どうも、あひるです。
先日書かせてもらったメンズコスメ、「バルクオム」について、再度書いていこうと思います。
今回は、シャンプー&トリートメントです。男性でも、ヘアケアは大事ですからね。しっかりと、使用感や成分について、見ていきましょう。
- 他に類を見ないテクスチャーのシャンプー、泡立ち良好
- 毛髪補修成分配合のトリートメント
- キシミやごわつきなどは感じないシャントリ
バルクオムとは?
以前書かせてもらった通り、メンズコスメです。コロナ禍で、 販売量が増えているみたいですね。私はよく、銭湯へ行くんですけど、ちょくちょく持っている人を見かけます。
メンズコスメではありますが、意外と女性受けも良いみたいです。
以前書かせてもらった、富士フィルムのアスタリフトもそうですが、バルクオムも、バルクオムで作られている化粧品ではありません。別の化粧品開発メーカーで作られています。近年、本当に多いように思います。それだけ、化粧品事業に需要がある、ということなんだと思います。本当に設けれるかどうか、会社として、売上を上げられるかどうかは別の話ですけどね。売れる化粧品がある一方、売れない化粧品も多数です。
ちなみに、富士フィルムのアスタリフトを作っているOEMメーカーと、バルクオムを作っているOEMメーカーは、別の会社さんになります。化粧品も数多ありますが、OEMメーカーも、大なり小なり、かなりの数があるんですよね。
バルクオム ザ シャンプー 使用感と成分分析
出典:https://bulk.co.jp/shop/products/prod-sm01
バルクオム ザ シャンプーの使用感
ごく僅かに黄色に色づいた透明な液体、かなりのとろみがあるシャンプーです。ここまでとろみがあるシャンプーは、珍しいですね。
おそらく、特徴的なパウチ容器の影響かと推察します。一般的に売られているシャンプーの粘度だと、パウチ容器の口から出す際に、ダダ漏れになってしまいます。それを防ぐ目的で、粘度を上げ、ダダ漏れにならないように工夫されているのだと思います。
泡立ちは良好?、とろみ、粘り気のおかけで、泡立て初期は、ネチョっとした泡が生まれます。これを髪につけて洗えば、モコモコと泡立ちます。泡のヘタレも特に見られないです。洗浄中に、髪がツッパるとかもなく、心地よく洗浄できます。
洗い流し中も、洗い上がり後も、特に髪が絡まる感じはないですね。めっちゃサラサラになるとかはないので、そこら辺は安心かと。メンズで髪の毛サラサラしてるのは、ちょっとね(笑)
バルクオム ザ シャンプーの成分分析
水、ラウロイルメチルアラニンNa、グリセリン、ラウリルヒドロキシスルタイン、ラウリン酸ポリグリセリル-10、ペンチレングリコール、ポリクオタニウム-10、香料、PEG-60水添ヒマシ油、グリシン、温泉水、加水分解シルク、グリセリルグルコシド、リンゴ果実培養細胞エキス、チャ葉エキス、ユズ果実エキス、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、クエン酸、クエン酸Na、レシチン、キサンタンガム、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ジヒドロキシプロピルアルギニンHCl、水酸化Na、ジグリセリン、塩化Na、BG、加水分解コラーゲン、PG、プロピルメチルシランジオール、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、エタノール、フェノキシエタノール
ラウロイルメチルアラニンNaは、界面活性剤。アミノ酸系に分類され、洗浄成分(泡立ち)です。
グリセリン、ペンチレングリコールは、多価アルコールで保湿成分。
ラウリルヒドロキシスルタインは、ベタイン系の両性界面活性剤です。洗浄成分ですね。
ラウリン酸ポリグリセリル-10は、ノニオン性界面活性剤。 洗浄成分です。
ペンチレングリコールまでが、1%を超える成分かなと思います。
ポリクオタニウム-10(略して、PQ-10と呼んだりします)、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドは、カチオン性ポリマーです。シャンプーやトリートメント、ボディソープなどにも配合されていたりします。
カチオン性ポリマーが配合されていないと、髪の毛がキシキシしてしまいますので、シャントリ(シャンプー&トリートメントの略)には必須成分です。PQ-10や、グアー・・・は、最もメジャーなカチオン性ポリマーでもあります。
ジヒドロキシプロピルアルギニンHClは、毛髪に吸着し、高い保湿作用、サラサラ作用を付与してくれる成分です。スキンケアでも用いられ、塗り終わりの保湿感、サラッと感を演出してくれます。
PGやエタノールが配合されていますが、意図的に配合しているのではなく、エキス類などから引っ張られて配合されてしまった成分かと思います。配合量もそんなに多くはないでしょうから、過剰に気にしなくても良いと思います。
アミノ酸系、両性、ノニオン性の界面活性剤で構成されたシャンプーで、刺激的な洗浄成分は見当たらないですね。肌が弱い方でも、そんなに気にせず、使用できるのではないでしょうか。
バルクオム ザ シャンプーのフリー項目
- パラベン
- シリコーン
- 鉱物油
- 着色料
バルクオム ザ トリートメント 使用感と成分分析
出典:https://bulk.co.jp/shop/products/prod-tr01
バルクオム ザ トリートメントの使用感
きれいにクリーム状のトリートメント、真っ白な色味です。
シャンプーよりは、粘度が低いような気がします(笑)いや、絶対低いですね(笑)
塗り伸ばしやすく、軽い感触のクリーム、トリートメントで、髪に塗布もしやすいですね。塗布中の髪への絡まりなどはなく、スムーズに塗り伸ばせます。
流す際も、髪への絡まりは感じず、すんなり洗い流せます。洗い流し後は、サラサラしているというほどではなく、きしまないという感じ。サラサラしすぎるのは、メンズとして、微妙かと思いますので、そのように調整しているのかなー?と思います。あまりにサラサラしていると、髪の毛ぺったんこに繋がります。男性で髪の毛ぺったんこは、ちょっとカッコ悪いですからね。
バルクオム ザ トリートメントの成分分析
水、セテアリルアルコール、ステアラミドプロピルジメチルアミン、セバシン酸ジエチルヘキシル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、イソステアリルアルコール、グリシン、ポリクオタニウム-10、マカデミアナッツ脂肪酸エチル、温泉水、加水分解シルク、グリセリルグルコシド、リンゴ果実培養細胞エキス、チャ葉エキス、ユズ果実エキス、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、レシチン、ジヒドロキシプロピルアルギニンHCl、γ-ドコサラクトン、グリセリン、キサンタンガム、コメヌカ油脂肪酸フィトステリル、トコフェロール、リンゴ酸、キトサンコメヌカ油脂肪酸アミドヒドロキシプロピルスルホン酸Na、ステアリン酸グリセリル、水酸化Na、乳酸、イソステアリン酸水添ヒマシ油、香料、BG、エタノール、フェノキシエタノール
セテアリルアルコールは、高級アルコールの一種。乳化安定性向上、粘度調整に関与しています。
ステアラミドプロピルジメチルアミンは、第三級カチオンに分類される、カチオン性界面活性剤。毛髪に吸着し、サラサラさせてくれる成分です。乳化能もありますので、トリートメントを作る上でも必要な成分でもあります(必須成分ってわけではない)。
ちなみに、刺激性は、第四級>第三級
毛髪をサラサラにしてくれる性能(指通り)は、第四級>第三級
となります。
セバシン酸ジエチルヘキシル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルは、エステルオイル。
イソステアリルアルコールは、高級アルコールの一種です。ですが、セテアリルアルコールとは、ちょっと違います。こちらの成分には、乳化安定性を向上させる作用や、粘度を調整する作用はありません。オイル成分であり、感触改良目的で配合されています。ちょっとややこしいですね。
ここまでが、1%を超える成分でしょうか。
後は、ドライヤーの熱によって毛髪を補修する、γ-ドコサラクトンが配合されています。
ジヒドロキシプロピルアルギニンHClも配合されており、毛髪補修に一役買うかと思います。
第三級カチオンで、刺激性を抑えつつ、弱くなった指通りは、カチオン性ポリマーであるポリクオタニウム-10で補っています。
普段使用しているトリートメント、コンディショナーが合わないなーって方は、この商品を使用してみても良いかも知れませんね。市販されているトリートメント、コンディショナーの殆どは、第四級カチオンが配合されていますからね。
話はちょっと変わりますが、
男性の方だと、トリートメントやコンディショナーを使用されない方が多いかもしれません。使用された場合は、きちんと洗い流すようにしてください。トリートメントなどには、カチオン性活性剤が配合されており、カチオン性活性剤は、前述した通り、皮膚刺激強めです。きちんと洗い流さず、髪や頭皮に残ったままだと、後々、皮膚トラブルの原因になりかねませんので、しっかりと洗い流すようにしてくださいね。しっかり洗い流せば、怖いものではありませんので。
バルクオム ザ トリートメントのフリー項目
- パラベン
- シリコーン
- 鉱物油
- 着色料
バルクオム ザ シャンプー&トリートメントの評価
- アットコスメ:4.5/7.0 4件
- LIPS:3.7/5.0 1件
※上記評価は、2021年2月のものです。
- 使いやすく、香りもよく、頭皮がスッキリします
- 今までにないほど、シャンプーが硬く、驚いたが、泡の弾力が良かった
- フローラルの香りがとても心地よい
- 価格が高い
どんな人にオススメ?
- メンズの方
- アミノ酸系メインのシャンプーをお探し方
- 髪が傷んでおり、ケアしたい方
最後に
バルクオムのシャンプー&トリートメントについて、解説してみました。
メンズ用とされていますが、女性が使っても、何ら問題のない中身かと思います。容器がパウチ+ワンタッチキャップになっており、場所、スペースを取らないことから、”おしゃれ”と感じられる方もいるみたいですね。確かに、今までにない容器形態ですからね。一般的、メジャーなのは、ポンプ容器ですから。
女性でも使用OKですが、髪の長い人は、もしかしたら、髪がきしむ可能性があるかも知れませんので、サンプルなど取り寄せて、使用感を試してみて貰えればと思います。毛髪補修成分も配合されていますから、髪が傷んでいる方でもOKです。
他にも、シャントリについて、記事にしています。化粧品選びの参考になれば幸いです。
また、個人的なランキングページも作成しています。参考程度にどうぞ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。