あひるの化粧品と戯れる日記

化粧品開発者が化粧品やそれに関する知識、情報などを発信していくブログです。たまに無関係なことも書きます。

【Arouge(アルージェ)】モイスト クレンジングミルクジェル 使用感と成分分析

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どうも、あひるです。
アルージェ製品5品目です。
この間、アルージェのサンプルを応募したんですが、当たってしまいました。
自分で購入した分+サンプルとなりました。
かなりの良品なので、嬉しい限りです。
さて、とりあえず、今回でアルージェ製品は最後です。
また別の機会に書くかもですが。
今回は、クレンジングミルクです。
ここまで良品ばかりでしたので、クレンジングミルクにも期待してしまいますね。
 
 
 
モイスト クレンジングミルクジェルのポイント!
  • 天然セラミド配合のクレンジングジェル
  • ガッツリメイクは苦手、ナチュラルメイク落としに向いてる
  • 洗顔後、カサカサせず、しっとり感あり
  • 洗顔に天然セラミドはあんまり意味ないですが・・・
 
 
 

アルージェ(Arouge)とは?

アルージェというブランドに関しては、「【Arouge(アルージェ)】モイスチャーミストローションⅡ 使用感と成分分析」という記事で書いていますので、見ていただければ幸いです。
 
 
 

アルージェ モイスト クレンジングミルクジェル 使用感と成分分析

 
アルージェ モイスト クレンジングミルクジェルの使用感
やや透明感のある乳白色のジェルタイプです。
若干伸びに重さを感じる部分があり、スルスル塗り伸ばすには、少し不向きかな?といった感じです。
クレンジングですので、実験です。
●をマジックで書いて、消えるかどうかの簡易チェックです。
塗り拡げて、マジックを落としていきますが、全部は落ちず・・・。
水で洗い流すと、若干残る結果となりました。
アルージェ クレンジングジェル 使用感
アルージェ クレンジングジェル 塗り拡げ
アルージェ クレンジングジェル 洗い上がり
ガッツリメイク、濃いめのメイクを落とすには、不向きかなーと思います。
軽いメイクなどであれば、落とすことは可能でしょう。
その日のメイク具合、ご自身のメイクの種類に応じて、使い分けるのが良いかと思います。
洗い上がりは、意外としっとりしてました。
カサカサにならないのは、嬉しい限りですね。
クレンジング選びについては、「【クレンジングの選び方】肌を優しく洗い上げるには?〜クレンジングの種類と特徴〜」という記事で詳しく書かせてもらっていますので、読んでもらえれば幸いです。クレンジング選び、大事ですよ!

 

アルージェ モイスト クレンジングミルクジェルの成分分析
モイスト クレンジングミルクジェルの全成分

[有効成分] グリチルリチン酸2K、ε-アミノカプロン酸

[その他の成分]トリエチルヘキサン酸グリセリル、ヒマワリ油-2、ソルビット液、濃グリセリン、水、植物性スクワラン、イソノナン酸イソノニル、トリイソステアリン酸POEグリセリル、パルミチン酸エチルヘキシル、カンゾウ葉エキス、サーファクチンナトリウム、トリメチルグリシン、ビオセラミド、BG、フェノキシエタノール、ペンチレングリコール、粘度調整剤

アルージェ製品は、医薬部外品です。
医薬部外品については、「【化粧品の予備知識】医薬部外品の全成分表示」という記事で書いています。
有効成分は、グリチルリチン酸2Kε-アミノカプロン酸で、抗炎症成分です。
敏感肌、乾燥肌は基本的に、刺激に対して弱いですからね。炎症を抑える成分は重要です。
トリエチルヘキサン酸グリセリルは、化粧品だと、トリエチルヘキサノイン。エステル油です。
ヒマワリ油-2は、ヒマワリ種子油で、植物油ですね。
ソルビット液は、糖類。
両方とも、保湿剤ですね。
イソノナン酸イソノニル、パルミチン酸エチルヘキシルは、エステル油。
トリイソステアリン酸POEグリセリルは、界面活性剤ですね。化粧品だと、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリルと呼ばれ、クレンジング系商品にはよく使用される成分です。メイク落としの役割を担う成分です。
PEG-20とかは、親油性であり、メイクとの馴染みが優秀です。
つまり、クレンジング力向上に一役買うって事になります。
サーファクチンナトリウムも界面活性剤です。
トリイソステアリン酸POEグリセリルと異なり、クレンジング用成分ではなく、剤形、ジェルの乳化を安定させるために配合されている成分ですね。
界面活性剤については、「【化粧品の基礎知識】界面活性剤の種類、特徴と役割」という記事で書かせてもらっています。
あまりよくわからない方は、読んでみてください。

 

洗顔ソープ同様、天然セラミド配合です。
洗顔でも言いましたが、洗浄系にセラミドを配合してもあまり意味はないですね。
洗い流されるので(笑)
これはセラミドに限ったお話ではありません。
エキスなども、洗顔料に配合してもあまり意味はないです。
もちろん、例外なんかもありますけどね。
 
アルージェ製品全てですが、敏感肌の方でパッチテストを行っており、敏感肌の方も使用しやすいようになっているかと思います。
※全ての方に対して、刺激が出ないということではありません。
 
 
 
 

どんな人にオススメ?

  • ナチュラルメイク向けのクレンジングをお探しの方
  • 洗顔後はしっとり感を求めている方
  • 乾燥肌、お肌が弱めの方
 
 
 

最後に

天然セラミド配合コスメ、アルージェ。
クレンジングの落ちは、イマイチでしたが、ジェル系では仕方のないことかもです。
洗い上がりがしっとりするので、不必要にお肌に必要な成分が落とされていない感じがあり、良かったですね。
やはり、アルージェは良い製品ばかり。
お肌が弱い方には、一度試してみるのは、ありだと思います。
アルージェ製品に関しては、他にも記事を書かせてもらっています。読んでいただけれると幸いです。

 

また、クレンジング商品に関しては、他にも記事を書いていますので、化粧品選びの参考にしてみてください。

【クレンジングでお悩みの方必見】マイルドクレンジングオイル(ファンケル)

【デュアルフェイス】2way リムーバル ウォッシングジェル 使用感と成分分析

【意味あるの?】ホットクレンジングジェル(マナラ)

【スキンビル】ホットクレンジングジェル 使用感と成分分析

【THREE】バランシング クレンジングオイルR 使用感と成分分析

【DUO】ザ クレンジングバーム 使用感と成分分析

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
 
 
 
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