あひるの化粧品と戯れる日記

化粧品開発者が化粧品やそれに関する知識、情報などを発信していくブログです。たまに無関係なことも書きます。

【SK-Ⅱ】R.N.Aパワー ラディカルニューエイジ&ステムパワー リッチ クリーム 使用感と成分分析

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どうも、あひるです。

高級化粧品に分類されてるSK-IIシリーズ。複数商品が展開されていますね。その中でも、使用感の良かった2品について、書いていこうかと思います。

 

 

 

 

SK-Ⅱのポイント!
  • ピテラ™(ガラクトミセス培養液) が配合された乳液とクリーム
  • 保湿力は、申し分なしのエイジングケアコスメ
  • 全成分が似通っており、両方購入する必要は特になし

 

 

SK-Ⅱとは?

高級化粧品ブランド、SK−Ⅱ。

「すべての女性に美しい素肌を」

というコンセプトの元、1970年代に誕生したブランドです。歴史はかなり長く、昨今まで、様々な女性に愛されてきたブランドだと思います。

SK−Ⅱと言えば、ピテラ™。ガラクトミセス培養液を多く配合、ウリの一つにされていますね。

 

 

 

SK-Ⅱ R.N.Aパワー ラディカルニューエイジ 使用感と成分分析

SK-Ⅱ R.N.Aパワー ラディカルニューエイジ

出典:https://www.sk-ii.jp/product/moisturising-cream/rna-power-radical-new-age

 

SK-Ⅱ R.N.Aパワー ラディカルニューエイジの使用感

かなり緩いクリームですね。クリームと言うよりは、乳液です。メーカーも乳液として売り出していますが、容器がジャーという特徴があります。乳液って粘度が低いので、ジャーではなく、ポンプボトルとか、そういう系で販売されることが多いのですが、SK-IIは意図的に変えてきているんでしょうね。

伸びはよく、少量で広範囲を塗り拡げられます。ピテラ™独特の匂いは、香料によって上手に調和されています。塗り終わると、サラサラ感があり、保湿されています。結構サラサラするので、少しシリコーンが多く配合されているのかなと言った感じです。

程良い保湿感で、夏場でも全然使用できると思います。冬場でも問題ないかなとは思います。保湿感が足りないって方は、重ね塗りか、別のアイテムで保湿するのが良いですね。

余談ですが、スパチュラが付属しています。スパチュラを使用するのは、面倒かと思いますが、使った方が良いです。その方が衛生的ですからね。

SK-Ⅱ R.N.Aパワー ラディカルニューエイジ 使用感
SK-Ⅱ R.N.Aパワー ラディカルニューエイジ 塗り拡げ

 

SK-Ⅱ R.N.Aパワー ラディカルニューエイジの成分分析
ラディカルニューエイジの全成分

水、グリセリン、ガラクトミセス培養液(ギュウニュウ)、イソヘキサデカン、ナイアシンアミド、イソステアリン酸イソプロピル、BG、シア脂、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ペンチレングリコール、ジメチコン、ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)、(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー、ステアリルアルコール、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、セタノール、ベヘニルアルコール、パンテノール、酢酸トコフェロール、ベンジルアルコール、ジメチコノール、セテアリルアルコール、セテアリルグルコシド、メチルパラベン、ステアリン酸PEG-100、ポリメチルシルセスキオキサン、ポリソルベート80、ステアリン酸、EDTA-2Na、プロピルパラベン、オリーブ油PEG-7カルボン酸Na、エチルパラベン、オレイン酸ソルビタン、クロレラエキス、ステアリン酸PEG-100、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、水酸化Na、香料、エゾウコギ根エキス、加水分解ダイズタンパク、アーチチョーク葉エキス、ポリクオタニウム-7、加水分解酵母タンパク、パルミトイルペンタペプチド-4、メチルシラノールトリ(ヤシ脂肪酸PEG-8グリセリル)、メチコン

グリセリンは、多価アルコールで保湿剤。人の皮膚にも存在する低刺激な成分です。

ガラクトミセス培養液は、ピテラ™と呼ばれる成分です。 ガラクトミセスという酵母菌(正確には、カシワヤマ株という菌株です)で、発酵させた培養液のことです。培養液中に菌はいませんので、勘違いなさらず。抗炎症や、小じわに対して効果がある成分です。

イソヘキサデカンは、炭化水素油です。熱や光に対して安定な成分です。軽い感触がありますね。

ナイアシンアミドは、ビタミンB3とも呼ばれますね。2018年には、医薬部外品のシワ改善有効成分として、認証されています。※本商品は、部外品ではないので、シワ改善などの効果効能は謳えません。ナイアシンアミドは、セラミドの産生促進、それに伴う、保湿力、保水力のアップが見込める成分となっています。驚きなのは、ナイアシンアミドが、1%を超えて配合されていることです。まぁまぁ配合されてますよね。ここまで配合されているのは、SK-IIくらいかなと思います。

イソステアリン酸プロピルは、エステル油。

シア脂は、シアバターと呼ばれる成分で、人肌で溶けるペースト状の植物オイルです。昨今とても人気があり、様々な製品に配合されています。

トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルは、エステル油。植物由来成分ですので、見る機会が増えてきている感じです。

ペンチレングリコールは、多価アルコールの保湿成分です。

ジメチコンは、シリコーン成分で、クリームに配合されると、滑り性を向上させる役割などがあります。

ここまでが1%を超える成分かなーと思います。ちょっと成分数多いし、エキスまでの成分数が多すぎるので、もしかしたら、間違っているかもですが、だいたいこの辺りかと思います。

 

SK-Ⅱ R.N.Aパワー ラディカルニューエイジのフリー項目
  • エタノール
  • 着色料

 

SK-Ⅱ R.N.Aパワー ラディカルニューエイジの評価
  • アットコスメ:5.1/7.0 2,171件
  • LIPS:4.6/5.0 207件

※上記評価は、2021年5月のものです。

良い評価
  • しっとり潤い、朝起きたときまで、潤いが持続している
  • 肌がふっくら、みずみずしくなる
  • いろんな肌は悩みがピタリと止まった化粧品
  • 毛穴悩みが解消した
悪い評価
  • 肌に合っていないのか、若干痒くなった

 

 

 

SK-Ⅱ ステムパワー リッチクリーム 使用感と成分分析

SK-Ⅱ ステムパワー リッチクリーム

出典:https://www.sk-ii.jp/product/moisturising-cream/stempower-rich-cream

 

SK-Ⅱ ステムパワー リッチクリームの使用感

ラディカルニューエイジよりは、固めですが、一般的なクリームに比べると、柔らかい部類に入るかと思います。

保湿力は、ラディカルニューエイジよりは高く、しっとり保湿してくれます。しっとりしつつも、塗り拡げてしまえば、サラッとしています。ラディカルニューエイジよりは、さらっと感がなく、その分、しっとりしているなって印象です。匂いは、ラディカルニューエイジと同等です。

SK-Ⅱ ステムパワー リッチクリーム 使用感
SK-Ⅱ ステムパワー リッチクリーム 塗り拡げ

 

SK-Ⅱ ステムパワー リッチクリームの成分分析
リッチクリームの全成分

水、グリセリン、ガラクトミセス培養液(ギュウニュウ)、ナイアシンアミド、ワセリン、イソステアリン酸イソプロピル、イソヘキサデカン、BG、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、ペンチレングリコール、ジメチコン、ステアリルアルコール、ポリアクリルアミド、セタノール、(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー、ベヘニルアルコール、(C13,14)イソパラフィン、パンテノール、酢酸トコフェロール、ベンジルアルコール、ポリメチルシルセスキオキサン、ジメチコノール、セテアリルアルコール、セテアリルグルコシド、ラウレス-7、メチルパラベン、ステアリン酸PEG-100、ステアリン酸、EDTA-2Na、プロピルパラベン、オリーブ油PEG-7カルボン酸Na、エチルパラベン、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、水酸化Na、香料、エゾウコギ根エキス、アーチチョーク葉エキス、ポリクオタニウム-7、ポリアクリル酸アンモニウム、メチルシラノールトリ(ヤシ脂肪酸PEG-8グリセリル)、メチコン

ラディカルニューエイジで説明した成分は、省きます。

ワセリンは、炭化水素油で、ペースト状のオイル成分です。お嫌いな方、一定数いるかと思いますが、肌には、全く悪くないので、安心してください。というか、皮膚科へ行けば、ワセリンが処方されることもありますので、本当に刺激とかはない成分です。

イソステアリン酸イソプロピルは、エステル油。

ジメチコンか、ステアリルアルコールまでが、1%を超える成分かと思います。

ステアリルアルコールは、高級アルコールの一種です。常温固体で、乳化を助ける作用や、増粘作用があります。

なんか、ラディカルニューエイジと、全成分似てませんか?どれくらい似ているかは、もう少し先でお話したいと思います。

 

SK-Ⅱ ステムパワー リッチクリームのフリー項目
  • エタノール
  • 着色料

 

SK-Ⅱ ステムパワー リッチクリームの評価
  • アットコスメ:4.9/7.0 188件
  • LIPS:3.9/5.0 9件

※上記評価は、2021年5月のものです。

良い評価
  • しっかり保湿してくれる、冬場でも乾燥知らず
  • 使い続けているうちに、毛穴が目立たなくなった
  • 翌朝の肌トーンが上がり、化粧ノリもよくなる
悪い評価
  • 劇的な変化は感じなかった
  • イマイチ効果がわからなかった

 

 

 

R.N.Aパワー ラディカルニューエイジとステムパワー リッチ クリーム どっちが良いの?

さて、ニューエイジとリッチクリーム、全成分が似てますよね。

改めて、見比べてみましょう。

ラディカルニューエイジの全成分

水、グリセリン、ガラクトミセス培養液(ギュウニュウ)、イソヘキサデカン、ナイアシンアミドイソステアリン酸イソプロピル、BG、シア脂、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ペンチレングリコール、ジメチコン、ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)、(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマーステアリルアルコール、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、セタノール、ベヘニルアルコールパンテノール、酢酸トコフェロール、ベンジルアルコールジメチコノール、セテアリルアルコール、セテアリルグルコシドメチルパラベンステアリン酸PEG-100、ポリメチルシルセスキオキサン、ポリソルベート80、ステアリン酸、EDTA-2Na、プロピルパラベン、オリーブ油PEG-7カルボン酸Na、エチルパラベン、オレイン酸ソルビタン、クロレラエキス、ステアリン酸PEG-100ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、水酸化Na、香料、エゾウコギ根エキス、加水分解ダイズタンパク、アーチチョーク葉エキス、ポリクオタニウム-7、加水分解酵母タンパク、パルミトイルペンタペプチド-4、メチルシラノールトリ(ヤシ脂肪酸PEG-8グリセリル)、メチコン

リッチクリームの全成分

水、グリセリン、ガラクトミセス培養液(ギュウニュウ)ナイアシンアミド、ワセリン、イソステアリン酸イソプロピル、イソヘキサデカン、BG、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ペンチレングリコール、ジメチコンステアリルアルコール、ポリアクリルアミド、セタノール、(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー、ベヘニルアルコール、(C13,14)イソパラフィン、パンテノール、酢酸トコフェロール、ベンジルアルコール、ポリメチルシルセスキオキサン、ジメチコノールセテアリルアルコール、セテアリルグルコシド、ラウレス-7、メチルパラベンステアリン酸PEG-100ステアリン酸、EDTA-2Na、プロピルパラベン、オリーブ油PEG-7カルボン酸Na、エチルパラベン、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、水酸化Na、香料、エゾウコギ根エキス、アーチチョーク葉エキス、ポリクオタニウム-7、ポリアクリル酸アンモニウム、メチルシラノールトリ(ヤシ脂肪酸PEG-8グリセリル)、メチコン

最初から3番目までは、同じですね(赤文字)。それ以降の成分でも、同じものが多数存在します(青文字)。

まぁ、同じ会社さんから出されている商品ですので、似たりよったりになることはよくあることです。

公式ホームページを見てみると、両製品とも、

  • ハリを与える
  • エイジングケア
  • キメを整える

となっています。

剤形の違い、乳液か、クリームか、細かく言うと、粘度が違うくらいでしょうか。

では、どちらが良いのでしょうか?

正直、どちらも良い製品、商品です。使い心地も良いですからね。

完全に個人的な意見ですが、R.N.Aパワー ラディカルニューエイジの方が、好みでした。本当に、好みの問題です。クリーム系が良いか、乳液系が良いのか。その点に尽きるかと思います。

また、同じ容量で比べた場合、ニューエイジの方が、お安いです。それらを踏まえると、ニューエイジの方が良いかなと思います。

あとは、乾燥肌とか、しっとり系がお好きって方は、ステムパワー リッチクリームの方が、保湿感は強いので、クリームの方が良いかもしれません。

正直、両方買う必要は全く無いかと思います。

 

 

 

どんな人にオススメ?

  • 毛穴に悩んでいる方
  • 肌のハリ感が気になっている方

ピテラ™ ✕ ナイアシンアミドの化粧品。肌荒れ、エイジングケア悩みに合った化粧品かと思います。

 

結構お安く買えます↓

 

 

 

最後に

SK-II R.N.Aパワー ラディカルニューエイジと、ステムパワー リッチクリームについて、書いていました。

使用感はよく、ベタつきとかもあまり感じず、しっかり保湿してくれる商品だと思います。

 

他にも、乳液、クリームについて、書いていますので、良ければ、化粧品選びの参考にしてみてください。

 

また、剤形別に、個人的ランキングページも作成しました。参考までにどうぞ。

個人的ランキングページ

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

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