あひるの化粧品と戯れる日記

化粧品開発者が化粧品やそれに関する知識、情報などを発信していくブログです。たまに無関係なことも書きます。

【ビオレu】 ザ ボディ 泡ボディウォッシュ 使用感と成分分析

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どうも、あひるです。

今回は、昨年末(2019年末)から、やたらとCMしてる「ビオレu ザ ボディ 泡ボディウォッシュ」について、お話しようと思います。

結構な頻度でCM見ますよね?

橋本環奈さん、田中圭さんを起用し、大々的に。だいぶお金かかってますよ、あのCM。さすが大企業、花王さんです(笑)

気になりまくっていた、CMの泡についても解説してみようと思います。

 

 

 

ビオレu ザ ボディ 泡ボディウォッシュのポイント!
  • 泡はかなり濃厚、クリーミー泡
  • 肌への摩擦はかなり少ない
  • 成分的に肌を改善!ではなく、泡による摩擦レスによる肌改善が大きい
  • 今からゴシゴシやめましょう!

 

 

ビオレu ザ ボディって?

花王から出されている商品です。もはや、「ビオレ」を知らぬ人はいないのではないでしょうか。ずいぶん昔からあるブランドです。

ザ ボディも昔からありましたが、リニューアルを兼ねて、大幅な刷新がなされた感じですね。

「現代人のカサつきがちな肌に」をコンセプトに商品を展開。

洗いすぎない発想、それがビオレu ザ ボディです。

コンセプトを見たときに、確かに!

と思わずうなずきました。

正直、みんな、ゴシゴシ洗いすぎなんですよね(笑)

銭湯とか行かれますかね?大抵の人が、タオルなんかでゴシゴシ洗ってますよね。あれ、あんましよろしくないです。男だけかな??

ゴシゴシすることで、皮膚、肌を痛めつけています。

じゃあ、どうすれば良いか?

手の平で洗うのが一番良いです。かつ、きちんと泡立てた泡で。

意外とされている方は、ほとんどいないんですけどね。

顔を洗うときも、ゴシゴシしないですよね?それと同じですよ。

お肌が弱い方は、洗い方の見直しも重要ですよ!!

 

 

 

ビオレu ザ ボディ 泡ボディウォッシュの使用感と成分分析

ビオレu ザ ボディ 泡ボディウォッシュ

出典:https://www.kao.co.jp/bioreu/body_w/thebody/

 

ビオレu ザ ボディ 泡ボディウォッシュの使用感

ポンプから出る泡の形が面白い!ポンプの先端に鉤爪?みたいなのがついていて、そこを通ると、泡が生クリームっぽく出てくるんですよね。

誰が考えたんですかね?素晴らしいアイデアです!普通に感動でした(笑)

が、CMでやっているようなてんこ盛りの泡は出てきません。ワンプッシュ分が左、10回プッシュしたのが、右の写真になります。10プッシュしても、CMみたいには、なりませんでした・・・。まぁ、CMですからね。かなり盛ってますね(笑)

ビオレu ザ ボディ 泡ボディウォッシュの性状(左:1プッシュ、右:10プッシュ)

泡はモコモコなので、CMの通り、「摩擦レスーーーーー」って感じです。

非常に心地よく、ゴシゴシする必要なんかないので、肌への労りもOK。

普段から、ゴシゴシする人には、物足りない感じかもしれませんが、これを機に、やめてしまいましょう!!

洗い上がりは、カサつく感じはなく、どちらかと言うと、しっとりめ。

匂いは、割と匂います。ピュアリーサボンの爽やかな、安らぐ匂いでした。

 

ビオレu ザ ボディ 泡ボディウォッシュの成分分析
泡ボディウォッシュの全成分

水、グリセリン、PG、ココイルグルタミン酸Na、DPG、エトキシジグリコール、ラウレス硫酸Na、ポリソルベート20、PEG-180、ラウレス-6カルボン酸、ラウラミドプロピルベタイン、エチルヘキシルグリセリン、イソデシルグリセリルエーテル、水酸化Na、EDTA-2Na、EDTA-3Na、クエン酸、水酸化K、BHT、安息香酸Na、フェノキシエタノール、香料、黄4

グリセリンPGDPGは、多価アルコールで、保湿剤。

エトキシジグリコールは、アルコールの一種です。多価アルコールではなく、溶剤、減粘剤の一種です。

ココイルグルタミン酸Naは、アミノ酸系活性剤。

ラウレス硫酸Naは、アニオン性活性剤です。すっかり悪役で有名ですね(笑)高洗浄、高脱脂能で、今となっては嫌われ者ですね。

ポリソルベート20は、ノニオン性活性剤

PEG-180は、保湿剤。

ラウレス-6カルボン酸は、アニオン性活性剤です。起泡力に優れる成分です。

ラウラミドプロピルベタインは、両性活性剤。低刺激に定評のある成分で、良く使用されています。

エチルヘキシルグリセリンは、多価アルコールで、抗菌性に優れる成分です。

ここまでが1%を超える成分かなと思います。

全体的に保湿剤が多めではあります。洗いすぎないコンセプトに沿った処方、中身の設計になっていると思います。高潤滑処方ってことなのでしょうね。

ただ、解せない点があります。

PG、ラウレス硫酸Naの配合です。昨今、この2成分はあまり配合されていないのが本当のところです。PGは皮膚刺激が、ラウレス硫酸Naは、洗浄力が強すぎる、高すぎるという点で、市場から嫌われているんですよね。

ただ、原価、成分単価がものすごくお安いです。低価格で商品を販売しようとすると、どうしても、仕方なかったのかもしれません。

ラウレス硫酸Naに関しては、それほど配合量が多くない感じですし、何より、泡で洗う使用方法なので、あまり気にしなくても大丈夫なようにも思います。

液体吐出タイプなら、気をつける方が良いですけどね。

泡を肌につけるか、液体を肌につけるかで、中身、成分の接触濃度が異なります。

当然、泡の方が、接触濃度は低くなりますので、多少刺激のある成分を配合していても、過敏にならなくても良いというものです。どうせ、洗い流しますしね。

逆に低刺激成分だからといって、アニオン性活性剤の液体を肌に直塗りしていれば、当然荒れてくる可能性は上がってくるので、要注意です。

 

 

 

ビオレu ザ ボディ 泡ボディウォッシュのフリー項目
  • エタノール
  • パラベン
  • 鉱物油
  • シリコーン

  

ビオレu ザ ボディ 泡ボディウォッシュの評価
  • アットコスメ:4.5/7.0 569件
  • LIPS:2.6/5.0 157件

上記の評価は、2021年10月のものです。

良い評価
  • 濃密泡でへたらない
  • 泡タイプなのでラク
  • 肌への負担が減った
悪い評価
  • 香りが思った以上にきつい
  • コスパが悪そう

全体的に、評価は上々。普段洗いすぎている、ゴシゴシしている人には、ちょっと馴染みにくい商品かもしれません。

 

 

 

どんな人にオススメ?

  • 普段ゴシゴシ洗っている人
  • 乾燥肌、乾燥気味の人
  • 濃密泡を探している人

香り違いは、3種類。全成分的には、全て同じで、香料の匂いが違うってだけですね。

 

 

 

 

 

最後に

CMで話題となっている、ビオレu ザ ボディ 泡ボディウォッシュについて、解説してみました。成分的なことはあるにしろ、なかなか良い商品かと思います。大人向けで泡タイプってあまり見ないし、何より、CMの打ち出し方が良すぎる気がします。

ゴシゴシ洗う=良い

みたいな、変な先入観にストップをかける素晴らしいCMです。未だにゴシゴシ洗っている人は、もうやめてしまいましょう!

 

洗浄系コスメは、他にも書かせてもらっています。化粧品選びの参考になれば幸いです。

 

また、個人的なランキングページも作成しております。参考程度にどうぞ。

個人的ランキングページ

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

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