あひるの化粧品と戯れる日記

化粧品開発者が化粧品やそれに関する知識、情報などを発信していくブログです。たまに無関係なことも書きます。

【ナチュラルサイエンス】ママ&キッズ UV ライトベール 使用感と成分分析

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どうも、あひるです。

ナチュラルサイエンス第4弾

今回は、ナチュラルサイエンスの「UVライトベール」について、紹介したいと思います。

 

 

 

 

UVライトベールのポイント!

  • 低刺激、子ども向けに開発された日焼け止め
  • 使用感はさっぱり、ベタベタはしない
  • 石鹸などで簡単に落とせる
  • 使いやすいポンプタイプ

 

 

赤ちゃんと紫外線

この時期、紫外線量はかなりのものです。

紫外線の多い時期、皆様は知っていますでしょうか?

こちらは、気象庁が出している、紫外線量のグラフになります。

2018年のデータです。

紫外線量 東京 2018年
紫外線量 大阪 2018年

東京と大阪を例にしています。

年間を通して、5月〜8月に紫外線が多いことがおわかりになると思います。

ちなみにですが、このデータは、2005年6月からデータを取っています。

2006年のデータを見てみると、

紫外線量 東京 2006年
紫外線量 大阪 2006年

10年程度で、紫外線料がやや増加していることも見て取れます。

ますます、紫外線ケアも重要になっています。

ここで勘違いしてほしくないのですが、

紫外線(光)は、適度に浴びる分には問題ありません。

むしろ、光(紫外線)に当たらないのは、よくありません。

先日、テレビドラマ「ラジエーションハウス」でも放送されていましたが、光(紫外線)は、骨の形成(ビタミンDの合成)などに関係してきます。光(紫外線)を浴びないのは、「くる病」という病気の発症にも繋がり、健康には全く良くはないのです。

昔は、食べ物があまりなく、光には当たるが、ビタミンDの元となる栄養素を補給できないがために、「くる病」の発症があったそうです。

ところが現在、紫外線に過敏になった親御さんが、光をこれでもか!ってぐらいシャットアウトするものですから、栄養は足りているのに、ビタミンDを合成できず、「くる病」になるケースがややみられるそうです。

実際、嫁さんの友達の子供も「くる病」と診断されたそうで・・・。

 

適度な紫外線(光)といのうは、本当に大事なのです!

その適度な紫外線を実現させるためにも、お外で遊ばせるのは必須。ただ何のケアもせず、光(紫外線)に当たるのは、よくはありません。肌の老化、皮膚ガンの恐れが後々、出てきてしまうからです。

そんな紫外線から、赤ちゃんのお肌を守ってくれるのが、ナチュラルサイエンスから出されている「UVライトべール」です。

 

 

 

ナチュラルサイエンス ママ&キッズ UVライトベール 使用感と成分分析

私がオススメしている、乳幼児向け紫外線ケアは、ナチュラルサイエンスさんが出している「UVライトベール」になります。

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赤ちゃん、幼児向けに開発された商品の一つです。紹介させてもらった他の商品同様、低刺激の紫外線ケア商品です。

 

ナチュラルサイエンス ママ&キッズ UVライトベールの使用感

スペックは、SPF23、PA++

日頃の紫外線ケアには問題ないスペックです。SPFやPAが高い=日焼け止めとして、優れている!ってわけでもありません。SPFやPAが高いと、紫外線を遮蔽する効果は、たかくなりますが、その分、落としにくくなったりなど、肌への残留性が懸念されます。乳幼児に対して、それはちょっと・・・って感じですよね。ですので、このくらいのスペックが丁度良いのです。

ポンプで吐出するタイプですので、緩めの乳液になります。使用感は軽めで、伸ばしやすい感触です。塗り拡げやすく、少ない量で、肌全体に塗ることができます。塗ったあとのベタつきは、一般的な乳液と同じ程度かと思います。子供からしてみても、ベトつくような嫌な使用感ではないので、大変ありがたいものだと思います。

匂いも特になく、匂いに敏感な子供でも使用できるかと思います。

 合わせて読みたい

紫外線のあれこれ 〜SPFとPA〜

 

 
ナチュラルサイエンス ママ&キッズ UVライトベールの成分分析
UVライトベールの全成分

水、BG、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、ジメチコン、グリセリン、イソステアリン酸イソステアリル、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン、ポリシリコーン-14、スクワラン、オリーブ果実油、キシリトール、水添レシチン、エーデルワイスエキス、ゲンチアナ根エキス、ビフィズス菌発酵エキス、ヒアルロン酸Na、プロリン、セリン、グリシン、アルギニン、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、コレステロール、セラミド2、ポリクオタニウム-51、トコフェロール、べヘニルアルコール、ベントナイト、グリチルリチン酸2K、キサンタンガム、カプリル酸グリセリル、リゾレシチン、ポリソルベート60、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、メタリン酸Na、フェノキシエタノール

BGは多価アルコールで保湿剤。

メトキシケイヒ酸エチルヘキシルは、紫外線吸収剤。

ジメチコンは、シリコーン成分で、感触改良剤。

グリセリンは、多価アルコールで保湿剤。

イソステアリン酸イソステアリルは、エステル油。

t-ブチルメトキシジベンゾイルメタンは、紫外線吸収剤。メトキシケイヒ酸エチルヘキシル同様、非常によく使用される成分です。

ポリシリコーン-14は、高分子ポリマーの一種です。

スクワランは、疑似皮脂成分で、化粧品でよく使用される成分ですね。

オリーブ果実油は、植物オイルの一種です。

キシリトールは、糖類で保湿剤です。

水添レシチンは、乳化剤、界面活性剤です。

ここまでが1%を超える成分かと思います。

全成分からわかることは、

  • アルコールフリー
  • 鉱物油フリー
  • パラベンフリー
  • 石油系活性剤フリー
  • 無香料、無着色

 

 

 

ナチュラルサイエンス ママ&キッズ UVライトベールのこだわり

この商品には、紫外線吸収剤が2種類配合されています。

  • メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
  • t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン

吸収剤=お肌に悪いもの

という認識が、一般的に広がりつつあると感じています。

確かに、吸収剤は、光(紫外線)を吸収し、別の成分へ変化、蓄えた光エネルギーを、別のエネルギー(熱など)に変えて、元の吸収剤へ戻るという成分です。

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ところが、成分によっては、別のエネルギーに変換できず、そのままになってしまうこともあります。(吸収剤A’のままになってしまうこと)

必ずそうなるわけではありません。この工程を繰り返すうちに、元に戻らなくなる可能性があるということです。携帯の電池なんかと似ています。ある程度使うと、電池の減りが早くなりますよね?そんなイメージです。もちろん、この2成分も例外ではありません。

しかし、この商品は、この2成分を単独で配合するのではなく、カプセル化して配合しているのです。製品の箱に記載されていたカプセルの説明です。

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吸収剤をカプセル内に配合することで、赤ちゃんの肌に直接触れないように、工夫がされているのです。

これにより、もし、吸収剤が元に戻らなくても、カプセル内にいるだけで、肌には触れませんから、赤ちゃんへの刺激などに繋がる可能性も少なくなるのです。

その他、保湿に気を配った、アミノ酸やセラミドを配合、紫外線ケアをしつつ、保湿ができるようにしています。

娘も毎日塗ってから、保育園に行かせていますが、今のところ、肌荒れなどはなく、肌の状態も、良い状態を保っています。

肌に残ったりして、肌トラブルの原因になる可能性も少ないと思います。

容器は、「ベビーミルキーローション」のものと同じです。中に空気が入らないような容器設計で、鮮度を保つかたちとなっています。

 

 

 

最後に

子供にとって、光は重要です。もちろん、大人もそうですね。

適度に光(紫外線)を浴びるには、お外で遊ばせつつ、紫外線ケアをすることです。

ただし、長時間はNGですよ!

日頃から、お外で遊ばれている子は、是非、この「UVライトベール」を塗って遊ばせてあげてください。もちろん、大人でも塗ることは可能ですし、効果はあります。皮膚が弱めの方にも、ピッタリな商品ではないでしょうか。

 

ナチュラルサイエンスの他の化粧品についても、書いています。化粧品選びの参考にしてみてください。

 

また、日焼け止めについては、他にも書いています。化粧品選びの参考になれば、幸いです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

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