どうも、あひるです。
ここ最近、CMで見かけるメリット ザ マイルド。
気になっていたんですよねー。
CM見ると、ものすごく良い感じに見えちゃいますよね(笑)
そんなこんなで、メリット ザ マイルドについて、色々書いていきたいと思います。
- メリット ザ マイルドとは?
- メリット ザ マイルド 泡シャンプー 使用感と成分分析
- メリット ザ マイルド 泡コンディショナー 使用感と成分分析
- メリット ザ マイルド 泡シャンプー&泡コンディショナーの評価
- どんな人にオススメ?
- 最後に
- 泡で洗う、新しいタイプのシャンプーとコンディショナー
- 地肌への摩擦レスを追求
- コスパはめちゃくちゃ良い
メリット ザ マイルドとは?
出典:https://www.kao.co.jp/merit/products/themild/
皆さん、ご存知メリットの新しい派生ブランドです。
メリットは、1970年に誕生したそうなので、誕生から50年経っている計算になります。単純にすごい!
メリット ザ マイルドは、ここ5〜6年の調査で浮上してきた、「地肌を優しく洗いたい」というニーズのもと、「泡」で洗うことをコンセプトにし、ブランドを立ち上げたそうです。
液体シャンプーとかですと、泡立てる際に、どうしても地肌をゴシゴシしてしまいますので、最初から泡で出る商品の設計を行ったみたいですね。
コンセプトは素晴らしく良いですよね。泡で洗うってのはとても大事なことですし、敏感肌用とか、子ども用とかって、大抵、泡シャンプーなのも、そういった経緯に起因しますから。
コンディショナーを泡化する必要性は、どーなんでしょう?地肌に塗ってしまう人からしたら、ありがたいことですが、地肌に塗らない人からしてみれば、特に必要ないように思います。
が、花王さんは、敢えてそこにチャレンジし、泡コンディショナーを開発されています。そこは普通にすごいことだと思います。他に泡コンディショナーってないですもんね。
さて、そんな花王さんが作られた、メリット ザ マイルドについて、使用感やら、成分やらを見ていこうと思います。
メリット ザ マイルド 泡シャンプー 使用感と成分分析
メリット ザ マイルド 泡シャンプーの使用感
ポンプフォーマーで出る泡シャンプーです。
髪に塗り拡げ、洗髪しても、泡がヘタれるとかはなく、きちんと泡立ちを維持してくれます。
洗い流し時は、ややきしみ感があります。髪の長い人や傷んでいる方には、やや不向きかなー?という印象です。
洗い流した後も、やはり少しきしみ感がありますね・・・。
香りはフレッシュフローラルの良い香りなのですが、きしみ感がどうも気になる部分ではあります。
メリット ザ マイルド 泡シャンプーの成分分析
水、ラウレス硫酸Na、DPG、ラウレス硫酸アンモニウム、ラウレス-11カルボン酸Na、グリセリン、コハク酸、リンゴ酸、ステアレス-6、乳酸、ラウラミドプロピルベタイン、エチルヘキシルグリセリン、ビスメトキシプロピルアミドイソドコサン、ポリクオタニウム-10、ラノリン脂肪酸、グリチルリチン酸2K、ステアロキシプロピルジメチルアミン、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ココアンホ酢酸Na、EDTA-3Na、ステアリルアルコール、PPG-3カプリリルエーテル、PPG-7、エタノール、フェノキシエタノール、水酸化K、水酸化Na、香料
ラウレス硫酸Naは、アニオン性の界面活性剤です。泡立ち成分ですね。昨今では、刺激性が懸念され、使用頻度はだだ下がっているはずなのですが・・・。メリットでは使用されています。使用される理由としては、泡立ちが良好、成分単価が安価、というのが挙げられますが、各メーカー、使用しないよう工夫されておられますので、ちょっと残念なところです。
花王さんは、ラウレス硫酸Naを自社で製造しているので、そういった点も、メリットに配合されている理由の一つかも知れません。自分のところで製造している成分を配合しないのは、矛盾が生じますからね。まぁ、ラウリル硫酸Naよりは、刺激性はものすごくマシなんですけどね。他のアミノ酸系活性剤と比較すると、やや見劣りしてしまうのは、事実ではないでしょうか。
DPGは、多価アルコールで保湿成分です。
ラウレス硫酸アンモニウムも、アニオン性活性剤、洗浄成分です。
ラウレス-11カルボン酸Naも洗浄成分です。
グリセリンは、多価アルコールで保湿成分です。
ここまでが、1%を超える成分かと思います。
洗浄補助成分として、ラウラミドプロピルベタイン、両性の活性剤が配合されています。
また、きしみ感抑制成分として、カチオン性ポリマーが配合されています。ポリクオタニウム-10、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドです。これらがないと、髪の毛を洗ったときに、きしんできしんで仕方ないんですよね。メリット ザ マイルドの場合、これらカチオン性ポリマーが配合されていても、若干きしむのですが・・・。配合量のバランスがよろしくないのかなと思います。
完全に個人的な主観ですが、花王さんって、シャンプー系を作るのがあまり上手くない感じですよね。
メリット ザ マイルド 泡シャンプーのフリー項目
- パラベン
- 鉱物油
- シリコーン
- 着色料
メリット ザ マイルド 泡コンディショナー 使用感と成分分析
メリット ザ マイルド 泡コンディショナーの使用感
液状、泡で出るタイプのコンディショナーですね。冒頭でも書きましたが、こういったタイプのコンディショナーって、他にはないのではないでしょうか。ちょっと他では知らないんですよね。
基本的に、コンディショナーやトリートメントって、白色のクリーム状がほとんどですから。泡立てる必要がそもそもない部分ではあります。そこにチャレンジしたのが、メリット ザ マイルドということです。
髪に塗り拡げるのは、泡であるためものすごく簡単です。泡であるため、洗い流しも簡単であり、シャンプーやコンディショナーに時間をかけたくない方には、嬉しいポイントかも知れません。
洗い流し時はそこまでですが、洗い流した後は、ややきしみ感が残る印象です。シャンプーのそのような感じでしたので、髪が長い方や、傷んでいる方には不向きかなー?と思われます。
香りはシャンプーと同じですが、コンディショナーの方が強く賦香されている気がします。不快とかでは全然ありません。
メリット ザ マイルド 泡コンディショナーの成分分析
水、DPG、PG、グリセリン、ラウリルヒドロキシスルタイン、エリスリトール、PPG-10メチルグルコース、乳酸、イソステアリン酸、アモジメチコン、ラノリン脂肪酸、マンニトール、ラウラミドプロピルベタイン、カプリン酸ポリグリセリル-3、ポリクオタニウム-67、ラウリルグルコシド、PPG-3カプリリルエーテル、ポリクオタニウム-6、シリコーンクオタニウム-22、コカミドプロピルベタイン、EDTA-2Na、亜硫酸Na、ココアンホ酢酸Na、セトリモニウムクロリド、(ビスイソブチルPEG-15/アモジメチコン)コポリマー、パルミタミドプロピルトリモニウムクロリド、エタノール、ベンジルアルコール、香料
DPG、PG、グリセリンは、多価アルコールで保湿成分ですが、洗浄剤なので、特に保湿的な意味合いはあまりないです。
ラウリルヒドロキシスルタインは、両性界面活性剤です。通常、コンディショナーに配合するような成分ではないのですが・・・。おそらくですが、泡で吐出させるために配合したのかな?と推察しています。コンディショナーに配合されるカチオン活性剤でも泡は立つのですが、配合量や起泡性の観点から、両性活性剤が採用されたのかな?と思っています。
エリスリトールは、糖類で保湿成分です。
PPG-10メチルグルコースも、保湿成分です。糖類にPPG(ポリプロピレングリコール)鎖をくっつけたものです。
この辺りまでが、1%を超える成分かと思います。
その他、コンディショナーにとって必須成分があります。
アモジメチコン、シリコーンクオタニウム-22は、シリコーンの一種で、毛髪の滑り性向上成分です。
ポリクオタニウム-67、ポリクオタニウム-6は、カチオン性ポリマーの一種です。こちらも毛髪の滑り性に関与しますね。
色々と滑り性向上成分が配合されている割には、シャンプー同様、ややきしみ感があり、少し残念な印象です。
メリット ザ マイルド 泡コンディショナーのフリー項目
- 鉱物油
- 着色料
メリット ザ マイルド 泡シャンプー&泡コンディショナーの評価
- アットコスメ:4.5/7.0 47件
- LIPS:2.5/5.0 284件
※上記評価は、2021年12月のものです。
- 泡がきめ細やかでふわふわ
- 泡だ出てるときにゴシゴシしなくて済むのがGood
- コンディショナーまで泡で出るのは驚き
- 私の髪にはイマイチなのか、パサパサした
どんな人にオススメ?
- 泡で出るタイプのシャンコンをお探しの方
- お風呂にあまり時間をかけたくない方
最後に
メリット ザ マイルドのシャンプー、コンディショナーについて、解説してみました。CMを見て、結構期待していたのですが、そこまでではなかったかなといったのが強いですかね。コンセプトとかは素晴らしく良いのですが、髪の仕上がりなどの部分はややイマイチだなーといった感じです。
シャンプーやトリートメントなどについて、他にも記事にしています。化粧品選びの参考になれば幸いです。
また、個人的なランキングページも作成しています。良ければ参考程度にどうぞ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。