あひるの化粧品と戯れる日記

化粧品開発者が化粧品やそれに関する知識、情報などを発信していくブログです。たまに無関係なことも書きます。

【コスメコンシェルジュ考案?】ぬくもり泡シャンプー(Nukumori)

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どうも、あひるです。
今回は、たまたま見つけた商品について、お話します。
 
 

まとめ

  • カチオン界面活性剤を配合しながら、子ども向けはさすがにおかしい
  • 植物エキスが複数配合されている点も、子どもに配慮しているとは思えない
  • 子ども向けで香料配合もおかしい(精油じゃないから、まだマシかもですが)
 
 
 

コスメコンシェルジュって?

聞いたことありますよね?
コスメコンシェルジュ
以前、化粧品検定に関して記事を書いています。
コスメコンシェルジュになるには、
  • 化粧品検定1級を取得すること
  • 日本化粧品検定協会の会員になること
が最低条件です。
協会の会員になるには、
  • 入会金:10,000円
  • 年会費:10,000円
が必要。
その後、認定プログラムを受講する必要があります。
受講費:7,150円
 
言わば、化粧品に関するプロ、って感じですね。
ぬくもり泡シャンプーは、コスメコンシェルジュが、メーカーと協力して作ったものなんです。
じゃあ、化粧品に関するプロが作ったんだから、さぞすごいんだ!
ってなりますよね?
では、中身を見ていきましょう。
 
 
 

ぬくもり泡シャンプーの成分解析

ぬくもり泡シャンプーの受賞歴

公式HPより引用
すごいですね。
協会から公認ももらっていて、ランキングも1位ですか。
では、中身を見ていきましょう。
 
ぬくもり泡シャンプーの全成分

ぬくもり泡シャンプー全成分

 
ぬくもり泡シャンプー

水、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウリルベタイン、BG、ラウリルアスパラギン酸K、塩化Na、葉酸、ビオチン、ベタイン、ツボクサエキス、イタドリ根エキス、オウゴン根エキス、カンゾウ根エキス、チャ葉エキス、カミツレ花エキス、ローズマリー葉エキス、ポリクオタニウム-6、PEG-5ステアリルアンモニウムクロリド、乳酸、カプリル酸グリセリル、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、クエン酸、香料

ラウロイルメチルアラニンNaは、アニオン性界面活性剤。
ラウリルベタインは、両性界面活性剤。
BGは、多価アルコールの保湿剤。
ラウリルアスパラギン酸Kは、アニオン界面活性剤。
この成分を含めた、活性剤3成分が、洗浄の主成分です。
塩化Naは、粘度調整剤と思われます。
ここまでが1%以上でしょう。
ビタミン類(葉酸、ビオチン)、植物エキスが色々配合されています。
カチオン界面活性剤も配合されており(PEG-5ステアリルアンモニウムクロリド)、これが子ども向け?と疑問を抱かざるを得ません。
謳い文句は、
コスメコンシェルジュがつくったボタニカルベビーソープ。
どこがボタニカル?
どこがベビー用?
そして、香料まで?
謎です。
 
 
 

なぜこんな商品が子ども向け?

はっきり言います。
あり得ないです。
よくこの商品、この中身で、子ども向けと謳っていますね。
正直、子どもや幼児向け化粧品に、植物エキスを配合するのは、微妙です。
当ブログを読んでくださっている方は、おわかりかと思います。
植物エキス、全てを否定するわけではありません。
ですが、肌の弱い方は、刺激やアレルギーになり得る可能性を秘めているからです。
子ども(赤ちゃんから幼児)は、大人と違い肌が弱いです。
その子どもに、なぜこの中身なのでしょうか?
アレルギーに関する記事はこちら。 

www.ahiru-nonnbiri-blog.work

www.ahiru-nonnbiri-blog.work

 
さらに、カチオン界面活性剤まで配合されています。
髪の毛がサラサラになるのは、このカチオン界面活性剤とカチオン性ポリマー(ポリクオタニウム-6)のおかげです。
カチオン性ポリマーは、分子量が大きく、そこまでの刺激とならないので、あまり気にしなくても良いですが、カチオン界面活性剤は違います。
刺激になります。
ピーリングジェルなんかで、よく使用されるのがこの成分です。
子ども向けに配合する成分ではないんです。
なぜか?
刺激性が高いからです。
ピーリングの記事はこちら。
また、ターゲットユーザーの中に、
「アトピーなどの肌トラブルが起こっている方」
とあります。
あり得ないですよ。
アトピーの方に、植物エキス?カチオン界面活性剤?
症状が酷くなる可能性満載じゃないですか・・・。
 
それに、
天然由来92%+15のフリー
だから、低刺激でやさしく洗えます
なんて書いていますが、おかしな話です。
天然=低刺激
これは全くのウソです。
なんでこんな商品が、協会公認なんでしょうか?
 
 
 

最後に

ここまで徹底的に、批判しなくても良かったかもしれませんが、子ども向けと書かれていたので・・・。
必ずしも、子どもが使用して問題があるわけではありませんが、可能性は高まることが予想されます。
まして、化粧品による皮膚トラブル、化粧品によるアレルギーは年々増加する傾向にあります。
どこのメーカーか存じませんが、コスメコンシェルジュとコラボして、変な商品を作らないでほしいです。
きちんとしたもの作ってくれよ!
「コスメコンシェルジュ」は、今となっては、かなりの集客効果のある言葉です。
「コスメコンシェルジュ」のママさんが作った=良い商品
となり、話題となるかもしれませんが、中身はお粗末極まりないです。
読者の皆様が騙されないことを切に願います。
そして、意外と褒めてるブログも多数存在。
アフィリ目的なのは、わかるけど、よくない商品を勧めるのはやめようよ・・・。
もしくは、よくない商品とわかっていない方もいるかも・・・。
皆さん、気をつけてくださいね!
 
子ども向けシャンプーはこちらがオススメ! 
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
 
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