あひるの化粧品と戯れる日記

化粧品開発者が化粧品やそれに関する知識、情報などを発信していくブログです。たまに無関係なことも書きます。

【ビオレu】ザ ボディ ジェルボディウォッシュ 使用感と成分分析

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どうも、あひるです。

コロナがようやく落ち着いてきたような感じですが、今後どうなるのでしょうか。第6波がやっぱり来るんですかね・・・。

誰しもが望んでいることかと思いますが、このまま収束してほしい。

そして、旅行に行きたい!と常々思っているところであります。

少し脱線しましたが、今回は、ビオレuから出されている「ジェルボディウォッシュ」について、書いていこうと思います。

 

 

 

 

ジェルボディウォッシュのポイント!
  • ジェル状ボディソープで泡立て不要
  • ジェル状なので、洗浄摩擦を軽減

 

 

ビオレuとは?

化粧品会社の大手、花王から出されている化粧品ブランドです。もはや、ビオレを知らぬ人はいないだろう、と思っておりますが、ほぼ間違いはないでしょう(笑)

「現代人のカサつきがちな肌に洗いすぎない発想」をコンセプトに、商品を展開されています。確かに、現代人の肌はカサついていると思います。乾燥肌だと実感、自覚されている方が増えてきているのは事実ですからね。その要因の一つに、「過度な洗浄」というのは、あるかと思います。

そこにフォーカスしたのが、ビオレuですね。泡ボディソープは、今までになかったアイテムだったかと思います。未だに売れていますからね。

 

 

 

ビオレu ザ ボディ ジェルボディウォッシュ 使用感と成分分析

ビオレu ザ ボディ ジェルボディウォッシュ

出典:https://www.kao.com/jp/corporate/news/products/2021/20210721-001/

 

ビオレu ザ ボディ ジェルボディウォッシュの使用感

透明のジェルタイプのボディソープです。一般的には、珍しい部類ですよね。ボディソープって大抵、液体ですからね。ジェルってかなりレアかなと思います。

ビオレuによると、泡立てなくて良いんですよね。泡を立てなくても、汚れを落とせるそうです。

泡を立てない=洗浄力が悪い、みたいなイメージをお持ちの方は多いかもしれませんが、実はそんなことはないです。ややこしいところですね。

泡がよく立つ=汚れもよく落ちる、一種のバロメーターみたいなところは確かにありますし、私も理解できます。でも実際、そうでもないんですよね。

例えば、クレンジング商品を思い浮かべてみてください。泡は立ちませんが、メイクは落とせますよね。それと一緒です。このジェルボディウォッシュも同じかと思います。

実際、これと似た特許があり、調べてみると、皮脂洗浄力はきちんとあるとされています。疑似皮脂を用いて、きちんと落ちるかどうか、確認しているみたいですね。

泡立たないからと言って、汚れが落ちていないんだ!と思うことがないようにしましょう!

ちなみに、泡立てネットなどを用いて泡立てれば、きちんと泡立ちます。どうしても泡立てたい方は、泡立ててもらっても別にどってことないです。泡が好きなら、泡ボディソープを買うほうが良いかもしれませんね。

一応、自分でも確認してみました。マジック汚れが落ちるかどうかです。落ちるには落ちますが・・・、さすがにクレンジングほど、容易に落ちるとまではいきませんね。ですが、汚れが落ちるのは確実ですね。

ビオレu ザ ボディ ジェルボディウォッシュ 使用感
ビオレu ザ ボディ ジェルボディウォッシュ 泡立ち
ビオレu ザ ボディ ジェルボディウォッシュ 使用前
ビオレu ザ ボディ ジェルボディウォッシュ 使用後

 

ビオレu ザ ボディ ジェルボディウォッシュの成分分析
ジェルボディウォッシュの全成分

水、PG、グリセリン、ソルビトール、ココイルグルタミン酸Na、ラウレス-4カルボン酸、ヒドロキシエチルセルロース、エチルヘキシルグリセリン、水酸化K、ポリクオタニウム-39、リンゴ酸、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、水酸化Na、EDTA-2Na、安息香酸Na、フェノキシエタノール、香料、黄4

PGは、多価アルコールで保湿成分です。昨今、スキンケアではほぼ見かけることはない成分です。やや刺激になる可能性があることから、各社各メーカーから敬遠されている成分です。洗浄系コスメにおいては、「洗い流す」という工程がありますので、配合されることもあります。

グリセリンも多価アルコールで保湿成分。肌の上にも存在する成分です。

ソルビトールは、糖類の保湿成分。

ココイルグルタミン酸Naは、アニオン性活性剤。アミノ酸系活性剤と呼ばれる成分ですね。アミノ酸系の中でもしっとりした洗浄成分です。

ラウレス-4カルボン酸も、アニオン性活性剤の一種です。洗浄成分の一種で、上記アミノ酸系活性剤の気泡力、洗浄力をフォロー、助ける目的で配合されているものと思います。

ここまでが1%を超える成分かなと思います。

ジェルボディウォッシュですが、一般的なボディソープと比べて、ちょっと珍しいタイプです。洗浄系でジェルっぽいですからね。このジェルを構成しているが、ヒドロキシエチルセルロースと、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマーと呼ばれる成分たちです。

これら2成分が、増粘剤として働き、ジェルを構成しています。スキンケアの商品にもよく配合されている成分ですし、見たことある方も多いのではないでしょうか。

ポリクオタニウム-39は、カチオン性ポリマーです。カチオン性活性剤とは異なりますので、そこだけ注意です。洗浄後のしっとり感を演出してくれる成分です。シャンプーや洗顔などにも配合されています。ポリクオタニウム-〇〇(〇〇には数字が入ります)は、よく使用される成分です。特にシャンプーには必須な成分。これがないと、髪を洗ったあと、きしみがすごく、たまったもんじゃありません(笑)

成分数も少なく、シンプルな中身かなと思います。

ちなみに、黃4は着色剤と呼ばれるものですが、着色目的では使用されていません。透明容器に入っており、変色防止目的として、微量配合されています。光による色味変化って結構起きるわけで、まして透明容器ですからなおさらです。そういうのを防ぐ目的で配合されています。透明容器で洗浄系商品で、色味がついていなければ、変色防止目的で配合されていることが多いですね。量も極めて微量ですので、心配する必要はないかと思います。

 

ビオレu ザ ボディ ジェルボディウォッシュのフリー項目
  • エタノール
  • 鉱物油
  • シリコーン
  • パラベン

 

ビオレu ザ ボディ ジェルボディウォッシュの評価
  • アットコスメ:5.7/7.0 86件
  • LIPS:4.3/5.0 33件

※上記評価は、2021年10月のものです。

良い口コミ
  • 泡立ちを気にせず、使いやすい
  • 洗っている最中の感触が心地よい
  • 伸びがとても良く、少量で十分洗える
悪い口コミ
  • ジェルだと、洗い流すのに、少し時間がかかる

 

◆ 個人的な評価 ◆ ★ ビオレu ザ ボディ ジェルボディウォッシュ ★
☆ 総合評価:A+ ☆
● 泡立ち:S-
● 洗浄力:S-
● 洗浄後保湿力:A+
● コスパ:S+
● 匂い:S
● 肌への優しさ:A
● 口コミ:S-
● オリジナリティー:A+
※S+が一番良く、C-が一番悪い評価となります。

 

 

 

どんな人にオススメ?

  • 泡立てが面倒な方
  • 摩擦レスで洗いたい方

 

 

 

 

 

 

最後に

ビオレu ザボディ ジェルボディウォッシュについて、解説してみました。

泡立てないとダメだ!みたいに思っていた方には、衝撃的な商品かもしれません。もちろん、泡立てないといけない商品もあるので、一概に、全ての商品が泡立てなくて良いってわけではありません。

乾燥しがちなお肌、時間のない現代人向けのアイデア商品だなと思います。

 

他にも、洗浄系コスメについて、色々書いておりますので、化粧品選びの参考になれば幸いです。

 

また、個人的なランキングページも作成していますので、良ければ参考程度にどうぞ。

個人的ランキングページ

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

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