どうも、あひるです。
今回は、コスメデコルテのフィトチューンについて、書いていこうと思います。
- コスメデコルテ フィトチューンとは?
- コスメデコルテ フィトチューン リファイニング ソフナーER 使用感と成分分析
- コスメデコルテ フィトチューン ハイドロチューナー 使用感と成分分析
- コスメデコルテ フィトチューン アクティブ リニュークリーム 使用感と成分分析
- どんな人にオススメ?
- 最後に
- コスメデコルテから出されている、毛穴開き、乾燥くすみをケアするスキンケアアイテム
- フムスエキスを全ラインに配合したスキンケアアイテム
- 使用感は心地よいが、ちょいとお高いかも(笑)
コスメデコルテ フィトチューンとは?
コスメデコルテは、コーセーコスメです。コスメデコルテと言えば、モイスチュアリポソームを思い浮かべる方、結構多いのではないでしょうか。
フィトチューンは、違ったコンセプトの元、作られたスキンケアアイテムになります。
優しくしっとり × しっかり効く
アンバランス肌に「フィトチューン」
繰り返す、かさつき、肌荒れ、毛穴の目立ち、乾燥くすみ。
様々な肌悩みに対応できるよう設計された化粧品ラインになっています。
何でも対応するような化粧品ラインって珍しいです。だいたい、肌別、肌悩み別で、ラインが組まれていますからね。発売されたのは、2015年と結構古いので、その辺りも影響しているのかな?とは思ったりしています。
全商品に、フムスエキス(表示名称:腐植土抽出物)を配合しています。
このフムスエキスは、太古の植物や海洋生物などが堆積した特殊な腐葉土を天然水で熟成し、抽出したエキスになります。長い年月をかけ、微生物による分解、発酵が繰り返された土。フムスエキスには、「フルボ酸」という高分子有機酸を始め、アミノ酸、ミネラルなどが含まれています。
フムスエキスには、毛穴を目立たなくする作用、ターンオーバー促進作用などがあり、スキンケア効果の高い成分であると言えますね。
フムスエキスをラインに配合した、「フィトチューン」シリーズ。各商品をそれぞれ見ていきたいと思います。
コスメデコルテ フィトチューン リファイニング ソフナーER 使用感と成分分析
出典:https://www.cosmedecorte.com/product/phytotune/JKEE
コスメデコルテ フィトチューン リファイニングソフナーERの使用感
乳白色、とろみのない(粘度の低い)乳液です。サラッと塗り拡げられる使用感であり、程よいしっとり感が残ります。ペタペタする感じはないですし、保湿の持続感もない感じです。これだけで済ます人はいないかと思いますが、しっかり保湿したい人には物足りないかと思います。 ただし、肌なじみの良さはかなり良かったですね。
匂いは、フローラル系に、ハーバルのスパイスを加えたタイプのものになります。
コスメデコルテ フィトチューン リファイニングソフナーERの成分分析
水、BG、ミネラルオイル、グリセリン、スクワラン、トリエチルヘキサノイン、水添ポリイソブテン、エタノール、アボカド油、カニナバラ果実油、シソ葉エキス、ショウガ根エキス、ジパルミチン酸アスコルビル、セラミド2、トコフェロール、メドウフォーム油、ローズマリーエキス、ローヤルゼリーエキス、腐植土抽出物、DPG、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、イソステアリン酸ソルビタン、オレイン酸オレイル、オレイン酸フィトステリル、キサンタンガム、コレステロール、ジグリセリン、ジメチコン、ステアリン酸、ステアリン酸グリセリル、ステアロイルグルタミン酸、セテアリルアルコール、トリセテアレス-4リン酸、ポリソルベート80、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル、水酸化Na、水添レシチン、フェノキシエタノール、香料、酸化チタン
BG、グリセリンは、多価アルコールで保湿成分。
ミネラルオイルは、鉱物油として有名ですね。石油由来成分のしても有名であり、嫌われている方も多いかもしれません。何度も申し上げていますが、特に肌に害があるわけではありません。クレンジングで使用する際は、ちょっと注意が必要かと思いますが、スキンケアに関しては、気にされる必要はないかと思います。ただのオイル成分、炭化水素油です。
スクワランもミネラルオイル同様、炭化水素油です。疑似皮脂成分で、肌なじみも良好です。
トリエチルヘキサノインは、エステルオイル。軽い感触になります。
水添ポリイソブテンも鉱物油の一種であり、粘稠性のあるオイル成分です。ねっとりしていますが、種類によって、ねっとり具合が変わります。
エタノールは、感触改良成分です。
アボカド油、カニナバラ果実油は、植物オイルです。皮膚へ塗った際、肌を柔軟にしてくれたり、肌からの水分蒸散を防ぐ役割があります。カニナバラ果実油は、ローズヒップ油のことで、酸化安定性がやや弱いオイルでもあります。そのためか、あまり使用されている製品を見かける機会が少ないような気はします。ただ、トコフェロール(酸化防止剤)を配合し、酸化安定性を向上させています。
ここまでが、1%を超える成分かと思います。
先行乳液という位置づけですが、特に浸透をブーストするような成分はないかなと思います。化粧水の前にご使用くださいと書いてあるだけで、浸透促進なんて、どこにも書いてないんですけどね(笑)
コスメデコルテ フィトチューン リファイニングソフナーERのフリー項目
- パラベン
- 着色料
コスメデコルテ フィトチューン リファイニングソフナーERの評価
- アットコスメ:5.2/7.0 532件
- LIPS:3.9/5.0 12件
※上記評価は、2021年4月のものです。
- 肌がもちもち、ふわふわになる
- この乳液を使用してから、肌荒れが落ち着いた気がする
- 先行乳液タイプは初めてだが、とても良かった
- 浸透は良いが、乾燥しやすい感じがする
コスメデコルテ フィトチューン ハイドロチューナー 使用感と成分分析
出典:https://www.cosmedecorte.com/product/phytotune/JKLI
コスメデコルテ フィトチューン ハイドロチューナーの使用感
透明なシャバシャバな化粧水です。保湿力、肌なじみ、共に普通ですね。
リファイニングソフナー(乳液)の後に使用することを推奨されています。乳液を先に使用しても、後に使用しても、特に変化はなかったかなーといった印象です。
香りは、リファイニングソフナーと同じく、ハーバルフローラル。フレッシュフローラルに、ハーバルスパイスを加えた匂いになっています。
コスメデコルテ フィトチューン ハイドロチューナーの成分分析
水、DPG、BG、グリセリン、エタノール、アスコルビン酸、アデノシン三リン酸2Na、カニナバラ果実油、シソ葉エキス、シロキクラゲエキス、ジパルミチン酸アスコルビル、セラミド2、チャ葉エキス、トコフェロール、ブクリョウエキス、ローズマリーエキス、加水分解ヒアルロン酸、腐植土抽出物、PEG-60水添ヒマシ油、アブラナ種子油、クエン酸、クエン酸Na、コレステロール、ジ(C12-15)パレス-8リン酸、セスキオレイン酸ソルビタン、トリエチルヘキサノイン、ポリリシノレイン酸ポリグリセリル-6、モルティエレラ脂肪酸スクロース、水酸化K、水添レシチン、フェノキシエタノール、香料
DPG、BG、グリセリンは、多価アルコールで保湿成分ですね。
エタノールは、アルコールですが、多価アルコールとは別物です。感触改良、この場合、ちょっとさっぱり感付与のため、配合されています。
ここまでが1%を超える成分かと思います。
シンプルな化粧水かと思います。水+多価アルコールでほぼ構成されています。
訴求成分は、複数配合されてはいますが、配合量はそんなに多くはありません。フィトチューンシリーズが、「うるおい、毛穴、透明感」ですので、それに合わせた成分が採用されてますね。
コスメデコルテ フィトチューン ハイドロチューナーのフリー項目
- パラベン
- シリコーン
- 鉱物油
- 着色料
コスメデコルテ フィトチューン ハイドロチューナーの評価
- アットコスメ:4.8/7.0 403件
- LIPS:4.1/5.0 41件
※上記評価は、2021年4月のものです。
- 香りがとても良く、毎回癒される
- サラッとした化粧水だが、適度にうるおい、肌がふっくら、毛穴が目立ちにくくなった気がする
- コスメデコルテ入門にはこれが一番、ベタつかないけど、優しく潤う感じ
- アルコールがきつかった
- さっぱりし過ぎなので、乾燥が気になる
コスメデコルテ フィトチューン アクティブ リニュークリーム 使用感と成分分析
出典:https://www.cosmedecorte.com/product/phytotune/JKHC
コスメデコルテ フィトチューン アクティブ リニュークリームの使用感
きれいな白色のクリームです。そこまでの硬さはないので、伸ばしにくいといった感じは特にありません。
塗り伸ばし終わると、ちょっとペタつく感じがあります。あんまり塗りすぎると、ペッタペタになるので、塗りすぎ注意ですね(笑)あと、夜塗る分には、問題ないと思いますが、朝はちょっと・・・。メイクするとなると、厳しいかなと思います。朝使用するとなると、乳液、化粧水までが良いですね。
匂いの種類は、乳液、化粧水と同様ですが、ちょっと匂いの強さが強いような気がします。人によっては、不快に思うかもしれませんので、注意が必要かもしれませんね。
コスメデコルテ フィトチューン アクティブ リニュークリームの成分分析
水、BG、グリセリン、DPG、イソノナン酸イソトリデシル、水添ポリイソブテン、水添ヤシ油、セテアリルアルコール、ジフェニルジメチコン、ベヘニルアルコール、エタノール、ステアリン酸PEG-40、ステアリン酸水添ヒマシ油、ミネラルオイル、メドウフォーム油、ジメチコン、カニナバラ果実油、クロフサスグリ果実エキス、シア脂、シソ葉エキス、ジパルミチン酸アスコルビル、セラミド2、トコフェロール、プルーン分解物、ベタイン、ローズマリーエキス、ロニセラカエルレア果汁、腐植土抽出物、EDTA-2Na、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、イソヘキサデカン、オリーブ脂肪酸エチル、オレイン酸ソルビタン、カルボマー、クエン酸、コレステロール、トリセテアレス-4リン酸、パルミチン酸ソルビタン、ポリソルベート80、水酸化Na、水添ナタネ油脂肪酸グリセリズ、水添パーム油、水添レシチン、フェノキシエタノール、香料、マイカ、酸化チタン、酸化鉄
BG、グリセリン、DPGは、多価アルコールで保湿成分。
イソノナン酸イソトリデシルは、エステルオイルで、伸びがよく、オイル感の少ない成分です。
水添ポリイソブテンは、鉱物油の一種で、粘稠性のある液状オイル。
水添ヤシ油は、ヤシ油を水素添加した、ペースト状のオイル成分です。水素添加することで、酸化安定性が向上することになります。人肌で溶けるのも、特性の一つですね。
セテアリルアルコール、べヘニルアルコールは、高級アルコールの一種で、乳化安定性向上、粘度調整をする役割があります。
ジフェニルジメチコン、ジメチコンは、シリコーン成分。ジメチコンと似た感触を持っていますが、エタノールによく溶けるという面白い性質の持ち主です。ジメチコン同様、感触改良成分ですね。
ステアリン酸PEG-40は界面活性剤、この場合、乳化剤です。
ステアリン酸水添ヒマシ油は、粘度調整成分。
ミネラルオイルは、炭化水素油です。
メドウフォーム油、カニナバラ果実油は植物オイルです。
ここまでが、1%を超える成分かと思います。
コスメデコルテ フィトチューン アクティブ リニュークリームのフリー項目
- パラベン
- 着色料
コスメデコルテ フィトチューン アクティブ リニュークリームの評価
- アットコスメ:5.3/7.0 87件
- LIPS:4.0/5.0 16件
※上記評価は、2021年4月のものです。
- こってりしたテクスチャーで、夜塗って、朝までしっとりしている
- 伸びがよく、滑らかな感触で肌なじみが良い
- 意外とこっくり、こってり。ニベアに近いイメージで、保湿だけなら他の商品でも良いかも
どんな人にオススメ?
- 毛穴の開きが気になる方
- 肌のくすみが気になる方
最後に
コスメデコルテ フィトチューンについて、解説してみました。一番の目玉は「腐植土抽出物」でしょうか。毛穴にアプローチしたい方は、使ってみても良いかもしれませんね。腐植土抽出物以外にも、ビタミンC誘導体なども配合され、くすみへのアプローチもされています。コンセプト通り、多岐にわたる肌悩みへアプローチした商品かなと思います。
また、個人的なランキングページも作成しています。こちらも参考程度にどうぞ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。