どうも、あひるです。
梅雨もそろそろ明けそうですね。毎日の紫外線対策、しっかりしていかなくてはいけません。お肌の美しさを保ちたい方にとっては、天敵の季節。日焼け止めは欠かせないアイテムです。そこで今回書いていこうと思うのは、「ビオレUV アクアリッチ ウォータリーホールドクリーム」です。大手化粧品メーカーがそれをやるのかーって感じの商品でした。
今回は、この日焼け止めの使用感や成分、驚きの秘密、さらには評価について詳しく見ていきましょう。あなたの肌を守るための最適な選択肢になり得るかもしれません。
- 吸収剤フリーの日焼け止め
- 軽いつけ心地がGood!
- 実は酸化亜鉛入っていない!?
ビオレのブランドストーリー
ビオレは、1992年に日本で誕生し、以来、肌へのやさしさを追求し続けてきたブランドです。ビオレは「肌を思いやる」という理念のもと、さまざまなスキンケアアイテムを提供してきています。特に、敏感肌にも対応できる商品展開は、多くの人々に支持されています。ビオレの製品は、厳しい品質管理と独自の技術に基づいて開発されており、肌に優しい成分を使用しています。
ビオレUV アクアリッチ ウォータリーホールドクリームの誕生
ビオレUV アクアリッチ ウォータリーホールドクリームは、特に紫外線対策と保湿に優れた製品として、多くのユーザーに愛されています。この商品は、紫外線から肌をしっかりと守りながら、同時に保湿効果を発揮することを目的としています。一昔前は、日焼け止めとスキンケアを別個で考える商品が多く存在しましたが、ここ数年、日焼け止め+スキンケア、というアイテムが多数出てきております。
日常生活において、肌を外的要因から守ることは非常に重要です。そのため、ビオレは「ウォータリーホールド」というコンセプトを掲げ、肌に必要な水分を逃さず、潤いを保つことに注力しています。また、べたつかず、さらっとした仕上がりは、メイクの下地としても最適です。さらに、ウォーターベースのクリームは、肌に必要な水分をしっかりと補給し、乾燥を防ぐことで、健康的な肌を実現します。
さて、良いことしか書かれていない、ビオレUV アクアリッチウォータリーホールドクリームの使用感や成分などについて、色々と見ていきたいと思います。
ビオレUV アクアリッチ ウォータリーホールドクリームの使用感と成分分析
出典:https://www.kao.co.jp/bioreuv/wateryholdcream/
ビオレUV アクアリッチ ウォータリーホールドクリームの使用感
ビオレUV アクアリッチ ウォータリーホールドクリームを初めて手にした瞬間、まず感じるのはその軽やかなテクスチャーです。肌に伸ばすと、まるで水のように滑らかに広がり、すぐに肌に吸収される感覚が心地よいです。ベタつきが全くないため、メイク前の下地としても非常に使いやすいアイテムです。また、保湿成分が含まれているため、乾燥しがちな肌も潤いを保ちながら紫外線からしっかり守ってくれます。
酸化チタンによる白浮きも、特に気になることはないですね。
香りはフローラル系の香りがしますが、かなり薄く賦香されています。ほぼ気にならないレベルではないでしょうか。
汗水に対してですが、石鹸でオフを謳っているので、そこまで強くはないです。汗水かいて、タオルで拭けば、ある程度、簡単に落ちてしまいます。
ですので、スポーツでの使用やレジャーでの使用、そういった過酷な環境には、適さない日焼け止めって感じでしょうか。


ビオレUV アクアリッチ ウォータリーホールドクリームの成分分析
水、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、酸化チタン、BG、イソヘキサデカン、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、プロパンジオール、トリエチルヘキサノイン、ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、水酸化Al、ステアリン酸、ポリソルベート60、セタノール、ベヘン酸グリセリル、ジステアリン酸ソルビタン、水添ポリイソブテン、ステアロイルメチルタウリンNa、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-2、ステアロイルグルタミン酸、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、アルギニン、ステアリルアルコール、ポリヒドロキシステアリン酸、EDTA-2Na、トロメタミン、パルミチン酸デキストリン、ポリソルベート80、水酸化K、シア脂、フェノキシエタノール、デヒドロ酢酸Na、キサンタンガム、香料
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルは、エステルオイルです。軽すぎず、重すぎないオイルで、色んな商品で使用されているオイルです。
酸化チタンは、紫外線散乱剤。紫外線、UVからお肌を守ってくれる成分です。日焼け止め商品には、ほぼ必須の成分です。これを配合しないとなると、紫外線吸収剤を配合し、防御効果を高める必要があります。
BG、プロパンジオールは、多価アルコールで保湿成分です。抗菌作用もあり、化粧品を菌類から守ってくれる役割もあります。
イソヘキサデカンは、炭化水素油。非常に軽いオイルで、油性感をあまり感じない成分です。
イソノナン酸イソノニル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコールは、エステルオイル。こちらも非常に軽いオイルで、油性感を感じないオイルです。
トリエチルヘキサノインもエステルオイルです。構造的に、植物油脂に似ており、合成油脂なんて呼ばれたりします。ベタつきが少なく、肌なじみの良いオイルです。
ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコールもエステルオイルです。油性感が少なく、粉体分散性に優れる成分です。ここでは、酸化チタンをキレイに分散させる役割も担っているものと思われます。
水酸化Al、ステアリン酸は、酸化チタンのコーティング剤です。酸化チタンは、コーティングをしないと光触媒反応を起こし、活性酸素を生成してしまいます。それを防ぐため、コーティングする必要があるのです。また、オイルや水に分散させやすくするために、コーティングするのも理由の一つです。
ポリソルベート60は、界面活性剤、乳化剤ですね。
セタノールは、高級アルコールの一種です。乳化を安定させる、適度な粘度を付与する目的で配合します。
このくらいまでが、1%を超える成分でしょうか。日焼け止めとか、下地系って結構全成分ややこしいんですよね。
全成分を見る限り、紫外線吸収剤が配合されていませんので、ノンケミカル処方ということになります。吸収剤を嫌う人が一定数いますので、そちらに配慮された商品ということになります。
さらに驚いたのは、酸化亜鉛が配合されていないことなんです。俗に言う、酸化亜鉛フリーってやつ。大手メーカーが、それをやるのかーって驚いたのは、まさにこれのこと。
ビオレはそれを謳っていないのですが、全成分に表記がないので、フリーということなのでしょう。もしかしたら、キャリーで入っている可能性はありますが、意図的に配合していないのは明確。SNS上とかではちょくちょく見かける酸化亜鉛フリー。
酸化亜鉛が肌に悪いかと言われると、決してそんなことはないのですが、SNS上でそういった発信がなされて以降、そういったニーズがあるのは確か。但し、科学的根拠は乏しいものになります。にも関わらず、ビオレが、大手である花王さんが、酸化亜鉛フリーをやるのか!?ってことにすごく驚きを隠せないですね。
酸化亜鉛フリーをやると、日焼け止めとしてのスペックが下がる傾向にあります。SPFやPAのスコアを出しにくくなります。特に、PAはより出しにくくなります。ですので、ビオレUV アクアリッチウォータリーホールドクリームも、SPFは50、PAは+++止まりとなっています。酸化亜鉛がその人に合うかどうかは、使ってみないとわからない部分が大きいです。酸化亜鉛が入っているものを使うと、肌が微妙だな〜って感じられる方は、一度この商品を試されても良いなと思います。
ビオレUV アクアリッチ ウォータリーホールドクリームのフリー項目
- 紫外線吸収剤
- アルコール
- パラベン
- 着色料
- 酸化亜鉛
- シリコーン
酸化亜鉛だけでなく、シリコーンも見当たらない。キャリーで入っていたら、フリーとはならないのですが、意図的に入れていないっぽいですね。シリコーン随分嫌われましたね。
ビオレUV アクアリッチ ウォータリーホールドクリームの評価
- アットコスメ:4.4/7.0 534件
- LIPS:3.65/5.0 547件
- 肌に塗ってもキシキシ感がない
- 少量で塗って、伸びも良い
- SPF50で、石鹸で落とせるのが良い
- しっかり伸ばさないと白く浮いてしまう
実際にビオレUV アクアリッチ ウォータリーホールドクリームを使用している方々の声を集めてみると、その評価はぼちぼち高いことがわかります。「軽いつけ心地なのに、しっかり紫外線対策ができる」「乾燥を防いでくれるから、メイクのノリが良くなる」といった口コミが多く見受けられます。また、敏感肌の方からも「肌荒れしないので安心して使える」との声があり、肌に優しい処方であることが評価されています。これらの声からも、多くのユーザーが満足していることが伺えます。
どんな人にオススメ?
- 紫外線吸収剤が苦手な方
- 軽いつけ心地で石鹸オフできる日焼け止めをお探しの方
- 日常生活における日焼け止めをお探し方
最後に
ビオレUV アクアリッチ ウォータリーホールドクリームについて、色々と書いてみました。軽いつけ心地で、高いUVカット効果は魅力的です。石鹸オフできるのも嬉しいポイントです。ただ一方で、白浮きの懸念、汗水に弱い側面もあり、使い方を選びそうです。軽いお出かけ程度に使用されるのが良いかな〜といった感じです。
他にも、日焼け止めに関して、記事にしています。化粧品選びの一助になれば幸いです。
また、個人的なランキングページも作成しています。こちらも参考程度に。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。