どうも、化粧品開発者のあひるです。
新型コロナウイルスの広がりがやばいですね。SARSを超えてるし、死者は拡大の一途。でも、致死率が高くないので、楽観視している人は多そうです。
ですが、皆さん。マスク、うがい、手洗い忘れずに!!
ウイルスについては、「【食品から学ぼう!】微生物の恐ろしさと化粧品」と、「【乾燥は肌の大敵!】肌に優しい湿度の作り方」という記事で書いています。今だからこそ、きちんと対策をしておきましょうね。
今回は、アミノメイソンのシャンプーについてです。以前にもアミノメイソンについて書きましたが、別の、使用感違いの商品になります。違いなども説明していますので、是非読んでいってください。
トリートメントについては、「【アミノメイソン】モイスト ミルククリーム トリートメント 使用感と成分分析」という記事で書いています。
- アミノ酸系 ✕ ベタイン系の活性剤がメインのシャンプー
- 泡立ち良好
- 毛髪補修成分が配合されている
アミノメイソンとは?
アミノメイソンについては、「【アミノメイソン】スムース シャンプー 使用感と成分分析」という記事で以前書いていますので、良ければ読んでみてください。
アミノメイソン モイスト ホイップクリームシャンプー 使用感と成分分析
引用:http://www.aminomason.jp/products/
アミノメイソン モイスト ホイップクリームシャンプーの使用感
無色透明な液体です。粘度は、低めのシャンプーで、泡立ちはかなり良好です。泡立てるとモコモコと泡立つ感じがとても良いですね。
洗っている最中も、泡切れなんてありませんし、髪が絡まったり、キシキシしたりすることもありません。
洗い流しは、泡切れも良好で、いつまでも、泡が残っているなんてことはありませんでした。サラッと流れていく感じです。
使用感はかなり良好な感じでした。
毛髪に関しては、「【毛髪の基礎知識】毛髪の基本と構造、毛髪補修成分まとめ」という記事で書いています。良ければ参考にしてください。
アミノメイソン モイスト ホイップクリームシャンプーの成分分析
水、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、グリセリン、ハチミツ、加水分解カゼイン、加水分解乳タンパク、ヨーグルト液(牛乳)、アーモンド油、アルガニアスピノサ核油、マンゴー種子油、アボカド油、オレンジ油、カキタンニン、加水分解チェリモヤ果実エキス、加水分解マンゴスチン果実エキス、加水分解マンゴー液汁エキス、ウメ果実エキス、シルク、加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解コンキオリン、タウリン、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、ヒドロキシプロリン、アセチルヒドロキシプロリン、リシンHCl、乳酸Na、乳酸、ケラチン(羊毛)、グルタミン酸、ロイシン、ヒスチジンHCl、セリン、バリン、アスパラギン酸Na、トレオニン、アラニン、イソロイシン、アラントイン、シスチン、フェニルアラニン、クオタニウム-18、アルギニン、プロリン、ベヘントリモニウムクロリド、チロシン、γ-ドコサラクトン、イノシン酸2Na、グアニル酸2Na、ヒアルロン酸Na、ダイズステロール、白金、グリシン、フィチン酸、酸化銀、クエン酸Na、PPG-7、ラウリルグルコシド、プロパンジオール、クエン酸、塩化Na、ポリクオタニウム-10、安息香酸Na、EDTA-2Na、BG、フェノキシエタノール、香料
お気づきの方も多いかもしれません。同じブランドのアミノメイソン スムースシャンプーと、全成分の上位4つは同じです。順番も含めてね。ですが、次がグリセリンですので、しっとり具合が変化するよう作られています。
名前の通り、しっとり系シャンプーが良いなら、モイストタイプをチョイスする方が良いかと思います。
ラウロイルメチルアラニンNaは、アミノ酸系のアニオン活性剤。
コカミドプロピルベタインは、ベタイン系の両性活性剤。
コカミドメチルMEAは、ノニオン性活性剤です。
界面活性剤の種類については、「【化粧品の基礎知識】界面活性剤の種類、特徴と役割」という記事で書いています。種類がわからないって方は読んでもらえると幸いです。
グリセリンは、多価アルコールの保湿剤ですね。
グリセリンまでが、1%を超える成分かと思います。
さっぱりした泡立ちですが、グリセリンを配合することで、しっとりめに仕上げています。刺激性の強い成分も見当たらないですね。
その他、植物オイル、天然保湿因子のアミノ酸、植物エキスなどが配合されています。
ジラウロイルグルタミン酸Naは、毛髪補修作用もある、アニオン活性剤です。肌に対しても、大変マイルドで低刺激な成分です。原価はたかいんですけどね(笑)
γ-ドコサラクトンも毛髪補修作用があります。面白いのは、ドライヤーなどの熱をかけることで、毛髪に吸着するという点です。ですので、お風呂上がりには、必ずドライヤーで熱を適度に加えることをオススメします。もちろん、熱をかけなくても吸着しますが、熱があった方が良いそうです。
アミノメイソン モイスト ホイップクリームシャンプーのフリー項目
- エタノール
- シリコーン
- 鉱物油
- サルフェート(硫酸)系
といったところでしょうか。
匂いは、香料で賦香しています。ローズの系の香りです。香料ですが、匂いがきついみたいな感じはない全くなく、優しい香りでした。やはり香料の方が、匂いは良いですよね。精油には、精油の良い点はあるんですけどね。精油や香料については、「【化粧品の基礎知識】精油と香料の違い」という記事で書いています。
アミノメイソン モイスト ホイップクリームシャンプーの評価
- アットコスメ:5.3/7.0 2487件
- LIPS:4.2/5.0 145件
※上記評価は、ブログ執筆時のものです。
評価数多いですね(笑)それだけ人気、知名度があるってことでしょうか。
- 本当にホイップクリームのような泡ができる
- 悩んでいたフケが改善された
- 髪がサラサラになる
- 髪がギシギシ、キシキシする
- 髪が抜ける
キシキシする人も中にはいるかも知れませんね。でも、この中身でキシキシするって、どれだけ髪が傷んでいるのか?はたまた、どれだけ、サラサラ成分てんこ盛りの商品を使ってんだ?って思ってしまう部分もありますね。別にアミノメイソンの商品を擁護するつもりはないですけど、中身、成分的には、十分なものなので、これで痛みが改善されないのは、少し痛み過ぎなんじゃ・・・?って感じです。
どんな人にオススメ?
- 髪が傷んでいる方
- 泡立ち良好なシャンプーをお探しの方
アミノ酸系とベタイン系なので、刺激はあまりないかと思います。毛髪補修成分が配合されているのは、やはり嬉しいポイントではあります。洗い流しますが、ある程度は髪に残る成分なので、ありがたい限りです。
最後に
アミノメイソン モイスト ホイップクリームシャンプーについて、解説してみました。
泡立ち良好でありながら、しっとり潤うタイプのシャンプーです。全体的な評価も良く、一度は使ってみてほしいシャンプーです。男性なら、シャンプーだけで全然事足りると思います。
シャンプーについては、他にも記事を書いています。良ければ読んでみてください。
「【知らなきゃ損!】凛恋 シャンプー&トリートメント 使用感と成分分析」
「【オーガニックヘアケア】ザ パブリック オーガニック「スーパーリフレッシュ」 使用感と成分分析」
「【やっぱり良かった!】ザ パブリックオーガニック スーパーポジティブ 使用感と成分分析」
「【騙されないでね】and and シャンプー&トリートメント 成分分析」
「【HairRepro】薬用スカルプシャンプー(Oily)&薬用スカルプキープ 使用感と成分分析」
「【エイトザタラソ】クレンジングリペア&モイスト美容液シャンプー 使用感と成分分析」
「【アミノメイソン】スムース シャンプー 使用感と成分分析」
「【ナチュラルサイエンス】ママ&キッズ オリゴモイストシャンプー 使用感と成分分析」
「【&honey】メルティ モイストリペア シャンプー&トリートメント 使用感と成分分析」
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。