あひるの化粧品と戯れる日記

化粧品開発者が化粧品やそれに関する知識、情報などを発信していくブログです。たまに無関係なことも書きます。

【ニュートロジーナ】インテンスリペア ボディエマルジョン 使用感と成分分析

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どうも、あひるです。

前回に引き続き、手荒れケア、ボディケア用コスメについて書いていこうと思います。

 

 

 

 

ニュートロジーナのポイント!
  • 乾燥が気になる人向け
  • 刺激的な成分はない
  • 抗炎症 ✕ 保湿に特化した商品

 

 

ニュートロジーナとは?

ニュートロジーナは、海外製のコスメになります。ジョンソン・エンド・ジョンソンから出されているブランドになります。

ジョンソン・エンド・ジョンソンは、製薬、医療向けに活動をされている企業でもありますね。そんな傍ら、化粧品も手がけられています。

ニュートロジーナは、極寒の地でもある、北欧、ノルウェーの人々に向けて、開発、販売されている商品だそうです。向こう(北欧)は、寒く乾燥していますからね。肌も荒れやすいかと思います。そんな方たちを思って作られた商品です。

 

ニュートロジーナのこだわり

グリセリンにこだわりがあるようなんですよね。純度99%の医療用として、使用されるグリセリンを使用して、商品を作っています。

では、通常、化粧品に使用されるグリセリンの純度っていくらかご存知でしょうか。

答えは、色々です・・・(笑)

製造されているメーカーによって、バラバラではありますね。ちなみに私は、99%グリセリンなので、ニュートロジーナが特別こだわっているんだ!とは、思わないです。

どのグリセリンを使用しようとも、対して影響はないかと思います。だって、グリセリンだけで化粧品を作っているわけではありませんからね。化粧品は複数の成分の組み合わせです。その組み合わせのトータルで良し悪しが決まるので、グリセリンだけが良くても仕方ない感じはありますね。ニュートロジーナは、商品としても良い+グリセリンにもこだわりました!ってことです。

 

 

 

ニュートロジーナ インテンスリペア ボディエマルジョン 使用感と成分分析

ニュートロジーナ インテンスリペア ボディエマルジョン

引用:https://www.neutrogena.jp/body/product-lines/intense/body_emulsion

 

ニュートロジーナ インテンスリペア ボディエマルジョンの使用感

きれいな、ツヤのあるクリームです。適度な粘度がありますので、垂れたりといった心配はありません。伸びもよく、少量で多くの面積をカバー、保湿できるかと思います。塗った後の使用感は、サラサラ保湿。前回書かせてもらった「【アトピスマイル】クリーム 使用感と成分分析」よりは、少ししっとりしている感じがありますね。ボディ用ですからね、あまりにベトベトしても気持ち悪いです(笑)このくらいのしっとり感が丁度よろしいかと思います。

匂いはありませんので、その辺りは気にしなくてOK。

ニュートロジーナ インテンスリペア ボディエマルジョン 使用感
ニュートロジーナ インテンスリペア ボディエマルジョン 塗り拡げ

 

 

ニュートロジーナ インテンスリペア ボディエマルジョンの成分分析 
ボディエマルジョンの全成分

水、グリセリン、ミネラルオイル、パルミチン酸イソプロピル、ワセリン、ジメチコン、ステアリルアルコール、ステアリン酸グリセリル、ステアリン酸PEG-100、パルミチン酸、ステアリン酸、フェノキシエタノール、エチルヘキシルグリセリン、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー 、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、水酸化Na、パンテノール、アラントイン、EDTA-2Na

グリセリンは、多価アルコールの保湿成分。肌の上にも存在する、極めて安全な成分でもあります。一部、グリセリンがダメな人もいるみたいですが、基本的には、低刺激な成分です。多価アルコールについては、「【化粧品の基礎知識】多価アルコールの特徴と役割」という記事で書いています。

ミネラルオイルワセリンは、鉱物油とも呼ばれ、昨今ではすっかり嫌われている成分の一つではないでしょうか。ですが、光、熱などによる影響を受けない、ものすごく安定な成分です。刺激性もほとんどなく、安心な成分でもあります。鉱物油については、「【化粧品の基礎知識】炭化水素油、鉱物油の特徴と役割」という記事で書いています。

パルミチン酸イソプロピルは、エステルオイルです。

ジメチコンは、シリコーン成分、感触改良ですね。シリコーンについては、「【化粧品の基礎知識】シリコーンの特徴と役割」という記事で書いています。

1%を超えるのは、この辺りまででしょうか。

ステアリルアルコールは、高級アルコール。

ステアリン酸グリセリル、ステアリン酸PEG-100は、界面活性剤。

パルミチン酸、ステアリン酸は、脂肪酸の一種ですね。

あとは、抗炎症成分のアラントイン、パンテノールが、配合されていますね。公式HPに、超乾燥肌用と書かれてましたので、当然の成分ではないでしょうか。

すごくシンプルな中身、成分ですよね。余計な成分が入っていないのは、大変良いことです。何度か言っているかと思いますが、成分数が増えると刺激の懸念があるので、乾燥肌や敏感肌の方用のコスメは、成分数が少ない方が良いんですよね。昨今、植物エキスを複数配合したコスメが多数ですからね。そういったコスメは、肌が弱い人は避けるべきかと思います。化粧品とアレルギーに関しては、「【化粧品のウソ、ホント】オーガニック(天然)化粧品が良いと言うけれど?」という記事で書いています。

 

ニュートロジーナ インテンスリペア ボディエマルジョンのフリー項目
  • エタノール
  • 香料、着色料

 

 
ニュートロジーナ インテンスリペア ボディエマルジョンの評価
  • アットコスメ:5.4/7.0 580件
  • LIPS:4.7/5.0 54件

※上記評価は、ブログ執筆時のものです。

良い評価
  • カサカサが一気に潤う
  • 乾燥敏感でも使用できる
  • ポンプ式が使いやすい
  • 肌なじみが本当に良い
悪い評価
  • 量が少なくなると、ポンプから出てこない

ポンプから出てこないってのは、設計ミスなような気がします。トリートメントとかでもよくあるかと思いますが。難しいところではありますね。使い勝手を優先するか、中身がきちんと出るのを優先するか。

ポンプタイプですと、使い勝手が良いですよね?片手ワンプッシュで、OKですから。

一方で、チューブとかだと、両手が必要ですし、パパっとはできない感じ。

難しいです。解決する方法はなくはないですが、結局容器コストが上がったりしますからね。一概になんとも言えない部分ではあります。

 

 

 

どんな人にオススメ?

  • 乾燥肌、敏感肌の方

上記に尽きますね。成分はシンプル、余計な成分が一切配合されていないですし、主成分も刺激となりそうな成分がないので。手荒れ、肌荒れの方には、良い商品かと思います。手荒れについては、「【高機能は不要!】手荒れを改善するのは、日頃の〇〇です!」という記事でも書いています。 

ちなみに、ボディエマルジョン、本商品は赤色ですが、青色もあります。全成分はほぼ同じ、アラントイン、パンテノールがない中身になっています。個人的には、赤色、アラントイン、パンテノールが配合されている方をオススメします。

 

 

 

 

 

最後に

ニュートロジーナ インテンスリペア ボディエマルジョンについて、解説してみました。

シンプル イズ ザ ベストを体現した商品かと思います。

 

クリーム系の商品に関して、他にも記事を書いています。化粧品選びの参考になれば、幸いです。

【アクセーヌ】モイストバランスジェル 使用感と成分分析

【Arouge(アルージェ)】エッセンス ミルキークリーム 使用感と成分分析

【ETVOS】モイスチャライジングクリーム 使用感と成分分析

【ヒフミド】エッセンスクリーム<保湿クリーム> 使用感と成分分析

【ミルポッシェ】オーガニクス オールインワンゲルクリーム 使用感と成分分析

【アトピスマイル】クリーム 使用感と成分分析

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

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