あひるの化粧品と戯れる日記

化粧品開発者が化粧品やそれに関する知識、情報などを発信していくブログです。たまに無関係なことも書きます。

【植物幹細胞コスメ】LITS

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どうも、あひるです。
 
先日、「ヒト幹細胞培養液」について、書きました。
その中で、植物幹細胞コスメについて、全く書いてませんでしたので、書こうと思います。
 
 
 
 

植物幹細胞

植物幹細胞

ヒト幹細胞と同様に、植物にも幹細胞はあります。
幹細胞とは、何にでもなれる細胞のことですね。
植物幹細胞を培養、その培養液をエキス化したものを、植物性幹細胞培養液となるのです。
前にも書きましたが、植物性幹細胞のメリットは、
  • コストが安い
  • 抗酸化作用、保湿力に優れている
この2点です。
ヒト幹細胞培養液のように、細胞を、肌を活性化するような、成長因子は含まれていません。
ではなぜ、植物幹細胞培養液を用いた化粧品が発売されるのでしょうか?
 
 
 

植物幹細胞コスメ

植物幹細胞コスメ

植物幹細胞コスメには、ヒト幹細胞コスメと違い、肌本来に働きかけるような作用はありません。
しかし、抗酸化作用、保湿改善効果があるので、よく用いられる成分でもあります。
抗酸化は、エイジングケアとして、
保湿改善は、乾燥肌の方に向いています。
保湿改善では、水の通り道、「アクアポリン」を増やしてくれたりもするので、とても良いです。
アクアポリンについては、こちら。
植物幹細胞コスメと謳われていなくとも、植物幹細胞培養液が配合されていたりします。
わりと昔からある成分なのです。
しかしながら、ヒト幹細胞コスメの登場を機に、存在感が薄れている感じはあります。
植物幹細胞コスメのメリット
  • 価格が良心的
  • 抗酸化作用
  • 保湿能に優れる
  • ヒト由来が苦手な方
 
 
  

オススメの植物幹細胞コスメ

やはり、LITSでしょうか。
ドラッグストアや、バラエティショップでも販売されており、良心的な価格です。
3つのシリーズがあります。
  • モイストシリーズ(保湿)
  • リバイバルシリーズ(エイジングケア)
  • ホワイトシリーズ(美白)
あひる的には、
モイストシリーズか、リバイバルシリーズです。
あひるは、あまり美白コスメが好きではありません・・・。
これはまた別の機会にお話しようと思います。
LITS商品の全ては載せれないので、いくつかピックアップしようと思います。
 
 
リッツモイスト パーフェクトリッチジェル
オールインワンタイプのジェルです。
毎日忙しい方に向いています。
リッツモイスト パーフェクトリッチジェル

水、グリセリン、BG、ジグリセリン、ベタイン、ペンチレングリコール、リンゴ果実培養細胞エキス、コンフリーカルス培養エキス、水溶性コラーゲン、加水分解コラーゲン、エクトイン、セラミドNP、セラミドNG、セラミドAP、水溶性プロテオグリカン、ヘキサカルボキシメチルジペプチド-12、スクワラン、ヒアルロン酸PG、グルコシルヘスペリジン、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル、ノナン酸コレステリル、オレイン酸ジヒドロコレステリル、酪酸コレステリル、酪酸ジヒドロコレステリル、オレイン酸フィトステリル、トリ(パーム油脂肪酸/パーム核油脂肪酸/オリーブ油脂肪酸/マカデミアナッツ油脂肪酸/アブラナ種子油脂肪酸)グリセリル、グリコシルトレハロース、プロパンジオール、カルボマー、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-10、加水分解水添デンプン、水酸化K、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、トリエチルヘキサノイン、イソマルト、水添レシチン、ダイズステロール、キサンタンガム、レシチン、セルロースガム、炭酸水素Na、金、フェノキシエタノール 

グリセリン、BG、ジグリセリン、ペンチレングリコールは、多価アルコールの保湿剤。
ベタインも保湿剤です。アミノ酸に似た構造をしています。
ペンチレングリコールまでが、1%以上です。
ちなみに、オイルフリーではありません。
使用感は、さらっとしている方ですが、保湿力に欠けることはないです。
しっかり潤してくれます。
リンゴ果実培養細胞エキス、コンフリーカルス培養エキスが、植物幹細胞培養エキスです。
 
リッツ リバイバル ステム7
こちらは、ちょっとこってりクリームです。
ラインで使用するタイプですが、少し面白いので、紹介します。
中に、粒が入っているんです。
たまに見かけるこのタイプ。
粒の中には、訴求成分が配合されています。
リッツの場合、植物幹細胞培養液をカプセルに閉じ込めて、見える化してるんです。
面白いですね。
この粒、スクラブではありません。
塗れば、しっかり潰れて溶けてくれます。
ジョリジョリとかは一切ありませんので、ご安心を。
リッツ リバイバル ステム7

水、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、グリセリン、プロパンジオール、BG、ペンチレングリコール、ベヘニルアルコール、リンゴ果実培養細胞エキス、エリンギウムマリチムムカルス培養液、クリスマムマリチマムカルス培養液、アルガニアスピノサカルス培養エキス、サポナリアプミラカルス培養エキス、コンフリーカルス培養エキス、ロドデンドロンフェルギネウム葉培養細胞エキス、加水分解コラーゲン、ヒアルロン酸Na、サクシノイルアテロコラーゲン、トレハロース、アルガニアスピノサ核油、マカデミア種子油、ホホバ種子油、オレイン酸ジヒドロコレステリル、オレイン酸フィトステリル、ノナン酸コレステリル、酪酸コレステリル、酪酸ジヒドロコレステリル、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル、セラミド2、セラミド3、セラミド6Ⅱ、キハダ樹皮エキス、グリチルリチン酸2K、ユビキノン、ラベンダー油、オレンジ果皮油、アトラスシーダー樹皮油、ベルガモット果実油、金、銀、イソマルト、レシチン、ポリソルベート60、ジメチコン、セテアリルアルコール、ステアリン酸グリセリル(SE)、マンニトール、カルボマー、セルロース、キサンタンガム、トコフェロール、水酸化K、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、ステアロイル乳酸Na、イソステアリン酸フィトステリル、セルロースガム、炭酸水素Na、酸化鉄、シアノコバラミン、乳酸、フェノキシエタノール

トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルは、オイル成分。
グリセリン、プロパンジオール、BG、ペンチレングリコールは、多価アルコールです。
べヘニルアルコールは、高級アルコールでしたよね?
ここまでが1%以上です。
植物幹細胞培養液は、
リンゴ果実培養細胞エキス、エリンギウムマリチムムカルス培養液、クリスマムマリチマムカルス培養液、アルガニアスピノサカルス培養エキス、サポナリアプミラカルス培養エキス、コンフリーカルス培養エキス、ロドデンドロンフェルギネウム葉培養細胞エキス
この7つ。
これが、カプセルの中に入っています。
 
少しこってり目のクリームですが、べたつくことはないです。
普段からよく乾燥するなって方は、こちらのクリームの方がオススメです。
 
 
 

最後に

いかがでしょうか。
植物幹細胞コスメ、ヒト幹細胞コスメ、それぞれに良い点があります。
ご自身の肌悩みやお財布事情を考慮して、試してみてください。
 
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
 
 
 
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