂いはありませんので、特に気にする必要はないかと思います。


dプログラム モイストケアローションMBの成分分析
【有効成分】トラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウム
【その他の成分】酵母エキス(3)、トレハロース、キシリット、エリスリトール、ワセリン、アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム、ヨモギエキス(2)、濃グリセリン、精製水、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(4)ジメチルエーテル、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル、ヒドロキシエチルセルロース、クエン酸、キサンタンガム、クエン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(14)ポリオキシプロピレン(7)ジメチルエーテル、フェノキシエタノール
トラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウムは、有効成分として配合されています。どちらも、抗炎症のW成分というかたちですね。敏感肌、肌が過敏な方には、ありがたい成分かと思います。
その他の成分は完全に順不同です。部外品ですから、その辺りは自由ですよね。
だいたいですが、以下の成分が主成分かと思います。
濃グリセリンは、多価アルコールで保湿成分。お肌にも存在している成分です。
ジプロピレングリコール(DPG)、1,3-ブチレングリコール(BG)も多価アルコールで保湿成分です()内は、化粧品の表示名称。
ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(4)ジメチルエーテルは、高分子の保湿成分です。名称からもわかるように、両親媒性、水にも、油にも溶ける成分の一つです。ブースターとしての側面もあるかも知れませんね。資生堂関連のコスメでは、よくよく見かける成分の一つで、資生堂専売成分のハズです。他で見かけないですし、原料も見当たらない。大手メーカーでは、よくあるパターンです。
ポリオキシエチレンメチルグルコシドは、糖類にPEG(ポリエチレングリコール)を付加した保湿成分です。
この辺りが、主な成分かなと思います。グリセリンを主成分に据えた、敏感肌コスメだと思います。
dプログラム モイストケアローションMBのフリー項目
- エタノール
- シリコーン
- パラベン
- 着色料、香料
dプログラム モイストケアローションMBの評価
- アットコスメ:5.5/7.0 322件
- LIPS:4.4/5.0 89件
※上記評価は、2021年11月のものです。
- しっとりした使い心地で、ツッパリ感などがなくとても良かった
- 肌が揺らいだり、ちょっと荒れていても、ヒリヒリすることがない
- もうずっと何年もリピートしている必須アイテム
- 特に見当たらない
dプログラム モイストケアエマルジョンMB 使用感と成分分析
出典:https://www.shiseido.co.jp/dp/skincare/moist.html
dプログラム モイストケアエマルジョンMBの使用感
白色の乳液状美容液です。粘度、とろみはそんなになく、軽い感じ、広範囲に塗り拡げられます。
塗り終わった後は、しっとりしつつも、サラッと感のある感じ。ベタつき、ベトつきなどは一切感じられない使用感になっています。
化粧水同様、匂いはありませんね。


dプログラム モイストケアエマルジョンMBの成分分析
【有効成分】トラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウム
【その他の成分】酵母エキス(3)、トレハロース、キシリット、エリスリトール、ワセリン、アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム、ヨモギエキス(2)、濃グリセリン、精製水、α-オレフィンオリゴマー、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、硬化油、テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリトリット、イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、デカメチルテトラシロキサン、ポリオキシエチレン(14)ポリオキシプロピレン(7)ジメチルエーテル、ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(4)ジメチルエーテル、モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、ベヘニルアルコール、バチルアルコール、カルボキシビニルポリマー、水酸化カリウム、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル)、メタリン酸ナトリウム、架橋型N,N-ジメチルアクリルアミド-2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸ナトリウム共重合体、ピロ亜硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム(2)、フェノキシエタノール
エマルジョンの方も、ローションと同じ有効成分です。どちらも抗炎症の作用があります。
主成分も、ローションとほぼほぼ似たような感じがします。
α-オレフィンオリゴマーは、スクワランに似た使用感を持つ炭化水素油です。スクワランに比べ、安価ですので、使用されることが多々あります。
硬化油は、化粧品では水添パーム油です。パーム油を水素添加し、酸化安定性を高めた成分です。ワセリンの代わりに使用されたりもしますが、本商品には、ワセリンも配合されていますね。
テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリトリットは、ベタツキ感の少ないエステルオイルです。
この辺りが主成分かなと思います。単純に、ローションに、オイル、活性剤、増粘剤をプラスして、乳液にしたかたちですね。
dプログラム モイストケアエマルジョンMBのフリー項目
- エタノール
- パラベン
- 着色料、香料
dプログラム モイストケアエマルジョンMBの評価
- アットコスメ:5.4/7.0 86件
- LIPS:4.0/5.0 24件
※上記評価は、2021年11月のものです。
- しっとり保湿力があって、ベタつきがない
- マスク荒れや生理前のゆらぎ時期などの軽度な肌荒れにピッタリな乳液
- デコルテや背中の肌荒れに悩んでいたが、dプログラムのおかげで、一週間くらいで肌理が整った
- 特に見当たらない
どんな人にオススメ?
- 肌の乾燥が気になる方
- お肌が敏感な方
- 様々なタイミングでお肌が荒れる方
最後に
dプログラム モイストケアシリーズについて、解説してみました。
肌に存在する菌に着目して、その菌にアプローチすることで、肌悩みをどうにかしようとするコスメブランドです。使用感も良いですし、ヒリヒリ感なども特に無し。刺激性のある成分も含まれていませんから、お肌に自身にない方は、試してみて損はないかと思います。
他にも、敏感肌用コスメについて、色々記事にしています。化粧品選びの参考になれば幸いです。
また、個人的なランキングページも作成しています。参考程度に御覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。