あひるの化粧品と戯れる日記

化粧品開発者が化粧品やそれに関する知識、情報などを発信していくブログです。たまに無関係なことも書きます。

【天然100%って本当?】ウェアルーUV(HANA オーガニック) 使用感と成分分析

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どうも、あひるです。

HANAオーガニック、有名ですよね?

オーガニック化粧品と聞かれると、すぐに名前の挙がるブランドではないでしょうか。

 

 

 

どんな人にオススメ?

  • 天然100%の日焼け止めベースをお探しの方
  • 肌への負担が少ない日焼け止めをお探しの方
  • アンチポリューションなどのダメージをケアしたい方

ここまでの天然は、他ではあまりないでしょう。

と言うか、私は他を知らないです(現時点では)。

石鹸で落とせるので、肌への負担は少ないでしょう。

ですが、敏感肌の方は、よく確認してから、使用することをオススメします。

植物エキスは、それなりに配合されていますから。

HANAオーガニックのトライアルセットを試すなら、下記から購入可能です。

ウェアルーUVも入っていますので、かなりお得なセットです。

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HANAオーガニックトライアルセット

ウェアルーUVだけでいいよって方は、下記から購入可能です。

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HANAオーガニックのウェアルーUV

 

 

 

HANA オーガニックとは?

HANA オーガニックは、合成を一切使わない化粧品ブランドです。

つまり、天然100%ということです。

天然100%と聞くと、「ウソだろー?」と思ってしまいませんか?

少なくとも、私はそう思います(笑)

むしろ、天然98%とかの方が、なんか信憑性あがっちゃいます。

天然100%を実現するのは、結構難しいんですよね。

 

HANA オーガニックは、10個の約束があります。

  1. 95%以上は天然由来成分、またスキンケアの植物原材料の85%以上はオーガニックのものを使用します。
  2. 植物原料の産地、オーガニック認証などを明確に表記します。
  3. 遺伝子組み換え操作を行った植物は使用しません。
  4. 石油系合成界面活性剤は使用しません。
  5. カルボマーなどの合成ポリマーは使用しません。
  6. 石油由来の成分は使用しません。
  7. パラベン、フェノキシエタノールなどの合成防腐剤を使用せず、植物が持つ天然の防腐効果を利用します。
  8. 植物エキスの抽出に石油系溶剤BG、PGなどを使用せず、発酵エタノール、植物性グリセリン、スクワラン、水などを使用します。
  9. 石油系合成着色料であるタール色素の原料は使用しません。
  10. 安全性が確定していないナノテクノロジーを利用した無機物の微粒子(100nm以下)の原料は使用しません。

色々とこだわっていますね。

中身を作るのが、なかなか大変です。

それにしても、遺伝子組み換えは嫌われていますね。

遺伝子組み換え成分、そこまで毛嫌いしなくても・・・というスタンスなので、私は不思議です。詳しくは、「【危険なの?】遺伝子組み換え作物は安全?」という記事で書いております。ご一読いただければ幸いです。

最後の一文は、超微粒子酸化チタンとか、超微粒子酸化亜鉛のこと。表示名称では、酸化チタン、酸化亜鉛なので、見分ける術は意外とないんですよね。ただ、市販されている商品に配合されている、酸化チタンや酸化亜鉛は、だいたい超微粒子かと思います。EUでは確か、規制がかかっていたと思います。細かい、小さい粒子なども嫌われはじめているんですよね。HANAオーガニックは、その辺りもこだわっているということですね。

 

 

 

HANA オーガニック ウェアルーUV 使用感と成分分析

HANA オーガニック ウェルアーUV

ウェアルーUVは、100%天然の日焼け止めベースです。

SPF30、PA++、紫外線、大気汚染、ブルーライトなどからお肌を守る作用があります。

 

HANA オーガニック ウェアルーUVの使用感
ウェルアーUV使用前
ウェルアーUV塗布直後
ウェルアーUV塗り拡げ

写真だとわかりにくいかもです・・・。

こちらは、イエローベージュを塗り拡げた写真です。

ミルクタイプで、重い感じは全くありません。伸びもよく、少量でかなりカバーできます。つけ心地は、美容液感覚でしょうか。下地や、サンケア製品っていう感じはあまりしないんですよ。この製品のすごいところです。

水に対しては、そこまで強くはありません。石鹸で簡単に落とせるようにしてあるので仕方ないところです。肌への負担を考えると、落ちやすいほうが絶対に良いです。

下地やベースの成分が肌の上に残ってよい理由なんて、一つもないですから。

スペックは、SPF30、PA++

日頃使用するには、最適なスペックです。

SPFやPAがわからないよって、方は、「紫外線のあれこれ 〜SPFとPA〜」という記事を読んでみてください。

 

HANA オーガニック ウェアルーUVの種類

種類は、2種類。イエローベージュと、ピンクベージュがあります。写真からもわかるように、全く白浮きなどはしません。

イエローベージュは、平均的な日本女性の顔色なので、迷ったらイエローベージュをオススメします。

ピンクベージュは、ワントーン明るく仕上げたい方向け。

どちらも試してみたい方は、トライアルセットを購入すると、もれなく両方付いてくるので、試してみるものも良いかもです。

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HANAオーガニックトライアルセット

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HANAオーガニックのウェアルーUV

 

ウェルアーUV塗布後(左:ピンク、右:イエロー)
ウェルアーUV塗り拡げ(左:ピンク、右:イエロー)
ウェルアーUV塗り終わり(左:ピンク、右:イエロー)

イエローベージュとピンクベージュを比較した写真です。

左がピンクベージュ。右がイエローベージュです。

 

HANA オーガニック ウェアルーUVの成分分析
HANA オーガニック ウェアルーUVの全成分

ダマスクバラ花水、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、酸化チタン、プロパンジオール、スクワラン、グリセリン、ラウリン酸ポリグリセリル−10、ベヘニルアルコール、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸ポリグリセリル−10、(カプリル酸/カプリン酸)ヤシアルキル、水、酸化亜鉛、ポリヒドロキシステアリン酸、イザヨイバラエキス、α-グルカンオリゴサッカリド、ローズマリー葉エキス、クリスマムマリチマムエキス、カカオ種子エキス、オウゴン根エキス、ツバキ種子油、コメ胚芽油、ビターオレンジ花油、ラベンダー油、ニオイテンジクアオイ油、オニサルビア油、イランイラン花油、ビターオレンジ葉/枝油、乳酸桿菌/ダイコン根発酵液、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、プルラン、オクチルドデカノール、ステアロイルグルタミン酸Na、アルミナ、ステアリン酸、キサンタンガム、ステアリン酸ポリグリセリル-2、ステアリン酸グリセリル、ステアリルアルコール、ホホバエステル、エタノール、BG、シリカ、酸化鉄、マイカ、ラウロイルリシン、水酸化Al、ステアロイルグルタミン酸2Na

ダマスクバラ花水は、バラを蒸留して得られるお水のこと。バラの成分がいくつも溶け出しており、水なのに、バラの匂いがします。また、抗菌性もありますので、これが防腐剤フリーの秘密なのかな?とも思います。通常の防腐剤フリーは、多価アルコールを増量し対応しています。HANA オーガニックは手法が異なるのかなーって感じです。防腐剤フリーについては、「【化粧品のウソ、ホント】防腐剤フリーがいいの?」という記事で書いています。必ずしも防腐剤フリーが良いとは限らないってお話です。是非、読んでみてください。

トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルスクワランミリスチン酸オクチルドデシル、(カプリル酸/カプリン酸)ヤシアルキルは、油性成分。

酸化チタン、酸化亜鉛は、紫外線散乱剤。

プロパンジオールグリセリンは、保湿剤で多価アルコール。

ラウリン酸ポリグリセリル−10、ミリスチン酸ポリグリセリル−10は、ノニオン界面活性剤。界面活性剤については、「【化粧品の基礎知識】界面活性剤の種類、特徴と役割」という記事で書いています。

ベヘニルアルコールは、高級アルコール。

ポリヒドロキシステアリン酸は、粉体分散能を高める成分です。ここで言う粉体は、酸化チタン、酸化亜鉛を指します。

ここまでが1%以上でしょうか。正直、難しいです。合ってないかもです。

その他、

α-グルカンオリゴサッカリドは肌フローラの整え、肌の菌バランスを整えてくれる成分なんです。菌のバランスが崩れると、肌が荒れるのは、有名な話ですよね。

オウゴン根エキスはアンチポリューションで有名です。

カカオ種子エキスは、ブルーライトのダメージ抑制に作用と、外的刺激をカット、抑制を考えられたエキス類となっています。

 

 

 

本当に天然100%なの?

一番、気になるところですね(笑)

私だけかもしれませんが・・・。

普段から、化粧品開発を行っている私ですが、天然100%を作ることは、本当に難しいです。

ネックとなるのは、防腐剤です。

HANAオーガニックでは、その問題を、ダマスクバラ花水と、多価アルコール、植物エキスで上手に賄っています。

次にネックとなるのが、植物エキスです。

植物エキスの大半は、BGで抽出され、そのBGは、大体が石油由来です。

原料メーカーが、石油BGを使用していたら、どうしようもないのです。

その点、HANAオーガニックは、植物由来BGから抽出された植物エキスだけを厳選しています。

実際にどの原料を使用したかはわかりません。

ですが、HANAオーガニックに配合されてある植物エキスは、植物由来BGで抽出した原料の存在を確認できました。

また、他の成分も、天然由来であると確認ができています。

以上2点から、HANAオーガニック ウェアルーUVは、天然由来100%だと見て、まず間違いはないと思います。

脱帽です!

本当にこだわり抜いた商品って、このような商品を言うのだろうなと、感心させられました。

 

 

 

最後に

オーガニック化粧品と言えば、必ず名前の挙がる「HANA オーガニック」

その商品、ウェアルーUVを解析してみました。

基本的に、オーガニック系はあまり好まないのですが、この商品はすごいと思います。

ここまで徹底的に、こだわられた、こだわり抜かれた商品は、そう多くないでしょう。

オーガニック系が大好きな人には、もってこいの商品です。

まだ試したことのない方は、試してみてください。

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HANAオーガニックのウェアルーUV

 

HANAオーガニックの他の製品についても、記事を書かせてもらっています。化粧品選びの参考になれば、幸いです。

 

また、下地、日焼け止め系の商品についても書いています。こちらも参考になれば幸いです。

 

また、個人的なランキングページも作成していますので、よければ参考程度にどうぞ。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

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