あひるの化粧品と戯れる日記

化粧品開発者が化粧品やそれに関する知識、情報などを発信していくブログです。たまに無関係なことも書きます。

【Arouge(アルージェ)】モイストトリートメントジェル 使用感と成分分析

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どうも、あひるです。
今回も、敏感肌、乾燥肌の方向けで販売されている「アルージェ」について、書いていこうと思います。
今回は、トリートメントジェルです。
 
 
トリートメントジェルのポイント!
  • 天然セラミド配合のジェル
  • ジェルタイプだけど低粘度、ほぼ乳液
  • 使用感のわりには、結構保湿力あり
  • 使用後、ベタつくことはない
 
 
 

アルージェ(Arouge)とは?

アルージェというブランドについては、以前「【Arouge(アルージェ)】モイスチャーミストローションⅡ 使用感と成分分析」という記事で書かせてもらっています。ご一読いただければ、おわかりいただけると思います。
 
 
 
 

アルージェ モイストトリートメントジェル 使用感と成分分析

アルージェ モイストトリートメントジェルの使用感
かなり緩い、低粘度のジェルです。
ジェルと言うよりは、乳液ですかね。
商品にも、ジェル乳液、なんて書かれています。
肌に乗せると、スルスルスルっと、流れていくほど低粘度です(笑)
そのわりに、しっとり潤うのが良いところでしょうか。
でも、ベタベタなどはしないんですよね。
乾燥気味な方には、嬉しい一品かと。

アルージェ モイストトリートメントジェルの使用感

 
アルージェ モイストトリートメントジェルの成分分析
モイストトリートメントジェルの全成分

[有効成分]グリチルリチン酸2K、ε-アミノカプロン酸

[その他の成分]水、BG、濃グリセリン、ペンチレングリコール、PEG(20)、カンゾウ葉エキス、米ヌカエキス、スクワラン、トリメチルグリシン、ヒアルロン酸Na-2、ビオセラミド、水添大豆リン脂質、天然ビタミンE、フェノキシエタノール、粘度調整剤、pH調整剤

ミスト状化粧水と同様、医薬部外品です。
医薬部外品は、化粧品とは異なります。
その違いがわからない方は、「【化粧品の予備知識】医薬部外品の全成分表示」という記事で説明させてもらっていますので、読んでもらえれば、幸いです。
 
有効成分も、化粧水と同じく、抗炎症成分です。
両方とも、医薬品でも使用される成分になります。
BG濃グリセリンペンチレングリコールは、多価アルコールで保湿剤。
PEG(20)は、ポリエチレングリコールの重合体で、保湿剤です。
ビオセラミドとは、天然セラミドのこと。
水添大豆リン脂質は、化粧品だと、水添レシチンと呼ばれています。
乳化剤として使用されています。乳化や活性剤については、「【化粧品の基礎知識】界面活性剤の特徴と役割」という記事で書いています。
 
粘度調整剤や、pH調整剤は、何が入っているかわかりません。部外品ですので、細かく記載する必要はないんですよ。使用感から推察するに、カルボマー系の増粘剤とそれを中和するアルカリ成分が入っているといった感じかと思います。
全成分表示義務がないので、これで全てかは不明です。
塗って使用していますが、変な刺激とかはないですね。
※全ての方に刺激がないわけではありません。
 
また、敏感肌の方でパッチテストを行っており、敏感肌の方も使用しやすいようになっているかと思います。
※全ての方に対して、刺激が出ないということではありません。
 
あと、この商品、界面活性剤無添加って、公式ホームページに書かれていますが、水添大豆リン脂質は、界面活性剤です。
うーん、全薬工業では、水添大豆リン脂質を活性剤の括りとして扱っていないんですかね。
流石にそれは無理あるよなーと思っています。
商品自体は良いので、私は特に気にしませんが。
 
 
 

セラミドの分類

以前お話しました。
簡単に表にしてみました。
セラミドの分類 由来 価格 肌への親和性 ヒト型と比べて 名称の例 化粧品への配合量
ヒト型セラミド 酵母 高価 構造同じ セラミド〇〇、〇〇には、数字か英字 微添
植物セラミド 大豆など 中価 類似構造 スフィンゴミエリン など ヒト型よりは多く配合可能
動物セラミド 馬など 中価 類似構造 ビオセラミド など ヒト型よりは多く配合可能
合成セラミド 合成 安価 類似構造 ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド など ヒト型よりは多く配合可能
※横にスライドできます。
天然セラミドとは、植物セラミド、動物セラミド、両方を指します。
セラミド、ややこしいですよね。
アルージェで使用されるセラミドは、動物由来、馬由来のセラミドです。
ヒト型とは異なりますが、安価で配合しやすく、セラミドの産生量に影響を与えるのが特徴ですね。
私個人の意見ですが、どのセラミドを選んでもらっても良いです。
結局、セラミドの産生量が増えてくれるので。
ヒト型が良いとされていますが、特にそうは思いません。
高価ですし、配合できる量がかなり制限されますからね。
ヒト型以外で、たくさん入っている方がまだ良いんじゃないかなと。
ただ、たくさん配合されているかどうかは、わからないのが実情ですね。
ですので、好みのブランド、好みの使用感のものを選ばれるのが、一番良いかと思います。
他にもセラミドコスメについて、書いています。化粧品選びの参考にしてみてください。
 
 
 

どんな人にオススメ?

  • セラミド配合コスメをお探しの方で、お肌が弱めの方
  • 乾燥、かさつきが気になる方に
  • しっとり潤うジェルタイプ
 
 
 

最後に

天然セラミド配合コスメ、アルージェ。
ジェルタイプにしては、かなり緩い、粘度の低いジェルです。
ジェルと言うよりは、乳液とかに近い気がします。
ただ、しっかり保湿してくれるので、使用感はかなり良いですね。
これからしばらくは、取り上げていきますので、ご興味ある方は読んでもらえれば幸いです。
アルージェの他の製品についても、記事にしています。ご一読いただければ幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
 
 
 
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