どうも、あひるです。
今回の記事で、100記事目です。
およそ半年かかったので、遅いほうかな?とは思いますが、他人は他人、自分は自分なので、特に気にしてないです。なんだかんだ書き続けられているのは、ありがたい限りです。
今回は、一番風呂について書いていこうと思います。
一番風呂=きれいだから、良い!
みたいに思っている方も多いことでしょう。
わかります。非常にわかります。
でも、必ずしもお肌に良いとは限らないのが難しいところです。
その辺りを説明してみようと思います。
- 一番風呂は、お肌には良くない
- 肌への刺激を負担するには、入浴剤を入れるのがベスト
- 一番風呂は、メンタル的に気持ちいい
- つまり、一番風呂 ✕ 入浴剤 = 最高!!!
- 子どもがいるご家庭も、入浴剤を使用するのが良いかと
水道水ってなに?
皆さんが普段水道からひねって出てくるのが水道水です。
ほとんどの人が、水道水からお風呂を溜めることかと思います。
よっぽどこだわりのある人以外は、そうですよね?
ミネラルウォーターを沸かして、お風呂入っている人なんていない・・・ですよね(笑)
水道水の主成分は、水。
当たり前です。
これ以外に、塩素やミネラルなども含まれています。
日本の水道水は、ミネラル分が少ない「軟水」です。
硬水と軟水
ミネラル分豊富な水を「硬水」
ミネラル分の少ない水を「軟水」
と呼び、日本は軟水です。
どちらも一長一短があり、どちらが良いとかはありません。
化粧品に関して言えば、軟水が良いですね。
洗顔を行う場合、
洗顔と水を混ぜて、泡立てるかと思いますが、硬水だと泡立ちが悪くなる傾向にあります。
ミネラル分が邪魔なんですよね。
特に、石鹸は致命的。
石鹸カスとなり、泡立つことはほぼなくなります。
石鹸系以外の洗顔料は、そこまで影響を受けないかもです。
一番風呂がお肌に悪い理由
なぜ、一番風呂はお肌に悪いんでしょうか。
先程書いた通り、水道水はミネラル分が少ない「軟水」です。
お肌はどうなのでしょうか。
お肌にも色々な成分が含まれているのは、周知の事実ですよね。
水道水とお肌
どちらの方が、成分的に「濃い」でしょうか?
当然、「お肌」ですよね?
水道水とお肌が触れ合ったときに、成分的な濃度の濃淡が生じます。
すると、どうなるでしょうか?
「薄い」方から、「濃い」方へ、水分の流入が始まります。
学生のころ、濃淡実験とか、やりませんでしたか?
お肌と水道水でも、同じことが起こるのです。
つまり、お肌の中に、水道水、水分が侵入してしまうことになります。
これは、良くないですよね。これにより、皮膚のバリア機能が崩されてしまうのです。
ずっと続けていれば、やがてはお肌がボロボロになる可能性は十分あります。
乾燥肌を招くおそれがあるということです。
日頃のスキンケアをさぼれば、なおさらですね。
可能であれば、二番風呂の方が良いですね。
一番に入った方の、皮脂、汗、古くなった角質が、お風呂に存在し、濃度の濃淡差が軽減されていますので。
まぁ、きれいなお風呂とは言い難いですね・・・(笑)
一番風呂しか入りたくないよ!
上記のようなことを言うと、二番目以降は、気持ち悪いよ!
ってなるかと思います。
一番風呂がやっぱり好き!
って方も多いと思います。
私もそうです。
そういった方は、入浴剤などを入れるが、お肌への刺激を緩和してくれる良い方法です。
入浴剤には、ミネラルなどの成分が含まれており、それを入れるだけで、成分の濃淡差を軽減してくれます。
その上、好みの香り、色、などにお湯を変化させ、お風呂を楽しくしてくれます。
小さい子どもさんがいる家庭でもオススメです。
子どもって、濁ったり、泡がシュワシュワ出るのって、すごい好きなので。
私の娘も、毎日ハイテンションで、楽しんでくれています。
オススメの入浴剤
入浴剤も千差万別。
基本的にどれでも良いかと思います。
一応、化粧品を開発する側として、オススメするなら、下記商品ですかね。
るんるんの湯
湯の花ってご存知ですか?
温泉に含まれる成分が、析出、沈殿したもののことを言います。
簡単に言うと、温泉成分の凝縮物って感じでしょうか。
るんるんの湯は、別府温泉の湯の花を使用しています。
疑似別府温泉です。
なお、るんるんの湯には、硫黄成分を含んでいないため、浴槽を痛める心配はないし、臭くなることもないです。
みんなの肌潤風呂
こちらも、別府温泉の湯の花を用いた商品です。
若干発泡作用のある入浴剤です。
発泡系が好きなら、こちらが良いかもです。
別府温泉良いですよね。
私は、別府温泉好きな一面があります。
キュレル 入浴剤
セラミドケアで有名なキュレルから出されている入浴剤です。
疑似セラミドが配合されています。
お肌が弱めの方、乾燥肌な方は、こちらを試すのもありですね。
ここで紹介したのは、私が使用して良かったと思ったものに過ぎません。
これ以外にも良い商品はたくさんありますので、色々試してみるのも良いかと思います。
大事なのは、いかにしてお肌への負担を減らすかです。
入浴剤、温泉の元を駆使して、お肌への負担を軽減しましょう!
番外編
浴室と浴槽の温度差
冬になると、浴室はものすごく寒く、冷たくなりますよね。
素晴らしい技術進歩のおかげで、浴室全体を温めることも可能になった昨今。
ですが、浴室暖房のない方もたくさんおられるはず・・・。
寒くなれば、お湯の温度も上がる傾向にあり、これがあまりよろしくない。
この温度差、寒暖差が、身体に大きく負担をかけます。
血管の膨張、収縮具合が急激に変化し、心筋梗塞などにつながる危険性があります。
若い方はまだ良いかもですが、やはりお歳を召された方なんかは、注意が必要ですよね。
なんとかして、浴室も温めておくのが、安全の第一歩でしょうか。
水風呂と熱湯(サウナ)
あと、水風呂と熱湯(サウナ)の交互も、危険ですよね。
急激な温度変化は当たり前ですが、良くないです。
やるなら、温度差を小さく、10℃前後と、体温くらいの差で、交互に短時間入浴をするなら、疲労回復に効果があるとされています。
スタンフォード式回復浴ってやつですね。
私も個人的にやりますが、運動後の足の疲労感の蓄積具合、次の日の朝の足のだるさ具合が結構変わってきますね。
どうしても、水風呂、熱湯(サウナ)がしたいって方は、どうぞご自由に。
可能であれば、心臓から遠いところを、局所的にやってください。
心臓への負担も軽くなりますので。
最後に
一番風呂がお肌に悪い理由について、解説してみました。
変に保湿を怠ると、痛い代償が降ってきますので、お気をつけを!
手の保湿が重要と以前、記事にもさせてもらいました。
お風呂で保湿はできないですが、気をつけるに越したことはないです。
また、冬とかだと、身体、命にも危険がありますので、十分注意して、お風呂を楽しんでもらえたらと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。