あひるの化粧品と戯れる日記

化粧品開発者が化粧品やそれに関する知識、情報などを発信していくブログです。たまに無関係なことも書きます。

【フリープラス】ウォータリークリーム 使用感と成分分析

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どうも、あひるです。

今回は、敏感肌向けコスメブランドの一つ、フリープラスについて、解説していこうと思います。

昨今、肌が敏感だと感じる方は、大変多くなっています。女性を取り巻く環境(男性もですが)が、かなり変わってきており、様々なストレスに晒されています。それに伴ってか、肌が敏感だと感じる方が増えているみたいですね。もちろん、環境の変化もあるかと思いますが。

敏感肌向けコスメは、世の中に多数存在しますが、本当に敏感肌に寄り添っているかどうか、よくよく確認して、使用するようにしてくださいね。

 

 

 

ウォータリークリームのポイント!
  • 敏感肌を考えて作られたコスメ
  • クリームより、ジェル状コスメ
  • さらっとしているが、意外と潤う

 

 

フリープラスとは?

「敏感を愛そう」のキャッチコピー、メッセージ、コンセプトでCMを放送されていましたよね。永野芽郁さんがCMに出演、イメージキャラクターを努めていました。今はもう契約が切れているのでしょうか。公式HPでも、CMでもお見かけしませんね。永野芽郁さんは今、雪肌精のクリアウェルネスのCMに起用されていますので、やはり契約が切れているのかも知れませんね。

フリープラスは、カネボウから出されている、敏感肌用コスメブランドです。

先程も書きましたが、「敏感を愛そう」というキャッチコピーがとても良いですよね。敏感肌って、どうしてもマイナスイメージが付き纏いますが、それらを含め、「愛そう」と表現することで、プラスに転じる、そんな意味合いが感じられます。初めて聞いたとき、なんて良いキャッチコピーなんだと、驚いたのを覚えています。

さて、そんなフリープラスの中でも、代表的な化粧品が、ウォータリークリームではないでしょうか。今回は、ウォータリークリームについて、色々と解説していきたいと思います。

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フリープラス ウォータリークリーム 使用感と成分分析

フリープラス ウォータリークリーム

出典:https://www.kanebo-cosmetics.jp/freeplus/products/skincare23/

 

フリープラス ウォータリークリームの使用感

白色のクリーム、と言うより、ジェルっぽい感じですね。

粘度は低めで塗り伸ばしやすく、塗り伸ばしてしまうと、クリームっぽさは感じず、化粧水を塗り伸ばしているような、そんな感覚な感じでした。さっぱりする感じかと思ったのですが、意外としっとり潤い、持続しています。ベタつきとかは特になく、しっとりしすぎる感じもなく、丁度よい保湿感かと思います。

匂いは、賦香されておらず、匂いが気になる方でも安心して使用できます。

フリープラス ウォータリークリーム 使用感
フリープラス ウォータリークリーム 塗り伸ばし

 

フリープラス ウォータリークリームの成分分析
ウォータリークリームの全成分

水、グリセリン、BG、DPG、スクワラン、マルチトール、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル、水添レシチン、カルボマー、コレステロール(羊毛)、マカデミアナッツ油、水酸化K、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、グリチルリチン酸2K、ナイアシンアミド、EDTA-2Na、キサンタンガム、メチルセリン、スイカズラ花エキス、シソ葉エキス、ウンシュウミカン果皮エキス、アシタバ葉/茎エキス、カンゾウ葉エキス、モモ種子エキス、ハトムギ種子エキス、フェノキシエタノール

グリセリン、BG、DPGは、保湿成分の多価アルコールです。グリセリンは、元々お肌に存在する成分であり、皮膚刺激性が最も低い成分の一つです。敏感肌コスメでは、かなり多様される成分の一種です。

一方で、DPGは、グリセリンなどよりも刺激性の懸念がややある成分ではあります。ただ、ウォータリークリームの場合、配合量がそこまで多くはありませんので、そんなに気にする必要はないかと思います。

スクワランは、炭化水素油の疑似皮脂成分。酸化安定性に優れ、化学的にも安定な成分です。

マルチトールは、糖類の一種、保湿成分ですね。

マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリルは、植物由来のステロールエステル。ペースト状のオイル成分で、皮膚からの水分蒸散を防ぐ役割があります。

ここまでが1%を超える成分かと思います。

特に刺激性のある成分はあまり見られませんね。使用感も良く、コンセプトに負けない良い商品かと思います。

水感クッションクリーム、摩擦レスを実現している成分は、カルボマーと、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマーの両成分、ポリマーです。これらは、中和することで、粘度が生まれ、ジェル状のテクスチャーに変化する性質があります。ウォータリークリームに含まれている水酸化Kによって、中和され、独特の使用感を生み出しています。これは何も珍しいことではなく、あらゆる化粧品に配合されている成分でもあります。フリープラスは、そのポリマーの配合量を上手にコントロールし、水々しい感触、摩擦を起こさせない使用感を実現しているみたいですね。

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フリープラス ウォータリークリームのフリー項目
  • エタノール
  • シリコーン
  • 鉱物油
  • パラベン
  • 香料、着色料

 

フリープラス ウォータリークリームの評価
  • アットコスメ:4.6/7.0 384件
  • LIPS:3.4/5.0 116件

※上記評価は、2020年12月のものです。

良い口コミ
  • 水々しく、軽い感触がとても心地よい
  • オイルフリーなのに、保湿力がしっかりしている
  • つけた瞬間はさっぱり系だが、しばらくすると、しっとり感が出てくる
悪い口コミ
  • 乾燥肌の私にはちょっと合わなかった

口コミにオイルフリーと書かれている方がいましたが、オイルは配合されています。何かと勘違いされているのでしょうね。

◆ 個人的な評価 ◆ ★ フリープラス ウォータリークリーム ★
☆ 総合評価:S- ☆
● 伸ばしやすさ:S+
● 保湿力:A+
● 肌なじみ:A+
● コスパ:A+
● 匂い:S-
● 肌への優しさ:S-
● 口コミ:A+
● オリジナリティー:A+
※S+が一番良く、C-が一番悪い評価となります。

 

 

 

どんな人にオススメ?

  • 敏感肌用コスメをお探しの方
  • ベタつかないのに、しっとり潤うアイテムをお探しの方

 

 

 

最後に

フリープラス ウォータリークリームについて、解説してみました。

クリームと言うよりは、ジェルよりの感触ですよね。ジェル寄りの感触ですが、使用後は結構しっとり潤いがあります。翌朝まで、保湿力が持続するわけでは、さすがになかったですけどね。

 

クリーム、ジェル系のコスメについて、他にも記事にしています。化粧品選びの参考になれば幸いです。

 敏感肌用コスメ関連商品

 

また、個人的なランキングページもっ作成しています。よければ、ご覧ください。

個人的ランキングページ

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

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