どうも、あひるです。
今回は、あの&honeyから新しく発売されている、クレンジングバームについて、色々見ていこうと思います。
- デザインが可愛すぎるクレンジングバーム
- しっかり落とせて、しっとりうるおう(うるおいは残す)
- 香りはローズの良い香り
&honeyとは?
&honey、今ではすっかり有名、認知度も上がったコスメブランドではないでしょうか。
発売当初、ここまで売れるとは思っていませんでした。ところが、今やドラッグストアに行けば、&honeyを置いていないところがないくらい、常に置かれている気がします。
&honey は、元々ヘアケアアイテムを展開されていました。&honeyの独自調査により、ボタニカルシャンプーは髪に優しい反面、使われている半数以上の人が、ヘアケア効果を実感できない、潤いに対して、不満を持っていることが判明したそうです。それらの結果を踏まえ、髪の水分量による保湿力に着目、新しい「保水オーガニック美容」を提案したのが、&honey ヘアケアブランドの始まりとなります。
ヘアケアブランドの展開を一通り終えたあと、ここ数年、スキンケア、ボディケアにもチカラを入れるように、商品を展開されています。
今回は、新しくクレンジングバームが出されましたので、そのアイテムについて、色々と書いていこうと思います。
&honey クレンジングバーム メルティ ホット 使用感と成分分析
出典:https://www.and-honey.com/cl/melty_hot/
&honey クレンジングバーム メルティ ホットの使用感
薄っすらピンクのクレンジングバームです。
スパチュラで、サクッと取ることができ、塗り拡げようとするとバームが崩壊、広範囲に塗り拡げられるようになります。
油性マジックも容易に落とすことができます。
塗り拡げている最中、じんわりと温かく、ポカポカしてきます。冬場だと、かなり重宝する温かさではないでしょうか。
洗い流しは容易で、簡単に洗い流せます。洗い流し後は、しっとりうるおいのある感じで、オイル系クレンジングによくあるカサカサするような乾燥は感じないので、とても良いですね。
&honey クレンジングバーム メルティ ホットの成分分析
水添ファルネセン、ゼオライト、エチルヘキサン酸セチル、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、パルミチン酸エチルヘキシル、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、合成ワックス、トリイソステアリン酸PEG-5グリセリル、グルコノバクター/ハチミツ発酵液、ハチミツ、ハチミツエキス、ローヤルゼリーエキス、プロポリスエキス、アルガニアスピノサ核油、リパーゼ、プロテアーゼ、ザクロ種子細胞培養溶解質、カオリン、流紋岩末、ショウガ根茎エキス、オウゴン根エキス、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、パルミチン酸レチノール、パンテノール、トコフェロール、加水分解ヒアルロン酸、ダマスクバラ花水、トマト果実エキス、カニナバラ果実油、スクワラン、ライム果汁、オレンジ果汁、レモン果汁、グレープフルーツ果実エキス、サンザシエキス、ナツメ果実エキス、リンゴ果実エキス、コーン油、グリセリン、BG、シリカ、乳糖、水、リンゴ酸ジイソステアリル、マルトデキストリン、ペンチレングリコール、ポリアミノプロピルビグアニド、ヤシ油アルキルグルコシド、ジイソステアリン酸グリセリル、リン酸2Na、リン酸K、酸化鉄、フェノキシエタノール、香料
水添ファルネセンは、ヘミスクワランのことで、炭化水素油です。「ヘミ」とは、半分という意味です。スクワランの半分の構造しか持たないのが、ヘミスクワランになります。ヘミスクワランを用いることで、クレンジング力が高まることが知られています。水添ファルネセンが主成分のクレンジング、初めて見たかもしれません。古くからある原料、成分ではないのではなく、割と新しめの成分なので。
ゼオライトは、多孔質構造を持っている鉱物の一種です。多孔質とは、スポンジみたく、穴が多数空いている物質のことです。多孔質であるメリットは、汚れなどをその穴、空間に閉じ込める吸着能を持っている点ですね。クレンジング、洗顔などのアイテムには、よく多孔質構造を持つ成分が配合されていたりします。全成分真ん中辺りに記載のある「カオリン」も、多孔質成分です。また、ゼオライトが面白いのは、水と接すると熱を発生させる点です。これがこのクレンジングバームにおいて、温感を感じる原因です。肌の水分と反応し、洗い流す際に、水と反応し、温かく感じる。ちょっと面白いですよね。ちなみに、カオリンに発熱作用はないです。
エチルヘキサン酸セチルは、エステルオイルです。クレンジング系商品には、本当によく使用されている成分だと思います。
トリイソステアリン酸PEG-20グリセリルは、界面活性剤です。油(水添ファルネセンやエチルヘキサン酸セチル)で浮かせたメイク汚れを、水とともに洗い流しやすくするために配合されています。
パルミチン酸エチルヘキシルも、エステルオイルですね。
ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、トリイソステアリン酸PEG-5グリセリルは、界面活性剤です。役割としては、先程書いたことと同じになります。活性剤がないと、メイク汚れを洗い流せないんですよね。
合成ワックスは、油性成分の増粘剤。油性成分を固化、固める役割を担う成分です。クレンジングバームが固化しているのは、この成分によるものです。
ここまでが、1%を超える成分になるかなと思います。
水添ファルネセン、ゼオライト、ともに面白い成分が配合されているクレンジングバームです。
&honey クレンジングバーム メルティ ホットのフリー項目
- エタノール
- シリコーン
- パラベン
- 着色料
薄っすらピンク色が付いているため、着色料が入っているのでは?と思われるかもしれませんが、入ってはいないです。ではなぜ、薄っすらピンクが付いているかと言うと、酸化鉄が配合されているからです。
&honey クレンジングバーム メルティ ホットの評価
- アットコスメ:4.9/7.0 128件
- LIPS:4.12/5.0 187件
※上記評価は、2023年10月のものです。
- 洗い上がりがとてもしっとりしていて、ツッパリ感もなし
- 濃いメイクもガッツリ落ちる
- 乗せた瞬間からじんわり温かく気持ち良い
- 洗い上がりの油膜感?が気になる
どんな人にオススメ?
- 温感クレンジングの興味のある方
- ガッツリメイクをしっかり落としたい方
- くすみ、かさつきが気になる方
最後に
&honey クレンジングバーム メルティホットについて、解説してみました。メイク落ちはよく、温感を感じれるのは、面白いですね〜。温感を感じれても、クレンジング力が乏しかったりする商品もあったので、温感クレンジングをあまりよく思っていなかったのですが、メルティホットは、なかなか優れものですね。
他にもクレンジング系の商品について、色々書かせてもらっていますので、化粧品選びの参考になれば幸いです。
また、個人的なランキングページも作成していますので、参考程度にどうぞ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。