あひるの化粧品と戯れる日記

化粧品開発者が化粧品やそれに関する知識、情報などを発信していくブログです。たまに無関係なことも書きます。

【バルクオム】ザ フェイスウォッシュ 使用感と成分分析

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どうも、あひるです。

今回は、メンズコスメで有名な「バルクオム」について、書いていこうと思います。

 

 

 

 

バルクオム 洗顔のポイント!
  • 泡立ち豊か、洗浄力高めの洗顔料
  • 洗い上がりはさっぱり目

 

 

バルクオムとは?

バルクオムは、メンズスキンケアブランドです。主にネット通販で商品を展開されていますが、ロフトなどのバラエティショップでも販売されています。

2013年ブランド誕生から、シリーズ累計500万本を出荷されている人気ブランドです。

幅広い男性から支持を受けているみたいですね。

徐々に拡大しつつあったメンズコスメの波に上手く乗って、販売数を伸ばした形かなと思います。また、SNSなどの媒体も一役買ったものだと思われます。今ほどではないかと思いますが、SNSによる口コミなどが、販売数に影響したのは、言うまでもありませんね。

ブランドコンセプトは、「メンズスキンケアの、ベーシックであり続ける」。

男性の肌を研究し、フェイス(顔)、ボディ(体)、ヘア(頭皮)と必要なすべてのパーツに対応する製品を取り揃えています。

今回は、フェイスに関する洗顔料について、見ていきましょう。

 合わせて読みたい

 

 

 

バルクオム ザ フェイスウォッシュ 使用感と成分分析

バルクオム ザ フェイスウォッシュ

出典:https://bulk.co.jp/shop/products/prod-fw02

 

バルクオム ザ フェイスウォッシュの使用感

よくあるペースト状の石鹸です。が、なんか中身が汚い?モサモサ?ボサボサ?している感じです。

よく混ぜ合わされていないような、性状に見えます。写真ではちょっとわかりにくいかもです。本当なら、もっと滑らかなはずなんですが・・・。わざとでしょうか?

ペースト状の石鹸は、作り終わった後、練り込む、よく混ぜ合わせるという作業が入ります。これにより、モサモサ感、ボサボサ感がなくなり、滑らかな性状に仕上がるのですが・・・。

バルクオムでは、これをやっていないのかも知れません。ただ、なぜやっていないかはわかりません。敢えて、わざとやっているのか(他社洗顔と差別化するために)、そうでないのか、ここの真偽はわかりません。

ちなみに、使用する前にものすごく揉み込んでみました。すると、きれいな滑らかな状態になりました(笑)

見た目はちょっとあれですが、泡立ちはすごく良いです。もちろん洗顔ネットを使用しましたが、モコモコと十分すぎるくらいの泡が得られます。泡の弾力に関しても大変よく、弾むような泡を楽しめます。ここまでの泡の弾力は、他ではなかったかなーと思っています。

泡持ちに関しても、洗顔中にヘタれることなく洗い上げれます。

ほのかに、匂い付けされており、洗顔中に若干香る程度です。ものすごく匂いがきついとか、そんなことはありません。メンズからの評価が高かった「フローラルフルーティ」だそうです。

洗い流しは、簡単で、いつまでも肌に泡が残っているようなことはなく、泡切れ良好です。

洗い終わった後は、しっとりする感じもなく、どちらかと言えば、さっぱり目。洗顔したなーって感じですね。ただし、つっぱり感があるわけではありません。

メンズ用洗顔なので、洗浄力はやや強めな印象。男性の中でも、脂性肌、脂で顔がよくテカる方とかには、良い洗顔ではないでしょうか。

逆に、肌が弱め、敏感系の肌の方は、少し注意が必要ではないかなといった感じです。

あと、石鹸カスが結構出ます(笑)排水溝のつまりの原因にもなりますので、少々ご注意を(笑)

バルクオム ザ フェイスウォッシュ 使用感
バルクオム ザ フェイスウォッシュ 使用感

 

バルクオム ザ フェイスウォッシュの成分分析
フェイスウォッシュの全成分

カリ含有石ケン素地、水、グリセリン、ソルビトール、BG、クレイミネラルズ、ベントナイト、リンゴ果実培養細胞エキス、温泉水、ユズ果実エキス、チャ葉エキス、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、加水分解シルク、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル、グリセリルグルコシド、トコフェロール、キサンタンガム、レシチン、水酸化Na、グリシン、エタノール、フェノキシエタノール、香料

カリ含有石ケン素地は、その名の通り、石けんの成分です。アニオン性活性剤です。泡立ちはすこぶる良い成分です。

石ケン素地は、脂肪酸(ステアリン酸やラウリン酸など)や油脂(オリーブ油やマカデミアナッツ油など)をアルカリ(水酸化ナトリウム)で鹸化(石けん)したものです。基本固形です。

カリ石ケン素地は、脂肪酸や油脂をアルカリ(水酸化カリウム)で鹸化したものです。基本液状です。

カリ含有石ケン素地とは、脂肪酸や油脂をアルカリ(水酸化ナトリウム、カリウム)で鹸化したものになります。二種類のアルカリで処理することにより、半固形、ペースト上の石けんを得ることができます。

石けんに関しては、別記事でも紹介していますので、そちらを読んでもらえると助かります。

グリセリンは、多価アルコールで保湿成分。肌の上にもあり、人との相性は抜群の保湿成分です。配合量によっては、泡質改善、洗顔後のしっとり具合に影響します。

ソルビトールは、糖類の保湿成分。こちらも泡質改善、しっとり具合に関与します。

BGは、多価アルコールで保湿成分。

ここまでが、1%を超える成分かと思います。

クレイミネラルズは、火山噴火でもたらされた軽石や火山灰が由来の成分。多孔質(スポンジのように無数の穴がある性質を持つ物質のこと)であり、汚れなどの吸着に一役買う成分です。特にオレイン酸を吸着する作用が強く、ニキビにお悩みの方には、ありがたい成分かも知れません。オレイン酸は、アクネ菌の餌になりますので。

ベントナイトは粘度鉱物の一種です。水を含むことで、増粘する作用もあります。また、クレイミネラルズ同様、多孔質であり、汚れを吸着してくれる作用もあります。余分な皮脂を取り除いてくれることは、昔から報告され、知られていますね1)

成分から見ても、洗浄力が高いことが伺えますし、皮脂、汚れ除去成分が配合されている点からも、脂性肌寄りの商品設計が伺えますね。

1)Fragrance Journal(13)(5),38-47

 合わせて読みたい

 

バルクオム ザ フェイスウォッシュのフリー項目
  • エタノール
  • シリコーン
  • 鉱物油
  • 着色料
  • パラベン

 

バルクオム ザ フェイスウォッシュの評価
  • アットコスメ:5.0/7.0 40件
  • LIPS:3.7/5.0 19件

※上記評価は、2021年1月のものです。

良い口コミ
  • これほどまでに泡立つ洗顔を他に知らない
  • スッキリとした洗い上がり。少量でももっちりした泡を作れる
悪い口コミ
  • 洗浄力があり、保湿に気を使っているようだが、若干突っ張る
  • 値段の割に、可もなく不可もなく・・・

 

治らなかったニキビが治ったと口コミされている方がいましたので、ある程度、作用が見込めるかも知れません。但し、あくまで化粧品ですので、過度に期待せず、酷いようなら、皮膚科への受診をオススメします。自己流ケアが一番大きな落とし穴です。特にニキビは、後に残ったりして大変ですし、見た目の印象を大きく変えてしまいます。酷くならない内に、は早めのケアをお願いします。

 

◆ 個人的な評価 ◆ ★ バルクオム ザ フェイスウォッシュ ★
☆ 総合評価:S- ☆
● 泡立ち:S+
● 洗浄力:S+
● 洗浄後保湿力:A
● コスパ:S
● 匂い:S-
● 肌への優しさ:A
● 口コミ:A+
● オリジナリティー:A
※S+が一番良く、C-が一番悪い評価となります。

 

 

 

どんな人にオススメ?

  • 脂性肌、脂ギッシュなお肌の方
  • モコモコ、もふもふの洗顔料をお探しの方

 

 

 

最後に

バルクオム ザ フェイスウォッシュについて、解説してみました。

洗浄力、泡立ちはかなり良好です。スッキリとした洗浄力がウリの商品ですね。

 

他にも、洗浄系コスメについて、色々記事にしています。化粧品選びの参考になれば幸いです。

 洗浄系関連商品

 

また、個人的なランキングページも作成しています。良ければご覧ください。

個人的ランキングページ

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

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