あひるの化粧品と戯れる日記

化粧品開発者が化粧品やそれに関する知識、情報などを発信していくブログです。たまに無関係なことも書きます。

【超高保湿】キュレル 潤浸保湿 モイストリペア アイクリーム 使用感と成分分析

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どうも、あひるです。

先月新しく発売された、キュレルのアイクリーム。

フェイスクリームの使用感が良かったので、かなり気になっていました。

今回は、モイストリペア アイクリームを取り寄せましたので、使用感や成分について、解説していこうと思います。

 

 

 

モイストリペア アイクリームのポイント!
  • アレルギーテスト、乾燥性敏感肌の方によるパッチテストクリア
  • 乾燥肌、敏感肌向けのセラミドコスメ
  • 乾燥による小じわを防ぐテスト済み

 

 

キュレルとは?

花王から出されているコスメブランドで、乾燥性敏感肌に特化した化粧品ですね。

日々、乾燥、刺激、などにお悩みの方は、一度は試した、聞いたことがシリーズではないでしょうか。

花王コスメについては、コチラ。

 合わせて読みたい

 

 

 

キュレル 潤浸保湿 モイストリペア アイクリーム 使用感と成分分析

キュレル 潤浸保湿 モイストリペア アイクリーム

出典:https://www.kao.com/jp/curel/crl_eyecream_00.html

 

キュレル 潤浸保湿 モイストリペア アイクリームの使用感

白色のキレイなクリームです。ツヤがあって美しいですね。

アイクリームなので、重めで濃厚な使用感かと思っていたのですが、思ったほどの濃厚さはなく、軽く塗り拡げられます。でも、キュレルの潤浸保湿のフェイスクリームよりは、重たさがありましたね。

密着感があり、しっかり保湿してくれます。ベタベタするかなーとも思ったのですが、全然そんなことはなく、塗り終わりはサラッとした感じです。

敏感肌用コスメなので、匂いはなく、使いやすいものかと思います。

キュレル 潤浸保湿 モイストリペア アイクリーム 使用感
キュレル 潤浸保湿 モイストリペア アイクリーム 塗り伸ばし

 

キュレル 潤浸保湿 モイストリペア アイクリームの成分分析
モイストリペア アイクリームの全成分

【有効成分】アラントイン

【その他の成分】水、流動イソパラフィン、濃グリセリン、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、ジメチコン、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、POE・ジメチコン共重合体、架橋型ポリエーテル変性シリコーン混合物、ユーカリエキス、水溶性ショウキョウエキス(K)、パルミチン酸デキストリン、グリセリン脂肪酸エステル、セタノール、ステアロイルメチルタウリンNa、BG、POE水添ヒマシ油、コハク酸、水酸化ナトリウム液、安息香酸塩、フェノキシエタノール

モイストリペアアイクリームは、医薬部外品ですね。よく、医薬部外品の方が、化粧品よりも良いんでしょう?みたいなことを聞かれたりしますが、全く違います。

部外品は、国が指定した有効成分を決められた量しか配合できないですが、化粧品はその辺り自由です。好きな成分、好きなだけ配合できます。

部外品は、色々と規制、ルールが厳しい反面、化粧品と異なり、ちょっと踏み込んだ表現ができるようになります。例えば、シワ改善であったり、シミ、そばかすを防ぐ、であったり。化粧品では、標榜、謳うことができないような表現も、部外品だと可能になるんですよね。

ですので、一概に、どちらが良い、悪い、などということはありませんので、勘違いしないでくださいね。

有効成分は、アラントイン、抗炎症成分です。キュレル製品の有効成分は、ほぼアラントインですね。

流動イソパラフィンは、化粧品表示名称だと、水添ポリイソブテン。炭化水素油で、鉱物油の一種ですね。

濃グリセリンは、保湿成分で、多価アルコール。

ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミドは、疑似セラミド、合成セラミドと呼ばれる成分です。キュレルのセラミドケアと呼ばれる所以は、この成分ということになります。この成分は、セラミド2(セラミドNG)に類似した構造を有しています。セラミド2(セラミドNG)と同程度の保湿作用、水分保持能を有し(a)、バリア機能改善にも寄与します(b)

ジメチコンは、シリコーンオイル。感触改良成分として、多種多様なコスメに配合されていますね。

ジイソステアリン酸ポリグリセリルは、ノニオン性界面活性剤。乳化剤として作用しますが、乳化よりは、エモリエント効果で配合されているかなと思います。前回記事にした中に、トリイソステアリンポリグリセリル-2と似ている性質があり、リップケア製品によく配合される成分です。粘膜へも使用されることから、安全性も高い成分ですね。

おそらく、ここまでが1%を超える成分かと思います。

抗炎症成分 ✕ 疑似セラミドによる、いつものキュレル処方ですね。

(a)G. Imogawa, et al(1989)「Water-retaining function in the stratum corneum and its recovery prorerties」Journal of the Society of Cosmetic Chemists(40),273-285.

(b)岡田 譲二, 他(2004)「セラミド類似の構造をもつ合成セラミドの開発と化粧品への応用」Fragrance Journal(32)(11),35-41.

 合わせて読みたい

 

キュレル 潤浸保湿 モイストリペア アイクリームのフリー項目
  • エタノール
  • 香料、着色料

 

キュレル 潤浸保湿 モイストリペア アイクリームの評価
  • アットコスメ:4.8/7.0 211件
  • LIPS:3.7/5.0 44件

※上記評価は、2020年10月のものです。

良い口コミ
  • すぐ痒くなる自分でも刺激なく使用できた。
  • アトピー持ちだが、問題なく使用でき、もっちり肌になる
  • コックリとした使用感だが、次の日は目元がパッチリして、化粧ノリもGood
  • 翌朝、なめらかでしっとり、化粧ノリも良くなった
悪い口コミ
  • ジャータイプではなく、チューブタイプが欲しかった

 

◆ 個人的な評価 ◆ ★ キュレル 潤浸保湿 モイストリペア アイクリーム ★
☆ 総合評価:S ☆
● 伸ばしやすさ:S
● 保湿力:S+
● 肌なじみ:S+
● コスパ:A
● 匂い:S-
● 肌への優しさ:S
● 口コミ:A+
● オリジナリティー:S+
※S+が一番良く、C-が一番悪い評価となります。

 

 

 

どんな人のオススメ?

  • 目元の乾燥が気になる方
  • セラミド配合の目元ケアコスメをお探しの方
  • 乾燥による小じわが気になる方

 

 

 

 

最後に

キュレル モイストリペアアイクリームについて、解説してみました。

保湿力は申し分なし、フェイスクリームよりも濃厚です。ですが、ベタつくとかもなく、心地よい使用感です。

目元はもちろん、口元とか、特に乾燥が気になる部位へ使用するのが良いかと思います。これから寒くなり、乾燥により晒されますからね。しっかり保湿して、皮膚を乾燥から守りましょう。

 

クリーム系コスメについては、他にも記事にしています。化粧品選びの参考になれば、幸いです。

 クリーム系関連商品

 

また、個人的なランキングページも作成しています。良ければ御覧ください。

個人的ランキングページ

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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