どうも、あひるです。
さて今回は、先月に新しく発売されました、suisaiのゴールドパウダーウォッシュ（酵素洗顔）について、色々と書いていこうかと思います。
酵素洗顔もあっという間に人気に、一般的な商品になりましたね。なんだかんだ人気なんですよね。お肌をきれいに保つって、本当に重要ですし、お肌がキレイじゃないと、整ってないと、化粧ノリが良くなかったり、その日の気分も上がらなかったりで、良いことなしですから。自分に合った洗顔をぜひぜひ見つけてくださいね。
- 洗浄力はほどよく、洗い上がりもさっぱり、でもツッパリ感なし
- ２種の酵素が、余分な皮脂や汚れを落としてくれる
- 個包装タイプの洗顔なので、旅行などにも◎
suisaiとは？
suisaiは、カネボウ化粧品から展開されているスキンケアブランドです。
酵素洗顔パウダーは、2種の酵素と洗浄成分が、毛穴の黒ずみ、汚れ、角栓にアプローチ、きれいな素肌へ導く商品になっています。
存知上げなかったのですが、洗顔料市場で、8年連続売上No.1だそうです（2014〜202年3月まで）。確かに色んなところでよくお見かけしますが、まさかそんなに売れているとは。洗顔パウダーって他社からも様々な商品が展開されていますからね。普通にすごいことかと思います。
ではでは、そんな人気のsuisai パウダーウォッシュから新たにラインナップに加わった、ゴールドパウダーウォッシュについて、使用感、成分などについて見てきたいと思います。
suisai ビューティクリア ゴールドパウダーウォッシュ 使用感と成分分析
出典：https://www.kanebo-cosmetics.jp/suisai/products/gold_powder_wash/
suisai ビューティクリア ゴールドパウダーウォッシュの使用感
ノーマルタイプのsuisaiの洗顔パウダーと異なり、ゴールドパウダーウォッシュは、黄色（くすんだ黄色？）に色付いていますね。金色？と言っても過言ではないかも？笑
泡立てる際は、泡立てネットを用いて泡立ててくださいね。手の平で泡立てられなくはないですが、良質な泡を得るには、時間がかかりますし、難しいです。泡立てネットの方が、簡易で時間もかかりませんから。
泡立ちは、そこそこな感じです。ノーマルタイプのsuisaiの洗顔パウダーと同じような感じです。
洗顔していくと、やはり泡がヘタれてくる感じがあります。泡持ちはあまり良くはない感じ。
洗顔後は、しっとり感は特になく、さっぱりする感じがあります。脱脂力、洗浄力はそこまで強くは感じないので、肌へのダメージは最低限かと思います。手や肌がカピカピになるようなことはありませんが、洗顔後はなるべく早く、保湿を行ってくださいね。
匂いなどはなく、香りに敏感な方にも問題なく使えると思います。
suisai ビューティクリア ゴールドパウダーウォッシュの成分分析
タルク、マルチトール、ココイルイセチオン酸Na、ミリストイルグルタミン酸Na、ラウロイルグルタミン酸Na、オレフィン（C14-16）スルホン酸Na、ラウリン酸K、カラギーナン、カンゾウ根エキス、スクワラン、クエン酸、ヒアルロン酸Na、ヒマワリ種子油、アボカド油、BHT、DPG、シルク、エチルグルコシド、プロテアーゼ、リパーゼ、安息香酸Na
タルクは、粘土鉱物の一種です。そんな成分がなぜ、洗顔パウダーに含まれているのか？って感じですが、意味はあります。洗顔パウダーを手に取る際に、洗浄成分を多く取りすぎないようにするための成分です。洗顔パウダーって、液体洗顔の水を無くしたものでしょ？って思われている方、多いかもしれません。確かに、液体洗顔の水を無くしていくと、ほぼ洗浄成分の塊になります。これをそのまま、洗顔パウダーとして販売しても良いですが、一回に取る量が、洗浄成分過多になります。洗浄成分過多の状態で使用しても、まぁ、問題はないでしょうが、あまり意味がない、と言うより、勿体ない感じがあります。そういうのを防ぐために、洗浄とは全く関係ない「タルク」であったり、「コーンスターチ」なども配合し、洗浄成分のバランスをとったりしているのです。また、洗浄成分が水に触れて、ダマになるのを防ぐ役割も担っています。肌に対しては、ほぼ意味無し成分ですが、泡立てる際などに、一役買っている成分ということになります。
マルチトールは、多糖類の保湿成分です。化粧品に配合する際は、液体（水で溶かしたもの）を用いるのですが、ここでは粉体を用いています。洗顔パウダーなので、当然と言えば、当然。タルクと同様の役割をしつつ、泡持ちなどにも関与します。
ココイルイセチオン酸Na、ミリストイルグルタミン酸Na、ラウロイルグルタミン酸Na、オレフィン（C14-16）スルホン酸Na、ラウリン酸K、これらが洗浄成分です。どれもよく見かける成分ではないでしょうか。前３つはアミノ酸系、スルホン酸は、泡立ち良好でここ数年、本当によく見かけます。ラウリン酸Kは脂肪酸石鹸で、ペースト状の洗顔などによく見られる成分ですね。
ここまでが、１％を超える成分でしょうか。
金の美容オイル配合と打ち出されていますが、それは、ヒマワリ種子油と、アボカド油のことです。植物オイルなどは通常、脱色工程を経て、化粧品原料となります（大抵無色透明）。原料に色があると、商品作りの足枷になったりします。例えば、クリームを作ったら、オイルの色が反映されて、ちょっと黄色くなったとか・・・。別に色付いてても問題ないのですが、経時で色が変わると面倒でして。そんなこんなで、色付きよりは、無色透明オイルの方が重宝されていたのですが、そこを逆手に取ったのが、最近流行り？のゴールデン〇〇。例えば、ゴールデンホホバオイルなどが有名でしょうか。ホホバオイルのみで売り出されるようになり、最初は無色透明でしたが、より良く見せようと登場したのが、脱色工程を行っていない黄色ホホバオイル。金色っぽく見えるので、ゴールデンホホバオイルと命名し、各社こぞって売りに出しています。無色透明より、色が付いている方が、効きそうとかって思うのが、消費者心理かと思います。無色透明のスポーツドリンクより、きれいに濁ったスポーツドリンクの方が良さそうって思うのと同じことかと思います。
では、何で色が違うのか？それは、カロテノイド（天然色素）によるものです。カロテノイドには、抗酸化作用などもありますから、肌に対しては、単体で見た場合、無色透明よりはゴールデンの方が良いかと思います。但し、肌に良さを実感させるほど、高濃度で配合されているわけではないので、そこまでの「差」は、ないものと考えるのが妥当かと思います。
プロテアーゼ、リパーゼは、酵素のことです。〇〇ーゼは、大体酵素のことです。例えば、中学校で習ったかと思いますが、アミラーゼ（でんぷん消化酵素）も酵素です。プロテアーゼは、タンパク質分解酵素。リパーゼは、皮脂分解酵素のことです。基本的に酵素は、体温付近で活発に働きますので、そこは注意が必要です。
肌の洗いすぎが良くないのと同じで、酵素洗顔で洗顔し過ぎも要注意です。余分な皮脂やタンパク質除去には有効ですが、必要なものまで除去されると、逆にお肌によろしくありませんので。そこは日頃からお肌をよく観察し、使い分けをする方が無難かと思います。
suisai ビューティクリア ゴールドパウダーウォッシュのフリー項目
- エタノール
- パラベン
- フェノキシエタノール
- 鉱物油
- シリコーン
- 香料、着色料
suisai ビューティクリア ゴールドパウダーウォッシュの評価
- アットコスメ：5.0／7.0 309件
- LIPS：4.09／5.0 19件
※上記評価は、2022年10月のものです。
- 泡立ちが細かく滑らかですが、もこもこした泡ではなかったですが、ツッパリ感がなく、愛用している
- 泡切れの良い洗顔で、さっぱり洗えます。化粧水の浸透もよくなる感じがします
- 他の酵素洗顔はツッパるが、こちらの商品はツッパらず、好みです
- 特に見当たらない
どんな人にオススメ？
- 毛穴の黒ずみ、角栓が気になる方
- 酵素洗顔に興味がある方
- 洗浄後の乾燥が気になる方（本酵素洗顔は、ツッパるなどの乾燥がほぼない感じです）
最後に
suisai ビューティクリア ゴールドパウダーウォッシュについて、色々書いてみました。泡立ちはともかく、皮脂や毛穴の黒ずみ対策にはもってこいかと思います。
他にも洗顔などについて、色々書いています。化粧品選びの参考になれば幸いです。
また、個人的的なランキングページも作成しています。参考程度にどうぞ。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
