どうも、あひるです。
今回は、Aesop から出されているマンダリンクリームについて、書いていこうと思います。なかなかに人気のブランドです。ぜひ、最後までお付き合いください。
- 使用感の軽い、柑橘系の良い香りがするクリーム
- Aesop=天然コスメ、ということではない
Aesop(イソップ)とは?
Aesopは、1987年のメルボルン(オーストラリア)で生まれたコスメブランドです。元々は、ヘアケアを中心に展開されていました。30年もブランドが続いて、なおかつ売れていることを考えると、すごいことだなと思います。
Aesopをナチュラルコスメ、オーガニックコスメとして、認識されている方が結構多いように思いますが、意外とそうではありません。
イソップの製品開発は、市場動向に左右されることはない。最上級の品質を追求することがすべて。肝心なのは、誠実さと信念を持って最善をつくすことだという。また「ナチュラル」「オーガニック」という言葉は、製品説明において決して用いらない。これらの響きが呼び起こすイメージを利用することを避けるためだ。イソップでは、サイエンスのチカラも大切にしており、躊躇せず新しいテクノロジーも取り入れる。ラボで作られた優秀な成分と、優れた植物由来成分を厳選してブレンドすることが、美しい肌の維持に不可欠だと解釈しているのである。
このように書かれているように、ナチュラル、オーガニックにこだわらないみたいですね。また、サイエンス、科学のチカラも大切にしているようですので、単にナチュラルコスメと、一括にするのは、違いますよね。商品を色々見ていると、ほぼほぼ天然成分だらけという商品もありますけどね。
容器はビンを採用されており、環境への配慮が伺えます。
容器がビンであったり、ナチュラルにこだわらないコンセプトであったりと、Nオーガニックに似ているところがありますね。むしろ、Nオーガニックが、Aesopを参考に作られたような気がしなくもないですね。
Aesop マンダリン フェイシャル ハイドレーティング クリーム 使用感と成分分析
出典:https://www.aesop.com/jp/p/skin/skin-care-gifts/mandarin-facial-hydrating-cream/
Aesop マンダリン フェイシャル ハイドレーティング クリームの使用感
やや黄色みがかったクリームです。
かなり感触の軽い、柔らかめのクリームであり、伸びも良い。柔らかいですが、垂れまくるってことはないです。
肌馴染みも、クリームにしては良好で、ベタつきも感じられません。サッパリ系のクリームで、夏場、春、秋でも、これで十分かもしれませんね。冬場や、乾燥肌の方は、ちょっと物足りないかも・・・。
柑橘系、オレンジの良い香りがします。個人的には、かなり好きな匂いですね。
Aesop マンダリン フェイシャル ハイドレーティング クリームの成分分析
水、(カプリル酸/カプリン酸)ヤシアルキル、グリセリン、セテアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ステアリン酸ポリグリセリル-3、ヘーゼルナッツ種子油、カニナバラ種子エキス、レモン果皮油、クエン酸ステアリン酸グリセリル、キャンデリラロウ、異性化糖、ヒドロキシアセトフェノン、ゴマ油、ハマメリス水、ヒマワリ種子ロウ、トコフェロール、オオベニミカン果皮油、シリカ、結晶セルロース、ダイズ油、キサンタンガム、カプリン酸グリセリル、ベンジルアルコール、デヒドロ酢酸Na、コムギ胚芽油、マンダリンオレンジ果皮油、グルコン酸Na、クエン酸Na、クエン酸、セルロースガム、パルミチン酸アスコルビル、ヒマワリ種子油、安息香酸、β-カロチン、ニンジン根エキス
(カプリル酸/カプリン酸)ヤシアルキルは、非常に軽い感触のエステルオイルです。昨今、シリコーンオイルの代替成分として、見かけますね。今後も見かける機会が増えていくことが予想されます。ちなみに、自然由来成分です。
グリセリンは、多価アルコールで保湿成分。
セテアリルアルコール、べヘニルアルコールは、高級アルコールの一種。粘度調整成分と配合されています。
ステアリン酸ポリグリセリル-3は、乳化剤。
ヘーゼルナッツ種子油は、植物オイルの一種です。酸化安定性は、良好な部類です。マカデミア種子油と似た脂肪酸組成であり、ヒトにも近い脂肪酸組成であることから、肌馴染みは良好です。ナッツオイルなので、アレルギーが気になるところ・・・。一応調べた限りでは、ナッツオイルの連用で、アレルギー反応を起こした人は、見られない、となっていますが、もし、ナッツアレルギーをお持ちの方は、気をつけておくに越したことはないかと。
ここまでが、1%を超える成分かと思います。
使用されている成分のほとんどが、天然由来成分となっていますが、上述したように、イソップは、天然やオーガニックなどにこだわらないスタンスです。クリームが天然コスメ、ナチュラルコスメだからといって、他の製品がそうとは限らないので、お間違いなきよう。
Aesop マンダリン フェイシャル ハイドレーティング クリームのフリー項目
- パラベン
- フェノキシエタノール
- シリコーン
- エタノール
- 着色料、香料
よく見ると、防腐剤フリーコスメですね。防腐剤は配合されていませんが、カプリン酸グリセリルという、抗菌性に優れた多価アルコールが配合され、抗菌性が担保されています。また、精油にも、抗菌性がありますので、それらの相乗効果で、防腐剤フリーを実現されているものだと思います。
Aesop マンダリン フェイシャル ハイドレーティング クリームの評価
- アットコスメ:5.3/7.0 80件
- LIPS:3.6/5.0 6件
※上記評価は、2021年5月のものです。
- ベタッとせずに塗れる、丁度良い塗り心地
- 柑橘系の香りがとても心地よい
- 軽いつけ心地でベタつかない、夏場にはもってこい
- 乾燥の方には物足りないかも
どんな人にオススメ?
- 普通肌〜脂性肌の方
- ベタつかないクリームをお探しの方
- 柑橘系の心地よい香りのクリームをお探しの方
最後に
Aesop マンダリン クリームについて、解説してみました。クリームなのに、ベタつかず、サラッとしている使用感。冬場はやや物足りなさを感じるかもしれませんが、夏場などには最適なクリームかと思います。何より、柑橘系の香りが癒やされます。
クリームに関して、他にも記事にしています。良ければ、化粧品選びの参考になれば幸いです。
また、個人的なランキングページも作成しています。参考程度にどうぞ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。