あひるの化粧品と戯れる日記

化粧品開発者が化粧品やそれに関する知識、情報などを発信していくブログです。たまに無関係なことも書きます。

【Arouge(アルージェ)】モイスチャークリアソープ 使用感と成分分析

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どうも、あひるです。
敏感肌、乾燥肌の方向けで販売されている「アルージェ」の固形石鹸について、書いていこうと思います。
うーん、アルージェを知らなかった身としては、かなり高評価なんですよね。
どれも使用感よく、成分的にも肌に優しめ、かなり良いブランドだと思っているところです。
石鹸はどうなのでしょうか?
 
 
 
モイスチャークリアソープのポイント!
  • 天然セラミド配合の固形石鹸
  • 泡立ちは良好
  • 洗い上がりの突っ張り感はなし
  • 洗顔に天然セラミドはあんまり意味ないですが・・・
 
 
 

アルージェ(Arouge)とは?

アルージェというブランドに関しては、「【Arouge(アルージェ)】モイスチャーミストローションⅡ 使用感と成分分析」という記事で書いています。見ていただければと思います。

 

 
 

アルージェ モイスチャークリアソープの成分分析

 
アルージェ モイスチャークリアソープの使用感
ほぼ透明な石けんですね。
透明な石けんを作るには、エタノールの配合がほぼ必須です。
※違う作り方もありますが、稀ですね。
ですが、製造過程でエタノールはほぼなくなりますので、全成分上にエタノールと表記されていても、大して気にしなくてOKです。
枠練り石けんですので、もろもろ丁寧に作られているんだと思います。
泡立ちも良く、泡もきめ細やかな泡となり、やさしく洗ってくれます。
洗浄後の突っ張り感はなく、しっとり潤いを保っている感じです。
この洗い上がりは、保湿成分が多めに配合されているからだと推察してます。
正直なところ、今まで使用した石けんの中で、一番良かったですね。

アルージェ モイスチャークリアソープ 泡立ち

アルージェ モイスチャークリアソープの全成分
モイスチャークリアソープの全成分

[有効成分] グリチルリチン酸2K、ε-アミノカプロン酸

[その他の成分] 脂肪酸石けん、水、白糖、ソルビット液、POPジグリセリルエーテル、濃グリセリン、ソルビット、カンゾウ葉エキス、植物性スクワラン、トリメチルグリシン、ヒアルロン酸Na-2、ビオセラミド、エタノール、塩化Na、キサンタンガム、BG、ヒドロキシエタンジホスホン酸4Na液

アルージェ製品は、医薬部外品です。
医薬部外品については、「【化粧品の予備知識】医薬部外品の全成分表示」という記事で書いています。
有効成分は、グリチルリチン酸2Kε-アミノカプロン酸で、抗炎症成分です。
脂肪酸石けんは、そのまま石けんの意味です。脂肪酸にアルカリを加え、中和したタイプになります。石けんについては、「【知って損なし!】石鹸の特徴と種類」という記事で詳しく書かせてもらっています。中和法で、枠練りの手法を用いたタイプの石けんです。
一応、中和法とか、枠練りに関して、表を作ってますので、ご参考に。
石鹸原料の種類 素材 アルカリ剤 形状 手法
石ケン素地 脂肪酸 水酸化Na 固形 中和法
石ケン素地 油脂 水酸化Na 固形 鹼化法
カリ石ケン素地 脂肪酸 水酸化K 液体 中和法
カリ石ケン素地 油脂 水酸化K 液体 鹼化法
カリ含有石ケン素地 石ケン素地+カリ石ケン素地 水酸化Na+水酸化K 固形

 

製造方法 素材 メリット デメリット コスト
枠練り(コールドプロセス) 素地量60〜70% 保湿、美容成分を多く含有可能 製品化までの時間が長い、溶けやすく泡立ちにくい 高くなる傾向
枠練り(乾燥法) 素地量60〜70% 保湿、美容成分を多く含有、溶けにくく、泡立ちが良い 製品化までの時間が長い 高くなる傾向
機械練り 素地量98% 大量生産可能 保湿成分を配合しにくい 比較的安い
 
白糖、ソルビット液、ソルビットは、保湿剤で糖類。
POPジグリセリルエーテルも、保湿剤ですね。
その他、トリメチルグリシン、ヒアルロン酸など、保湿成分が多種類配合されています。
これが、洗い上がりのしっとり感に繋がっていると思います。
ちなみに、洗浄系にセラミドを配合しても、あまり意味はないです。
洗い流されますからね。
これはセラミドに限ったお話ではありません。
エキスなども、洗顔料に配合してもあまり意味はないです。
もちろん、例外なんかはありますけどね。
 
アルージェ製品全てですが、敏感肌の方でパッチテストを行っており、敏感肌の方も使用しやすいようになっているかと思います。
※全ての方に対して、刺激が出ないということではありません。
 
 
 

セラミドの分類

前回の記事にも、載せていた表ですが、もう一度載せておきますね。
セラミドの分類 由来 価格 肌への親和性 ヒト型と比べて 名称の例 化粧品への配合量
ヒト型セラミド 酵母 高価 構造同じ セラミド〇〇、〇〇には、数字か英字 微添
植物セラミド 大豆など 中価 類似構造 スフィンゴミエリン など ヒト型よりは多く配合可能
動物セラミド 馬など 中価 類似構造 ビオセラミド など ヒト型よりは多く配合可能
合成セラミド 合成 安価 類似構造 ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド ヒト型よりは多く配合可能
※横にスライドできます。
天然セラミドとは、植物セラミド、動物セラミド、両方を指します。
セラミドややこしいですよね。
アルージェで使用されるセラミドは、動物由来、馬由来のセラミドです。
何度も言いますが、どのセラミドを選ばれても大丈夫です。
どれも、セラミド産生量を増やしてくれますので。
セラミドコスメは、他にも記事を書いています。化粧品選びの参考にしてください。
 
 
 

どんな人にオススメ?

  • 枠練り石けんをお探しの方(ただし、中和法)
  • 洗顔後のかさかさ、つっぱりが気になる方
  • 乾燥肌、お肌が弱めの方
 
 
 

最後に

天然セラミド配合コスメ、アルージェ。
石けん洗顔も良かったですね。
良い製品ばかりで、びっくりです。
お肌が弱い方には、本当にオススメかと思います。
アルージェの他の製品についても書かせてもらっています。

 

また、固形石鹸についても、いくつか、記事にしていますので、化粧品選びの参考にしてみてください。

【米肌】肌潤石鹸 使用感と成分分析

【ETVOS】クリアソープバー 使用感と成分分析

【ヒフミド】ソープ<洗顔石けん> 使用感と成分分析

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
 
 
 
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