どうも、あひるです。
今回は、ビオレUV から新しく出されている日焼け止め美容液について、書いていこうと思います。
最近(2021年3月頃)CMが結構放送されており、気になっている方も多いのではないでしょうか。
是非、当記事を一つの参考に、化粧品選びをしてみてはいかがでしょうか。
- 高スペック(SPF50+、PA++++)、高機能(耐水性、耐摩擦性)の日焼け止め
- 肌トーンが自然に明るくなる(メイクアップ効果によるもの)
- 日焼け止め特有のきしみ、突っ張り感はなく、使用感良好
ビオレとは?
ビオレは、花王から出されているコスメブランド。
その中で、日焼け止め商品を展開しているのが、ビオレUV。
今年、去年と、続々と新しい日焼け止め商品を追加し、商品ラインナップの充実を進めています。昨年あたりですと、日焼け止めコスメにおいて、一番売れたブランドは、ビオレUVではないかなと思います。
アクアリッチ ライトアップエッセンスは、UVカットしながら、自然な透明感がほしい人向けに開発された日焼け止めです。
肌表面のキメより微細な凹凸膜を作り、可視光を多方面に反射、拡散させることで、ふんわりと輝く自然な透明感(※)を生み出してくれる商品になっています。
※メイクアップ効果によるもの
ビオレUV アクアリッチ ライトアップエッセンス 使用感と成分分析
出典:https://www.kao.com/jp/products/bioresarasarauv/4901301390820/
ビオレUV アクアリッチ ライトアップエッセンスの使用感
乳液状の日焼け止めですね。写真ではわかりにくいと思いますが、若干キラキラ、パール感があります。
乳液状なので、塗り伸ばし、塗り拡げが容易で、多くの面積をカバーすることができます。
塗り終わった後の、ペタつき、ベタつきなどはなく、意外とサラッとしています。それでいて、ほんのりトーンアップしている感じが伺えます。
水、汗に濡らしても、日焼け止めが洗い流される、なんてことはないですね。よく見れば、洗い流されていないのが、お分かりいただけるかなと思います。
適度に擦っても落ちないので、耐水性、耐摩擦性に優れてはいますね。但し、タオルでゴシゴシすれば、さすがに落ちます(笑)
匂いは、ホワイトフローラルの香り、キツくもなく、弱くもない、適度な良い香りかと思います。
光による老化って侮ると、後々、本当に取り返しのつかないくらいのダメージが現れます。若いから大丈夫とか、そんなことは全然ありませんので、常日頃から、過度な紫外線、光を浴びすぎないように、十分注意してくださいね。
ビオレUV アクアリッチ ライトアップエッセンスの成分分析
水、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、エタノール、BG、パルミチン酸イソプロピル、酸化チタン、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、エチルヘキシルトリアゾン、ジメチコン、(メタクリル酸ラウリル/メタクリル酸Na)クロスポリマー、水添ポリイソブテン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、シリカ、含水シリカ、マイカ、パルミチン酸デキストリン、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、トリエトキシカプリリルシラン、セタノール、ステアリン酸グリセリル、ヒドロキシエチルセルロース、ポリソルベート60、ポリシリコーン-9、水酸化Al、水酸化K、ローヤルゼリーエキス、ヒアルロン酸Na、酸化スズ、フェノキシエタノール、メチルパラベン、EDTA-2Na、BHT、香料
メトキシケイヒ酸エチルヘキシルは、紫外線吸収剤。一番使用頻度の高い紫外線吸収剤ですね。本当に、多種多様な日焼け止めやそれに類する製品、商品に配合されています。
エタノールは、感触改良剤。配合量はそれなりに入っているので、肌弱な人はちょっと注意が必要かもしれません。
BGは、多価アルコールで保湿成分。
パルミチン酸イソプロピルは、さらっとした使用感のエステルオイルです。
酸化チタンは、紫外線散乱剤。酸化亜鉛でなく、酸化チタンを配合しているのは、透明性によるもと思われます。酸化チタンと酸化亜鉛を比べた場合、酸化亜鉛の方が、塗ったときの透明性は高くなります。一見すると、酸化亜鉛を配合した方が良いかと思いますが、この商品は、透明感アップ、つまりトーンアップ効果を期待して、商品設計がなされています。ですので、透明性に長けている酸化亜鉛より、酸化チタンを採用し、塗った際の肌トーンを上げれるようにしているみたいですね。これがいわゆる、「光拡散」に繋がるのかなと思います。
ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジンは、UV-A、-Bの両方を吸収してくれる紫外線吸収剤です。
エチルヘキシルトリアジンは、UV-B吸収の紫外線吸収剤。光安定性が高く、肌刺激が少ない成分として知られています。
この2つの紫外線吸収剤の組合わせは、花王さんの日焼け止めでよく見られる組み合わせかなと思います。アクアリッチ ウォータリーエッセンスでも使用されていましたね。
ジメチコンは、シリコーン成分。感触改良成分ですね。
ここまでが1%を超える成分かと思います。
(メタクリル酸ラウリル/メタクリル酸Na)クロスポリマーは、増粘成分のポリマーです。このポリマーが1%を超えることはまぁ、ないかなと。
さて、これだけ水々しいにも関わらず、耐水性を有しているのは、主に「トリエトキシカプリリルシラン」によるものと思われます。トリエトキシカプリリルシランは、粉体表面をコーティングする成分です。コーティングすることで、疎水性(水と馴染みにくい)、分散向上が見られ、化粧崩れしにくくなるのです。つまり、酸化チタンや、各種紫外線吸収剤をコーティングすることで、水との馴染みを悪くさせ、耐水性を上げている、そんな感じです。
ちなみに、若干のパール感は、酸化スズによるものです。
ビオレUV アクアリッチ ライトアップエッセンスのフリー項目
- 着色料
ビオレUV アクアリッチ ライトアップエッセンスの評価
- アットコスメ:5.5/7.0 203件
- LIPS:4.7/5.0 317件
※上記評価は、2021年4月のものです。
- 少量でも伸びがよく、塗った後は、トーンアップしてキレイに見える
- 伸びがよく、全く白浮きしない。軽い感触で肌への負担もあまり感じなかった
- ベタつきもなく、サラッと使用できる
- 部分的に乾燥を感じた。乾燥肌の方は、注意かも
どんな人にオススメ?
- 高スペック(SPF50+、PA++++)の日焼け止めをお探しの方
- ベタつかない耐水性の日焼け止めをお探しの方
- 自然に肌トーンを上げてくれる日焼け止めをお探し方
最後に
ビオレUV アクアリッチ ライトアップエッセンスについて、解説してみました。
高い紫外線ブロック効果を持ちながら、使用感に優れた日焼け止めとなっています。使用感に限らず、耐水性やトーンアップ効果も付与されており、様々な場面で役立つこと間違いなしの一品かなと思います。
他にも、日焼け止めについて色々記事にしています。化粧品選びの参考になれば幸いです。
また、個人的なランキングページも作成しています。こちらも参考程度にどうぞ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。