どうも、あひるです。
ゴールデンウィーク、満喫されていますでしょうか。
私は10連休でして、家でのんびり、子供と過ごしています。
なんだか急に暖かくなってきた、いや、暑いくらいで、夏がくるなーといった感じ。
私は汗っかきなので、夏は嫌いです・・・。
暖かくなってきたということは、紫外線量が徐々にですが、右肩上がりになるということです。
という訳で、今年2022年に新たにリリースされた商品、アクアプロテクトローションについて、書いていきたいと思います。
- 本当に水っぽい日焼け止めで、使用感よし
- スペック(SPF50+、PA++++)は申し分なし
ビオレUVとは?
出典:https://www.kao.co.jp/bioreuv/
ビオレは、花王のブランド、主力製品ですよね。知らない人は、まぁ、いないでしょう。
その中でビオレUVは、日焼け止めに特化した商品をラインナップしています。一口にビオレUVと言っても、結構な日焼け止め製品があり、どれがどれやらって感じです。製品数がかなり多いですよね。ここまで多岐に渡るのもやや珍しいような気もします。14タイプもあるそうで、流石に迷いますよね。使用感、スペック、価格など、参考にする指標は人それぞれですが、花王のHPに比較表がありましたので、参考にされるのが良いかもです。
私もいくつか購入、使用しておりますので、参考になれば幸いです。
ビオレUV アクアリッチ アクアプロテクトローション(水層パックUV) 使用感と成分分析
出典:https://www.kao.com/jp/corporate/news/products/2022/20220119-001/
ビオレUV アクアリッチ アクアプロテクトローション(水層パックUV)の使用感
シェイクするタイプの日焼け止めです。シェイクタイプが面倒と言われてしまえばそれまでですが、使用感重視のため、そうならざる得なかったのかもしれません。
例えば、乳液タイプにしても良かったのかもしれませんが、使用感が悪くなるとか。まぁ、色々あるんですよね。開発するのって、結構大変なのです。その辺りわからず、文句言ってくる方がおられるので、腹立つ限りです・・・。
少し話が逸れましたが、乳白色のシャバシャバの液体で出てきます。
粘度が低いため、塗り伸ばしは極めて容易ですね。
塗り伸ばしても、白浮きはしませんので、その点も良いです。これは、酸化チタンや酸化亜鉛が入っていないため、白浮きしないのです。
ベタつきなどもなく、使用感良好です。
スーパーウォータープルーフとの表記がありますので、耐水性はあります。
耐水性の表記には、
- ウォータープルーフ
- スーパーウォータープルーフ
に2種類があります。これも追々変更されるんですけどね・・・。
耐水性試験は、40分の水浴 or 40分の水浴×2回があります。2回クリアで、スーパーになります。
水浴前後で、SPFやPAが全く同じという結果が得られた=ウォータープルーフと謳える・・・ではありません。
一応、幅、範囲があります。前後で50%以上、SPFが保持されていればOKです。つまり、試験前のSPFが50であれば、試験後25以上あればクリアということになります。ちなみに、PAに関しての基準はありません。
まぁ、どうなんでしょう?緩いと言われればそれまでですが、現状の基準はこれなので、これに従う他ありません。それに必ずしも、50%ギリギリ保持のものばかりではありません。95%保持の商品も多々あるかと思います。その辺り、どうなっているのかは不明ですし、メーカー側も好評はしていないでしょう。まぁ、ややこしい基準なような気もします。
また、耐水性試験であって、耐汗試験、耐海水試験ではないことに注意が必要です。汗や海水には、水以外の成分が多々含まれていますので、場合によっては、日焼け止めが落ちることがあるでしょう。
大事なのは、ウォータープルーフ表記に惑わされるのではなく、こまめな塗り直しが重要かと思います。
ウォータープルーフ表記も良いと言えば良いんですけどね。あんまり過信しすぎると、焼けてまうってことですね笑。
ビオレUV アクアリッチ アクアプロテクトローション(水層パックUV)の成分分析
水、エタノール、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、グリセリン、シリカ、エチルヘキシルトリアゾン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ステアリン酸グリセリル、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、パルミチン酸デキストリン、カンテン、セルロース、ポリビニルアルコール、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、ポリシリコーン-9、水酸化Na、ローヤルゼリーエキス、ヒアルロン酸Na、フェノキシエタノール、EDTA-2Na、BHT、香料
エタノールは、お酒のこと。抗菌、殺菌成分としても、コロナ禍で多様されていますね。ここでのエタノールの役割は、お酒でも、抗菌目的でもなく、使用感、感触の改良目的です。エタノールを配合することで、さっぱり感、みずみずしさ、ベタつきの軽減などに働きます。
メトキシケイヒ酸エチルヘキシルは、紫外線吸収剤です。吸収剤の中では、最も使用頻度の多い成分の中の一つかと思います。
グリセリンは、多価アルコールで保湿成分。
シリカは、鉱物の粉体であり、二酸化ケイ素を主成分とします。顔に塗布することで、光を反射させ、顔の凹凸の輪郭をぼやけさせたり、凹凸間の明度差を少なくさせるなどの効果があります。簡単に言えば、顔をきれいに、美しく見せる効果が期待できるということになります。当然ですが、洗い流せば元通りです。塗っている間はってことになりますが、ないよりは良いですよね。
エチルヘキシルトリアゾン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルは、紫外線吸収剤です。
ステアリン酸グリセリルは、乳化剤、界面活性剤です。
ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジンは、紫外線吸収剤の一種です。
ここまでが、1%を超える成分かなと思います。
紫外線吸収剤が4種配合されています。4種も配合する意味はあるのか?というところですが、まぁありますね。わりと何でもそうですが、一つで完璧なものってあまりないかと思います。吸収剤もそうで、この成分一つで、UVすべてをカットできるか?と言われれば、それは無理な話です。UV(紫外線)と言っても、高波長から低波長まで様々です。幅広いUVに漏れなく対応できる成分はそうそうないのです。そういった経緯から、4種を様々な濃度で配合することにより、UVに対して、高い防御効果を付与することができるのです。
もちろん、吸収剤の配合過多は、肌トラブルになりかねませんが、その辺り、パッチテストなどをされておられますから、ある程度は安心かと思います。※必ず肌トラブルにならないという保証はありません。
肌が弱いって方は、吸収剤が配合されていない商品を選ぶと良いかと思います。俗に言う、ノンケミカルの日焼け止めですね。
ビオレUV アクアリッチ アクアプロテクトローション(水層パックUV)のフリー項目
- 鉱物油
- パラベン
ビオレUV アクアリッチ アクアプロテクトローション(水層パックUV)の評価
- アットコスメ:4.6/7.0 119件
- LIPS:4.7/5.0 465件
※上記評価は、2022年5月によるものです。
- サラサラでベタベタ感もなく、使いやすい
- みずみずしいテクスチャーで、肌にスッと馴染む
- 本当に化粧水のような感触なので、垂れないように注意が必要
口コミを見ていると、身体用に購入したって方が、結構おられましたね。どうやら、成分上位のエタノールを気にされている方が多いようです。まぁ確かに、エタノールの配合量はやや多めですので、気をつけるに越したことはないかと思います。
どんな人にオススメ?
- オイル感のある日焼け止めが苦手な方
- よく伸びて、塗布しやすい使用感
- ベタつきなどもなし
最後に
ビオレUV アクアプロテクトローションについて、色々と解説してみました。
オイル感、油分感がなく、塗り心地が良いのは、大変ありがたいですね。
オイルが苦手って方、意外と多いですからね。
他にも日焼け止めに関して、いくつか記事にしています。化粧品選びの参考になれば幸いです。
また、個人的なランキングページも作成しています。化粧品選びの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。