どうも、あひるです。
コロナ感染者、減らないですね。宣言化でも、大して減らないのは、諸々中途半端だからでしょうかね。
展示会には行かなくなり、喜んでいましたが、お客様は結構来られているみたいです。営業からの問い合わせも続々と・・・。ありがたい限りです。コロナ禍であっても、当たり前のように仕事があるのは、本当にありがたい。そう思う一方で、緊急事態宣言中なのにも関わらず、展示会に結構な人数が集まっているのは、どうなんだろうか・・・?と考えてしまいます。難しいところです。
まだまだコロナとの戦いは続くんだろうなとは思いますが、皆様、体調には十分注意し、毎日をお過ごしください。
今回は、ワンバイコーセーのメラノショットについて、書いていこうと思います。
- コウジ酸配合の美白美容液で、シミの根源にアプローチ
- 肌馴染みはよく、適度な保湿力がある
- コーセーで一番売れている美白美容液(2018年販売数)
ONE BY KOSEって?
名前の通り、化粧品メーカー「コーセー」から出されている化粧品ブランドになります。
「ONE」というのは、コーセーが究めた、一品、というのを表すのだそうです。ブランド名に、社名を入れる当たり、コーセーの本気度が伺えます。これで売れなかったり、コケたりしたら、笑い事じゃ済まされないですから。
商品は、肌悩みに合わせて、5品(うるおい、美白、シワ、テカリ、高保湿、シワ&美白)展開されています。
コーセーが持てる技術を総結集、総動員した、4アイテムということになります。今回は、そのアイテムの内の「美白」について、書いていこうと思います。
ONE BY KOSE メラノショット ホワイト 使用感と成分分析
出典:http://www.kose.co.jp/onebykose/melanoshot_d/detail/
ONE BY KOSE メラノショット ホワイトの使用感
白色の乳液状美容液です。硬さなどはありませんから、簡単に塗り拡げられます。
塗布後、塗り拡げている最中に、エタノールの影響でしょうか、揮発していく感覚が得られて面白かったです。逆に言えば、肌が弱めな方は、注意したほうが良いかも知れませんね。
エタノールが飛んでいく感じはありますが、塗り伸ばしてしまえば、オイルによるエモリエント作用で、しっとり感が得られます。が、ペタペタする感じはないので、ご心配なく。
匂いは香料によって賦香されていますが、その香料の中に、ごく僅かですが、エタノール、アルコール臭がします。アルコールに敏感な方は、ご注意を。
ONE BY KOSE メラノショット ホワイトの成分分析
【有効成分】コウジ酸
【その他の成分】精製水、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、エタノール、濃グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、N-アセチル-L-ヒドロキシプロリン、d-δ-トコフェロール、アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム、カリンエキス、グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液、トランス-レスベラトロール、フィトグリコーゲン、ボタンエキス、メマツヨイグサ抽出液、ユリエキス、桑黄抽出液、天然ビタミンE、N-ステアロイル-L-グルタミン酸二ナトリウム、エデト酸二ナトリウム、オレイン酸エチル、キサンタンガム、クエン酸、クエン酸ナトリウム、ジェランガム、セトステアリルアルコール、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム、ポリアクリル酸アミド、ポリオキシエチレンステアリルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(7E.O.)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)、軽質流動イソパラフィン、親油型モノステアリン酸グリセリル、水酸化アルミニウム、無水エタノール、エチルパラベン、メチルパラベン、香料、カラメル、酸化チタン
メラノショット ホワイトは、美白ケアアイテムであり、有効成分を有する医薬部外品です。
当ブログでも、何度もご説明してきたかと思いますが、
医薬部外品>化粧品
では、ありません。
医薬部外品の方が優れている!とか、医薬部外品の方が、効果が高い!なんてことは、ないんです。
医薬部外品は、国が指定した有効成分を、指定された範囲内で配合し、化粧品では言えない表現を言うことができる、あくまで化粧品のような位置づけの商品です。
医薬部外品の方が良い!って方がよくおられますが、全然そんなことはなくて・・・。なぜこのような間違いが起きるかと言うと、化粧品では言えない表現を用いることができるからでしょうね。シミ、そばかすを防ぐ、とかって、医薬部外品でしか表現できませんから。
化粧品に関しては、そばかすを防ぐ、なんて言えませんが、防ぐような成分の配合は可能ですので、そばかすなどに全くアプローチできないわけではないんです。
非常にややこしいところ!
ややこしいですが、法律ですので、仕方ないですね。
どちらが良い、悪いではなく、使用感を感じて、成分を見てもらって、自分に合った化粧品、部外品を探していくしかない
ってことですね。
少し話が逸れましたが、
有効成分は、コウジ酸。名前の通り、麹から発見された成分です。メラニン産生を抑制する作用があることで知られていますね。
実際、杜氏(日本酒の醸造工程を行う職人さんのこと)の手が白い、透明感のある肌だったことが発見のきっかけになっているのだとか。確かに杜氏の手は、白いらしいが、これには、諸説あり、もちろんコウジ酸の影響もあるでしょうが、醸造工程は、日に当たらないので、それも手がきれい、白い理由の一つとされています。
ジプロピレングリコール(DPG)、1,3-ブチレングリコール(BG)、濃グリセリンは、多価アルコールで保湿成分。()内は、化粧品表示名称。
エタノールは、アルコールであり、多価アルコールとは別物です。さっぱり感付与などに関与します。
トリイソステアリン酸トリメチロールプロパンは、エステルオイル。やや重みのあるオイルで、リッチ感、コク感を付与してくれます。
ここまでが、1%を超える部分かと思います。部外品なので、正確なことは言えませんが、結構多いもの順になっている気がします。
その他、桑黄抽出液、ボタンエキス、メマツヨイグサ抽出液など、様々植物エキスが配合されていますが、どれも色素沈着に対するアプローチ目的で配合されています。コウジ酸による一方向だけのアプローチではなく、様々な成分による多角的なアプローチを実現させようとしているのだと思います。
ONE BY KOSE メラノショット ホワイトのフリー項目
- シリコーン
- 着色料
ONE BY KOSE メラノショット ホワイトの評価
- アットコスメ:4.9/7.0 375件
- LIPS:3.9/5.0 140件
※上記評価は、2021年1月のものです。
- 使用して、1ヶ月半程度で、肌がワントーン明るくなった
- くすみが軽減され、コスパも良いし、使い続けてます
- 香りがフローラル系で癒やされる
- 美白系は、よくつっぱったり、赤くなったりしていたが、この商品は使用しやすい
- 既にできているシミやそばかすには効果がない
- 匂いがきつい
美白コスメの大前提は、予防です。これからできるであろう、シミやそばかすを防ぐ、軽減するものになります。
残念ながら、既にできてしまっているシミや、そばかすには、効果はあまり期待できないかと思います。ですが、使い続けている内に、肌のターンオーバーなどによって、薄くなる可能性はゼロではありません。
あくまでも化粧品、お薬というわけではありませんので、使い続けることが大前提かと思います。
どんな人にオススメ?
- シミ、そばかすを予防したい、気になりだした方
- コウジ酸配合の美白コスメをお探しの方
- 美白ケアコスメだけど、うるおいも感じたい方
最後に
ワンバイコーセー メラノショット ホワイトについて、解説してみました。
コウジ酸を有効成分に据えたタイプで、そんなに多くないタイプです。コウジ酸自体、天然由来ですので、天然系が好みの方も使ってみてもいいんじゃないでしょうか(※商品全体が天然由来成分で構成されているわけではないです)。
他にも美白ケアコスメについて、書いています。化粧品選びの参考になれば、幸いです。
また、個人的なランキングページも作成しています。こちらも良ければ参考程度にどうぞ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。