あひるの化粧品と戯れる日記

化粧品開発者が化粧品やそれに関する知識、情報などを発信していくブログです。たまに無関係なことも書きます。

【ビオレone】全身洗浄料 使用感と成分分析

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どうも、あひるです。

連日、暑い、いや熱いですね・・・

日頃から運動しているあひるですが、この前、軽く熱中症になりまして笑

自己診断レベルの軽度なものですが、2、3日、身体がダルい、重いでしたね。

この暑さ、紫外線、本当に恐ろしいですね・・・

皆様もどうか、本当にお気をつけください。

暑さにプラスして、台風10号、皆様十分お気をつけください。私のところは、雨は結構振りましたが、特に被害はなく。早め早めの避難、備えを忘れないよう、お願いします。

さて今回は、前回書かせてもらったビオレoneの別アイテム、全身洗浄料について、色々書いていこうと思います。

 

 

 

 

ビオレone 全身洗浄料のポイント!
  • 時短、コスパの優れた洗浄料
  • 成分的にマイナスな面が多いので、そこはご注意を

 

 

ビオレoneとは?

花王から展開されているビオレ。お世話になっている方も多いのではないでしょうか。

私自身、ボディソープであったり、日焼け止めは、ビオレを愛用しているところです。

ビオレoneの全身洗浄料は、これ一本で、髪も、顔も、身体も洗えるを追求した、誰もが使いやすい洗浄料という謳いになっています。忙しい現代人のことを考えた、時短追求タイプのコスメといったところでしょうか。

保湿ケアのオールインワンジェルに始まり、名前をつけるなら、オールインワンソープって感じでしょうか。これ一本で全て賄えるなら、結構ありがたいような気もします。

さて、ビオレoneの全身洗浄料、使用感や成分など、色々と見ていきたいと思います。

 

 

 

ビオレone 全身洗浄料 使用感と成分分析

ビオレone 全身洗浄料

出典:https://www.kao.co.jp/bioreone/

 

ビオレone 全身洗浄料の使用感

かなりねっとりした液体洗浄料です。ねっとりしている、とろみがあることで、手からの液垂れを防止できます。

泡立ちは良好、モコモコと泡立ちます。髪につけて、洗髪してみましたが、泡立てている最中は特に今までのシャンプーと変わらず。

問題はここからですね。シャンプーは、洗い流し時、洗い終わったあと、感触が良いか悪いかで、リピートするかどうか決まってきますからね。

洗い流してみると、最初は良かったのですが、段々と、きしみ感が出てきます。めちゃくちゃきしむってわけではないのですが、少々引っかかる感じがあります。洗い流したあとも、それなりにきしむ感じが残っている。髪の短い男性ならまだ耐えられるかもしれませんが、髪の長い女性ですと、結構辛いかもしれません。このあと、トリートメントをすれば、きしみは改善されると思いますが、それをやると、ビオレoneのコンセプトからズレたかたちになりますし、なんか違いますよね・・・

香りはサボン系で、可もなく不可もなくって感じです。

ビオレone 全身洗浄料の外観

 

ビオレone 全身洗浄料の成分分析
全身洗浄料の全成分

水、ラウレス硫酸Na、グリセリン、PG、ラウレス-4カルボン酸、ラウリルヒドロキシスルタイン、ステアレス-6、エチルヘキシルグリセリン、ココイルグリシンK、水酸化K、リンゴ酸、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ラウレス-3、ラウレス-16、ポリクオタニウム-39、ポリクオタニウム-52、水酸化Na、安息香酸Na、EDTA-2Na、EDTA-3Na、フェノキシエタノール、香料

ラウレス硫酸Naは、アニオン性の界面活性剤、洗浄成分です。化粧品成分として出回っている洗浄成分の中で、一番洗浄力が高く、脱脂力の強いものになります。正直、使っている製品は割とレアな気がします。それだけ、色んなメーカーが使用を避けている状況です。私も使わないですからね・・・。メリットとしては、価格がお安いってところでしょうね。

グリセリン、PGは、多価アルコールで保湿成分です。グリセリンは、あらゆる化粧品に配合されている保湿成分で、皮膚にも存在します。最も刺激の少ない成分でもあります。一方PGは、刺激の懸念があり、これまた多くのメーカーから、使われるのを敬遠される成分の一つです。

ラウレス-4カルボン酸は、アニオン性の活性剤。

ラウリルヒドロキシスルタインは、両性の界面活性剤。

この2成分も洗浄成分として働きます。

ステアレス-6はノニオン性の活性剤です。泡立ちはしませんが、汚れを落とす役割を担っています。

ここまでが1%を超える成分かと思われます。

洗浄後のきしみ感抑制のため、ポリクオタニウム(カチオン性ポリマー)や、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド(こちらもカチオン性ポリマー)が配合されています。が、配合量の調節が上手くいっていないのか、使用後にきしんでしまうのが、勿体ないですね・・・。きしまないように調節できそうなものなのですが・・・何か理由があるのでしょうかね。

また、刺激の懸念がある成分が割と多く配合されていますので、お肌が弱い方は、使用を控えるほうが無難かなと思います。

 

ビオレone 全身洗浄料のフリー項目
  • エタノール
  • シリコーン
  • 鉱物油
  • パラベン
  • 着色料

 

ビオレone 全身洗浄料の評価
  • アットコスメ:3.8/7.0 15件
  • LIPS:3.78/5.0 24件

※上記評価は、2024年8月のものです。

良い口コミ
  • ワンオペ育児の方にオススメしたい
  • 泡立ちが良く、サボンの良い香りがとても好み

 

悪い口コミ
  • シャンプーとして使用していましたが、パサツキが気になったので、ボディソープとして使用してる
  • 髪に使用するとギシギシになる
  • 髪はきしむし、ゴワゴワします

 

◆ 個人的な評価 ◆ ★ ビオレone 全身洗浄料 ★
☆ 総合評価:A+ ☆
● 泡立ち:S+
● 洗浄力:S+
● 洗浄後保湿力:A-
● コスパ:S+
● 匂い:A+
● 肌への優しさ:A-
● 口コミ:A
● オリジナリティ:A-
※S+が一番良く、C-が一番悪い評価となります。

 

 

 

どんな人にオススメ?

  • とにかく時間に追われている方

正直なところ、あまりオススメはしない、できないですよね・・・

諸々よろしくない感じで・・・

花王さん、洗浄系はやはり得意ではないのでしょうか。

 

 

最後に

ビオレone全身洗浄料について、色々と書いてみました。どうなのでしょうか。低価格帯、これ一本でというコンセプトは良いのですが、それに中身が着いて来ていない感じですね・・・。安さ、時短を第一に考えるのであれば、本商品を購入しても良いかと思います。

 

他にも洗浄料に関して、色々と書いています。化粧品選びの参考になれば幸いです。

 

また、個人的なランキングページも作成しています。参考程度にどうぞ。

個人的ランキングページ

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

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