どうも、あひるです。
ヒフミドシリーズの3品目ですね。どうなんでしょう、洗顔、化粧水を見てみると、意外と評価がイマイチなような・・・。個人的には、好きなんですけどね。
では、乳液の評価や成分などはどうなんでしょうか。
- ヒト型セラミドを配合した乳液
- 保湿力はかなり高い
- 使用感は、保湿力の割にさらっとしている
ヒフミドとは?
ヒフミドは、小林製薬から出されている化粧品ブランドでしたね。
セラミドをメインコンセプトにした化粧品です。詳しくは、「【ヒフミド】ソープ<洗顔石けん> 使用感と成分分析」という記事で書いています。
ヒフミド エッセンスミルク 使用感と成分分析
引用:https://www2.kobayashi.co.jp/hifmid/
ヒフミド エッセンスミルクの使用感
若干のとろみ、粘度のある乳液状の美容液です。伸びはかなり良く、少量でかなりの範囲を塗り拡げることができます。若干のとろみしかないので、さらっとタイプの乳液かなー?と思ったのですが、意外とそんなことはなく、かなりしっとり潤ってくれます。ここまで保湿力があるのなら、クリームは不要かもしれません。逆に、乳液なしでクリームを使用するっていうのも、一つの手かもしれませんね。何もコスメライン全てを使用する必要は全く無いですからね。
匂いはなく、匂いの好みは無関係ですね。
ヒフミド エッセンスミルクの成分分析
水、グリセリン、BG、イソノナン酸イソトリデシル、水添ポリイソブテン、ステアリン酸ソルビタン、イソステアリン酸PG、水添ナタネ油アルコール、セラミド1、セラミド2、セラミド3、ダイズステロール、(メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマー、ポリクオタニウム-51、カンゾウ葉エキス、ヒメフウロエキス、サガラメエキス、カンゾウ根エキス、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、グリチルレチン酸ステアリル、シロキクラゲ多糖体、ベタイン、ラフィノース、トリエチルヘキサノイン、ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)、ヤシ脂肪酸スクロース、 (アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、カルボマー、キサンタンガム、エチルヘキシルグリセリン、フェノキシエタノール、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、トコフェロール、メタリン酸Na、アルギニン
グリセリン、BGは、多価アルコールで保湿剤。グリセリンが多めですので、使用感がしっとりするのは、これの影響ですね。
イソノナン酸イソノニルはエステル油。
ステアリン酸ソルビタンは、界面活性剤で、乳化剤ですね。ノニオン界面活性剤。
イソステアリン酸PGは、エステル油。
水添ナタネ油アルコールは、高級アルコールの一種です。
ここまでが1%を超える成分ですね。
ヒト型セラミドを3種配合、生体適合性成分のポリクオタニウム-51、などが配合されています。
また、両親媒性成分である、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリンも配合されていますね。浸透促進成分だったのを覚えていますでしょうか。詳しくは、「【本当に必要?】導入美容液の成分と分類」という記事で書いています。
ただ、ちょっと気になる部分として、防腐系成分がやや多いような気がしなくもないです。
フェノキシエタノール、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニルは、防腐剤です。さらに、エチルヘキシルグリセリンは、多価アルコールでありながら、抗菌性のある成分です。昨今防腐剤フリーコスメで多様される成分でもあります。
正確な配合率がわからないので、難しいですが、わざわざブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニルを配合しなくても良かったのでは?と思ってしまいます。ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニルは、構造上に3重結合を含みます。3重結合は、光や熱によって容易に分解してしまう結合なんですよ。つまり、安定性が悪い・・・。この成分がお肌に対して、特別悪さをしたというデータや根拠は、特に示されていないのですが、個人的には、どうなのかな?といった成分です。パラベンの代替えとして、ちょこちょこ使用される成分ではありますが、まだまだ目新しい成分ですので、少し気をつけておくに越したことはないかと思います。
ヒフミド エッセンスミルクのフリー項目
- 香料、着色料
- エタノール
- パラベン
ヒフミド エッセンスミルクの評価
- アットコスメ:5.3/7.0 36件
- LIPS:5.0/5.0 1件
※上記評価は、ブログ執筆時のものです。
- こってりテクスチャーだが、伸びがよく、保湿力申し分なし
- 保湿力の割に、使用感がさらっとしている
- 乾燥肌の私の肌が少なからず、改善されてきた
- ポンプ容器で使いやすい
- 朝には不向き(ファンデがよれる)
確かに保湿力は良いんですが、朝には向いてない感じはあります。もっとさらっとしたものでないと、ファンデはよれるかもしれません。ただそこは、塗る量を調節することや、塗った後、時間を置いてファンデを塗る、などのことをすれば、何とでもなるのかなと思っています。
どんな人にオススメ?
- 乾燥肌、乾燥を感じ始めた方
- セラミド配合コスメをお探しの方
- 高保湿力のコスメをお探しの方
書いたとおり、保湿力はかなり優れており、普段乾燥が気になっている方には、かなり良い商品だと思います。 保湿、角質層が潤う、潤わせるというのは、大変重要なことです。美肌への道は、角層を潤わすこと、これは必須条件みたいなものです。角質層については、という記事で書いています。
角層に潤いを与えて、美肌を目指しましょう。
最後に
ヒフミド エッセンスミルクについて、解説してみました。
保湿力は良好、塗り拡げも簡単で、ポンプ容器、使い勝手も良い商品かと思います。
ヒフミドの製品については、他にも記事を書いています。
その他のブランドの乳液についても書いています。良ければ、化粧品選びの参考にしてみてください。
【THREE】バランシング エマルジョンR 使用感と成分分析
【Arouge(アルージェ)】モイストトリートメントジェル 使用感と成分分析
【N organic】モイスチュア&バランシングセラム 使用感と成分分析
また、個人的なランキングページも作成しています。良ければ、参考にどうぞ。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。